- 12inch
- 12inch
Red Axes
Trips #2: In Vietnam EP
K7
- Cat No.: K7386EP
- 2024-04-20
〈Sublime Frequencies〉に提供したアジア各地の少数民族の音楽を収集した「Ethnic Minority Music ..」シリーズで知られるLaurent Jeanneauによるカンボジア北東部の山岳農耕民族ジャライ族による葬儀の音楽のフィールド・レコーディング。2003年から2004年にかけて、「まだジャングルがゴムのプランテーションに取って代わられていない時期」の貴重な録音。ガムランの洗練とは、ちがったゴング・ミュージックの魅力。その場の空気感をそのまま封じ込めた録音の素晴らしさ。自身のアーチスト名をKink(ねじれた) GONG(銅鑼)と名付ける、GONGに魅せられた男の、「学術目的ではなく、冒険心が産んだ結果だ」という、先鋭ミュージシャンとしての感覚で収集した音源。ベルギー、名門、〈Sub Rosa〉からのリリース。 (サイトウ)
Track List
SUBLIME FREQUENCIESからリリースされた名作、インドネシア、ボルネオ島のダヤク族の儀式の音楽フィールド・レコーディング「Kwangkay」の監修/録音を手がけたアジアン・ゴング・ミュージックの研究者で、スペシャリスト VINCENZO DELLA RATTAによるバリ島の録音のガムランのフィールド・レコーディング。1~4はバリ島北部のDHARMA SHANTI ORCHESTRA、5-9は、芸能の町ウブドでの録音。ドビュッシーやラヴェル、メシアンから、現代音楽世代、現在のテクノ以降の世代にも音楽的魅力を放ち続けるガムランの会場のざわめきもパックした良い録音です。ポリフォニックなエキゾチック・ミュージックの魔力。推薦! (サイトウ)
初の大阪でのライヴも最高だったCHURASHIMA NAVIGATORと、DJ KENSEIがstillichimiya, Young Gとコラヴォレートした「Khaen Whistle」を再構築。アジア各地のシーンや文化と結びついて新たなカルチャーが産まれてきている中、注目のリリース、日本のアンダーグラウンドシーンで活動してきたムーチーや、みんなの成熟ぶりを伺えるクレイジーなエスニック・ダブサウンドです。 (サイトウ)
ジャワ島とジャカルタで録音した6曲で構成したEP。カシオトーンから、DX7 JUPITER、ブックラ・ミュージック・イーゼルまで使用するDEE BARANDAとWAHONOの二人を中心に生ドラムや生楽器のエレクトロニック+バンドスタイル。MUSIC FROM MENORY等が推し進めてきたオブスキュアなシンセサイザー・ミュージックの流れにも通じるジャズやフリーロックのエッセンスも持ったユニークで電子音楽、セッション。初期ジミ・テナーやブリジット・フォンテーヌ、シンセウェイヴ、サイケデリック・ブギーに自国の伝統音楽や仏教音楽、民族的な要素が垣間見れる。面白い。推薦! (サイトウ)
クセナキス、ジョン・ケージ、カールハインツ・シュトックハウゼンや自国の詩人ユディスティラ・ANM・マサルディ、ボブ・ディランにも影響を受けたというハリー・ルシリ率いる Harry-Roesli Gang、1973年の「Philosophy Gang」。NOW AGAINからのインドネシア・ロックの名コンピ「 Those Shocking Shaking Days」はこのアルyバムから「Don't Talk About Freedom 」が収録されています。CDでストックしています。 (サイトウ)
Track List
SUBLIME FREQUENCIESに先駆けるようなディープな民族音楽収集の仕事で個人的には、デヴィット・ルイストンと並んで大好きなフィールド・レコーディング・アーチストの奇才フランソワ・ジュッファ。現代音楽家からも注目されたワールド・ミュージックのハイライトのひとつガムラン作品です。1974年にフランスのラジオ局のために録音したものを再編集。バリの有名なトラディッショナル・グループの演奏でクタでの録音。ヒンドゥーの神話的物語のレゴン・ダンス。ライヒやテリーライリーのミニマル・ミュージックに影響を与えた独特の旋法やリズム。ガムランは舞踏と一緒になっていますが、その神話性とエキゾチシズムに結びついたサイケデリック音空間。こだわりの録音も素晴らしい。 (サイトウ)
