- 12inch
Red Stars Over Tokyo
4 TRACK 12''
Hot Hair
- Cat No.: 45120112
- 2017-01-07
ブリュッセルの即興音響作家OUBYSことWANNES KOLFとともに、アントワープのマイケルの始動した〈TESTTOON〉に移籍しての、第1弾!なんと片面いっぱいに収録の20分越え長作、まさに海面を眺めているようなほのかに移り変わるドローンと、不意に飛び交う電子音がシャープに突き刺さるようなアンビエント・サウンドエスケープ"Crossing A Frozen Sea"(sample1)のオリジナルがやはり素晴らしい。そして反対面はそのリミックスには、ベルギーにも近しい西ドイツのケルンのアーティスト集団「TAPE COLOGNE」所属、CANのヤキ・リーベツァイトとのダブル・ドラムで活躍しているPOPNONAMEことJENS-UWE BEYERと、〈Comeme〉のBARNT、写真家のCRATOからなる3人、KUNIYUKI氏の作品にもリミックスを提供した3ピース・バンドMAGAZINEが参加。こちらもたまに飛び交う物音や高域なシンセエフェクトなどで、ドープな緊張感が終始支配するどっぷりジャーニー・アブストラクト・ミニマルを聴かせます!次なる世界を示唆するグルーヴを是非。
現在は彫刻家やパフォーマンス作品とのコラボレーションなどに多く携わっている、ハードコアパンクに出自を持つJEROEN LAUWERSのソロプロジェクト。ひんやりと冷たくはりつめた空気を漂わせる音響ドローン・エレクトロニクス、ダビーかつファジーに打ち込まれるインダストリアルビートが深淵に刻まれてゆくポスト・テクノイズなトラックから、凍ってしまいそうなダークなフリーズ・アンビエントまで多数収録した2011年の作品。退廃に耽ることなく非常にアーティスティックでサイケデリックな音像などはCONTAINERやMILES、PATTENなどあたりを好まれる方にも是非オススメです。ltd.300のデッドストック。
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このシングルにてオウンレーベル〈Hot Hair〉をに終止符、以降、カルト80sポスト・パンク/エレクトロニクスSHOC CORRIDORの再発リミックス盤を仕掛けた同じくベルギーの〈Testtoon Records〉に、OUBYSと共に移籍となったRED STARS OVER TOKYO。アルバムで一躍注目を集めたのちに発表した、静けさと不気味さが錯綜する12inchシングル。「アンビエント・アメリカーナ」という謎のテーマが掲げられ、美しいテクスチュアに秘めた狂気が見え隠れするようなアブストラクトな4trk。グリッヂーにつんのめったコールド・エクスペリメンタル「屋根から飛び降りる二つの恋人たち」(sample1)、荘厳なドゥーム・アンビエントからクラッシュ音で突然に終わる「消去された夢の家」(sample2)、速く細かく刻む金属的なリズムのLO-FIテクノブレイクビーツ「凝視する地面」(sample3)などオススメです!ローファイながらも繊細かつ緻密に展開が練られている怪しくもエモーショナルなサウンドスケープ。