〈Light In The Attic〉とLaurie Anderson、LOU REED ARCHIVEが組んだ発掘ワーク。グラミー賞にノミネートされた『Words & Music, May 1965』に続く、シリーズの第2弾。Lou Reedが、プライベート的に制作、リリースした2007年の最後のソロ・アルバム。意識に作用するような素晴らしい音楽。ブラック・バイナル・エディション。
デビュー前の素晴らしい音源の発掘に続くLou Reed Archiveは、ぐっと時代を戻し、晩年の作品。Sounds Trueといういわゆるニューエイジ/メディテーショナルな音楽の専門レーベルからリリースした当時継投していた太極拳やメディテーションのための音楽「Hudson River Wind Meditations」。 「瞑想、太極拳、ボディーワークの補助として、また生活のバックグラウンドで流す音楽として、日常の不協和音を予測不可能な新しい秩序ある音に置き換えるために。先入観から解き放たれた新しい音。...そのうちに、この音楽を聴いた友人たちが、コピーを作ってくれないかと頼んできた。その後、私は同じ意図でさらに2つの作品を書いた:身体、心、精神をリラックスさせ、瞑想を促進するために。"という本人談が残っいます。長年のパートナーシップのプロデューサーHal Willnerとの制作、電子音楽、持続音の振幅、波長の干渉の変化の作用を探索した音で、ニューエイジ、ドローン、実験音楽好きにも好評を得ている作品。意識の波長を調整する類いの音楽。音質に配慮した2LP、見開きスリーヴ、スリーヴの写真同様に、ルーリードによる未公開のフォト、パートナー、ローリー・アンダーソンへのQ&Aなどインタビューやエッセイなどで構成された20pのブックレット。バイナルのカラーは、3種。お値段はりますがLight In The Attic渾身の仕事。ストックしています。 (サイトウ)
〈NUMERO GROUP〉の素晴らしいコンピレーションのひとつ、ルイス・ウェイン・ムーディー・ピクチャーズという架空の映画会社による、ノワール映画の未発表OST音源集シリーズの第二弾! 今回は、1966年作、兄妹の逃避行を描く『The Move In The Night』という作品をイメージ。
ルイス・ウェイン・ムーディー・ピクチャーズの保管庫で、58年後に発見された未発売のサウンドトラック。悲痛なギター、物悲しいサーフ・ミュージック、呪われたようなヒスノイズ、カントリー、サイケ・ロカビリーなど、廃退的でノワールな世界観が表現されています。トレモロを効かせたギターが憂鬱でドリーミーな Branko Matajaによる「Tuzna Je Nedelija」(sample_1)、The Infernosの「Restless Tides」(sample_2)。2000年にリリースされたインディ・ティーンエイジ・バンド、X-Cetraの音源がヴァイナルとしてプレスされるのは初ではないでしょうか(2019年に発掘&データリリースのみ)。「Wasn't There」(sample_3)、この曲に着地させるための壮大な設定作りにも感じられます。NUMEROの美意識が集約された素晴らしい一枚。推薦 (AYAM)
JOSEPH SHABASONやCV&JABなどセンス溢れる作品でも信頼厚い〈SEANCE CENTRE〉倉庫の奥に眠っていた7インチを少量譲り受けました!ペンシルバニア州ジョンズタウンのマイナーレーベルから1962年にリリース、現在はDISCOGSを始め中古市場で高額取引されているレア7インチ。SHEWRY STAMPER AND THE VIRGINIANSなるアーティストの唯一作品。THE BEATLESによるカバーでもお馴染みのロカビリーを、純なガールズボーカルでカバーした「Kansas City」(sample1)と、ダウナーなガレージバラード「I'm Leaving」(sample2)をカップリング。*古いプレスによるわずかな表面ノイズがございます。予めご了承ください。 (Akie)
African head Charge、彼らの金字塔にしてレゲエ&ダブの枠を超えた民族音楽プリミティヴSFストレンジ過激迫力DUB1986年の大傑作「Off The Beaten Track」が、ベルリン・ダブプレート&マスタリングのよるベースをパワーアップ増幅してのリマスター・アナログ・リイシュー。Steve Barker (On The Wire)によるスリーヴノートとDLコード付き。入手困難となっていた彼らの1981-1986年までの初期4作品が同時リイシュー。(レゲエ便り2016.2.8)
ストレンジ&グレイトのひと事。リマスタリングでの重低音のパワーアップも尋常でない迫力となっている。1986年に発表された本作「Off The Beaten Track」は、今だに先進的かつダブとエレクトロニック・ミュージックの間をいく新しいサウンドを提案している。プログラムされたチャントやユニークなサウンド (犬の鳴き声、ガラスの割れる音、ジプシーのヴァイオリン・ループなど)が、滑らかなリズムの上に乗っている。サンプリング・テクノロジーと生楽器の融合サウンドにおけるランドマーク的な作品。Jah Wobble (Public Image Limited)、Skip McDonald (Sugarhill Gang/Tackhead)、そして Albert Einstein (The Theory of Relativity)が参加!すでにアナログお持ちの方にとっても今回のリマスタリング・リイシューでの音圧重低音の鳴りはなかなか興味深く凄いと思います。sampleだけでは伝わりきれませんのでトラックリストからもどうぞ。全9曲。あらためて初期4タイトル全作それぞれスゴイです。 (コンピューマ)
〈NUMERO GROUP〉の素晴らしいコンピレーションのひとつ、架空のノワール映画の未発表OST音源集『You're Not From Around Here』が、ジャケット・リニューアル/リプレス!
' 1964年のノワール映画『You're Not From Around Here』の未発表サウンドトラックが55年ぶりに発掘された 'というコンセプトで2019年にリリースされた本作。トワンギーなトレモロや、リヴァーブ、エコーに満ちた夢のようなサイケデリック音像。サーフロック、カントリー、サイケ・ロカビリーなど、廃退的でノワールな世界観が表現されています。〈NUMERO GROUP〉でのソロ作リリースでもお馴染みの Charlie Megira「Tomorrow's Gone」(sample_3)がラストを飾っているのもグッときます。 (AYAM)
スペイン出身DJ兼グラフィックデザイナーALICIA CARRERA主宰〈LIO PRESS〉アナログ第一弾!WILL RATTRAYが中核となったコズモサイケデリックミュージックプロジェクト/バンドSATURNS DRIVEが始動。ベースシンセ、アープ、ギター、コンガ等の打楽器を使用。SF音楽、80年代のシンセサイザー音楽、ライブラリーミュージックからの強い影響と、エキゾチカやイタロの生音質感が融合したサイケデリック・バレアリック・ポップ作品! (Akie)