2010年にモンゴルのホーミーがユネスコの無形文化遺産に登録されたのを受け、そのレファレンスワークたるべく編まれたものとのことで、この伝統芸術を巡る多様性にも配慮しつつ、口琴やトブショール、馬頭琴、ヤトガ、オーケストラ、伝統楽器アンサンブル。そして、1950年代や60年代のアーカイバルな録音、ホーミーの現代的展開の背景ともなる都市の環境音/フィールドRECも収録。ロングボックス2枚組CDに全43トラック、1954年から2016年までの録音(28トラックは未発表)を収録時間150分以上にわたって集成。写真も綺麗です。ワールド・ミュージック名門BUDAからの贈り物。DONATO DOZZYも口琴でアルバム一枚作ってましたね・脳の奥底 / 記憶を刺激するこの音色は、ダンス・ミュージックリスナーにも瞑想アンビエントとして使えそうです。フロアでも試してみてっください。 (Shhhhh)
時代的にフランスによる何度目かの植民地支配や日本の侵略など激動の時代に残されたSP音源からのセレクト。植民地化によってジャズやシャンソン、タンゴやラテン、ハワイアンなど大衆音楽が流入してきて、ベトナムの伝統歌謡と混ざった感じのモダンな歌謡集。タイトル通りのノスタルジック・ベトナムに夢現。Vinyl化されてないだけで紹介されてなかったですが名門BUDA MUSIQUEのグッジョブ。ラジオ的にも楽しめます。 (Shhhhh)
Track List
EM RECORDSからインド産60Sジャズの脅威の一枚!印度音楽の伝統も踏まえながらの恐ろしく高度なモーダル・ジャズ。時にMARTIN DENNYのエキゾ感をおもわせる創造性の高い楽曲。『上向音形、下降音形、音階、ターラ(時間・拍の概念)といったラーガの厳格なシステムを守り、その上でジャズに出来るか挑戦している』 かっこよすぎです。文句なしに大推薦!!! (サイトウ)
YU SUのデビュー作から中国やシンガポールのアーティストまで網羅するレーベル、bié Records。Bandcampを覗くとまだ見知らぬアジア発エクスペリメンタル、アンビエント良作が並んでいます。アジア勢だけでなく、Modern Loveからリリースの人気女性作家ともコラボする女性打楽器奏者Valentina Magalettiのソロ作のリリースにセンスを感じます。他にもKing Gongの名前も(!)。
今作はそんなbié RecordsとSHIKA SHIKAの音源をお互いリミックスし合うというコラボレーション。El BuhoとBarrio Lindoはもちろん、DJ RaffにVoodoohopのNUMAGAMAが参加。時折入るオリエンタルな旋律も心地よく、この辺が南米のマイナーコード哀愁と妙に相性いいなという発見です。全編ミッドテンポのオーガニック・ダンス集となっておりますその中でもやっぱりEL BUHOいいですね(sample2)。アジアエレクトロニックの新たな流れの予感も!!!!
※入荷時よりジャケット上部に若干の背割れがございます。恐れ入りますが、予めご了承願います。 (Shhhhh)
Track List
インドネシア歌謡/ガムランをわかりやすくというとジャイポンガンというのがあるのですが、こちらはさらに変わってて生ドラムはクルアンビン以降のエスノ生グルーヴ。ブレイクビーツ解釈も可能でラウンジセットでどうぞ〜プログレッシヴ・インドネシア歌謡?たまに入るガムランの音で遠くへ、、、一際お酒が進みそうなアイテムです。 (Shhhhh)
Track List
ゲートフォルド・スリーヴ 2LP+ボーナス7インチ。ジャワ島、スマトラ島、バリ島などの伝統的な歌謡曲、イスラムのガンバス、ジャワとバリのガムラン、クロンコンの要素と、ジャズ、アフロ・ラテン音楽と楽器、禁止されていたアメリカのドゥーワップやロックンロールに影響を受けたボーカル・ハーモニーを組み合わせたモダン・インドネシアポピュラー音楽のヒストリー、貴重な写真などを交えた8ページのブックレット封入。カンボジア60sや沖縄の当時のポピュラー音楽にも通じるような曲や、ダンドゥットの原型ともいえる大衆歌謡、ロック、数珠のすばらし音源の後半も是非。 (サイトウ)
Track List
きっかけは、母がかつてサイゴンで有名なシンガーだったことを知った彼女のアメリカ在住の娘さんが2020年初頭にリサーチを開始。そこでSublime Frequenciesから2010年に出た名盤"Saigon Rock and Soul" を編纂したMark Gergisに相談、共に現地入りして膨大な音源を発掘。このレコードにつながったそうです。
彼女は一発で惹かれる歌声と威厳あるステージ振る舞いによってサイゴンのナイトクラブにてすぐにトップへと上り詰め、そしてすぐにサイゴンの大手レコード会社や作曲家(Y Vân、Khánh Băng、Trường Hải、Thanh Sơn、Y Vũ、Mặc Thế Nhânなど)の目に留まるようになり、当時は南ベトナムはアメリカがバックだった背景もあり、ラテンからジャズ、ソウルまで流入してきたポピュラー音楽全盛期状況(ビートルズ流入ギリ前と思われる)の中で才能が開きまくったのです。数年のちのサイゴン陥落によって時代も代わり、アメリカ文化が入りにくくなってポピュラー音楽が流行りにくくなった状況を考えるとほんの数年に生きた奇跡みたいなもんでしょうか。
nhạc kích động(ベトナム語でロック音楽的な)のスターであった彼女の、64~66年の間に3つのメジャーレコード会社から30曲もの楽曲をリリース。そのドキュメンタリーです。お聴きになるとわかりますが、多様なアレンジと素晴らしき歌声。本当に色々な曲が入ってて飽きさせない。とにかくおしゃれ、、、今作の特設インスタページもあり、当時の7インチジャケット写真なんかも見れますがどれもかっこいい〜この辺もレーベルの気合い&愛を感じます。アジア音楽、和モノ流れでも、ラウンジなんかでもプレイしたらお酒が美味しくなりそう。この時代に見開きジャケットCD仕様!英語&越南語解説、写真ブックレット。SFサウンドのこの感じ!面目躍如!最高〜〜〜 (Shhhhh)
北京をベースに、アジア、ヨーロッパで活動するミュージシャンLI CHAOと、ライヴヴィジュアル・アーチストAISIN-GIORO YUANJINによるデュオZALIVA-D。STUDIO VOICEの「 特集 Flood of Sounds from Asia - いまアジアから生まれる音楽 いま世界中で生まれ続けている音楽」とWWWが組んだイベントでも来日。アジアインダストリアル、ゴシックな世界と、複合拍子、変拍子に取り組んだトライバルでリチュアル、ダーク・サイケデリックサウンド。 (サイトウ)
韓国からハウス・ミュージック、今後も楽しみなプロデューサー/DJ KAYONの5 TRACKSのアルバム、アナログリリース。入荷しています。イマジナリーなサウンドスケープ、リズミックなビートとベースライン、ゆったりとシンセで上昇し、トライバルなサウンドトリップへと向かう「The Pride Land」筆頭に4曲のオリジナルと、福岡でMPCやシンセサイザーなどハードウェアを駆使してサウンドをクリエイトするアナログなライヴデュオMONO SAFARIによりリミックスを加えた5曲。 (サイトウ)
Track List
イサーン出身のタイ音楽界の重要人物、スリン・パクシリが手掛けたバンチョップ・チャイプラによるソーラン節のミミコピーパクリ!楽団を従えたリッチなエキゾプロダクションとバカバカしさのギャップが素晴らしすぎます。B-SIDEはサマイ・オーンウォンによる「恋の季節」。耳コピしたと思われる出だしの日本語遣いに、がっつり掴まれられます。 (サイトウ)
チベット自治区のラサに続く第二の都市、シガツェの大タンカ(掛け軸)祭での録音。タシルンポ僧院の早朝の儀式に使われるホーンの音、巡礼者たちの読経、僧たちのチャント。NGA DRUMというインド起源のタイコに、中国起源のGUA LINGなどの彼の地の様々な伝統楽器の音。ガンデン寺、セラ僧院での録音。僧の足音で遠くへ。いつもながらブックの写真も美しいです。2010年録音、2015年編集。 (Shhhhh)
ページトップへ戻る
アフリカを訪れた「Trp #1 In Africa」に、続いて第2弾はベトナム。ホーチミン、ハノイ、フエ、フーコックの4つ町、島で録音された4曲!sample2も最高。飛び道具にも。どうぞ。 (サイトウ)