- 2LP
Rrose
Please Touch
Eaux
- Cat No.: EAUX1691
- 2024-05-21
呪術的サイケデリックなエクスペリメンタル・アヴァン・テクノ鬼才中の鬼才RROSEの待望ニューアルバム「Please Touch」が、2019年デビューアルバム「Hymn to Moisture」以来4年ぶりに自身レーベルEauxよりリリースされた!!!レコメンドとさせていただきます。
Track List
Track List
もはや伝説と言ってもいいグループAKSAK MABOULの代表的なアルバムが〈CRAMMED DISCS〉から再発。単なるプログレッシブなものではなく、辺境なサウンドが足され遊びもある音楽的にも素晴らしい作品。それも1977-1980年のライブ音源や2015年の演奏も収録した約80分の太っ腹なCDやDLコード、ブックレットも付いた豪華仕様! (日野)
Zoviet Franceによる、どこまでも続いていきそうな13分にも及ぶインダストリアル・メディテーショナル・スピリチュアルなサイケデリック・アンビエント・ミニマル・リミックスA1「oviet France 13:11」(sample1)、イスラミック・インダストリアル・メタリック・ビート&ダブ・レジェンド故Muslimgauzeによる珍しくミニマル・テクノ・ライクなリミックスB1「Muslimgauze 4:28」(sample2)、ムスリムガウゼならではのノイジー・ビートのミニマルなワンループを中心に様々な要素が加わっては抜けていきダビーに変容しながら反復するグルーヴの中で探求されるB2「Muslimgauze 7:45」(sample3)も面白い。レフトフィールド・アバンギャルド実験的ながらもフロアにも効能してくれそうな唯一無二チャレンジ3トラックを収録。お宝発掘。 (コンピューマ)
Smalltown Suersoundからリリース、Laurel HaloによるリミックスもリリースされているサキソフォニストBendik Giskeをはじめ、ストリングスも参加、自身も、ヴァオオリン、ギター、ヴィブラフォン、ピアノなどマルチに楽器をこなしている。アンビエントやECMなどの感じも彷彿させる様なアブストラクトな電子音楽、インストゥルメンタル、ジャズ。AD 93からアルバムをリーリスしているCoby Seyも一曲ヴォーカル、声で参加しています。時間の感覚から外れ、音の振動と同化する。ストックしました。 (サイトウ)
Track List
口琴のようなEMS VCS3シンセとギターによるミニマル・エレクトロニクス・メディテーションのB1「Where Is The Police?」(sample2)、2本のギターによるギャビン・ブライヤーズのカヴァーB3「The Squirrel And The Ricketty-Racketty Bridge」(sample3)も効いている。リマスタリング&アナログカットは名人Rashad Beckerによる丹念仕事。装丁も丁寧なアートワーク豪華見開きジャケット。 (コンピューマ)
Derek Baileyによるguitar, voice, radio、Hans Benninkによるpercussion, saw, reeds, brass, string instrument, voiceを駆使したスリリングでユーモアに満ちた自由な音のセッションの歴史的名記録。リマスタリング&アナログカットは名人Rashad Beckerによる丹念仕事。装丁も丁寧なアートワーク豪華見開きジャケット。 (コンピューマ)
FARRON,SOREAB,BIG HANDS,KREGGOなども集う〈XCPT MUSIC〉の5番。深く反響する音空間にてジャングリッシュIDMを展開した「Ghosting」(sample1)では「危機にさらされている、今すぐログインしてください。」との不穏な日本語アナウンス。160bpmをハーフビート駆動のノリに落とし込んだ「Hexacomb」(sample2)のクリスタルクリアな鍵盤。ミュータントダブステップ「Cannonball」(sample3)に埋め込まれたアーメン。各トラックに聴き手を引き込むフック忍ばせてます。フィジカルオンリーというのも興味深い。。限定です、お早めにぜひ! (Akie)
Track List
ドラマーFRANCESCO PASTACALDIとOLIVIER ZMOによるユニットプロジェクト”CICCIO & 2MO”がロンドンCAFÉ OTOにてセッション録音した音源。変拍子ドラムマシンとトリッピーなシンセシスから導入、徐々にドラムとリードが重なりポリリズミカルにジャムしていく「Seaweed Jazz Club」(sample1)、リズミカルな高音シンセとドラムがシンコペートする「Les Adultes」(sample2)など。確かなドラムスキルとリズムの鋭い感覚が成せる前衛ジャズアルバム。おすすめ。 (Akie)
Track List
1998年頃から現在に至る長年にわたる活動の中で、Diagonal、DFA、Pan、L.I.E.S.、そしてMille Plateaux、WordSound、Important、Skamといったレーベルから挑戦的挑発的な索引をリリースし続けているKohei MatsunagaのNHK yxKoyxen名義での新作ニューアルバムが、ここ最近newtone recordsでもレコメンドさせていただいている、最前線ハイブリッド・エレクトロニック・ダンスミュージックにしてユニークなエクスペリメンタル・アンビエント・ベースミュージック実験性とフロア・サウンドとしての新たな領域を探究してくれている新興レーベルBRUKよりリリースされた!しかもレーベル初となる記念すべきアルバム・リリース第一弾。実験性エクスペリメンタル・アヴァンギャルドながらテクノ、ヒップホップ・インスパイアな挑戦的挑発的刺激的なヒプノティック・エレクトロニック・フロア・サウンドがダンスミュージックに躍動している。 (コンピューマ)
Track List
和太鼓のようなパーカッション乱れ打ちと、壮大で迫力と臨場感あふれるエクスペリメンタル・イマジナリー・エレクトロニック・パーカッシヴ・トライバルなアンビエント・ディープ・ミニマル・ベース&テクノ・ワールド4トラック。ゴールド&ブラック・カラーヴァイナル2024年限定盤リプレス。 (コンピューマ)
インド古典は一生かかっても追い切れないし、ダンスミュージック耳での解釈も困難なんですが、ついにこれをやっちゃう人が出てくるとは相変わらずLEAVING RECORDS凄いです。インド古典やモジュラーの知識が薄く、何が凄いとか新しいを描写できないのですが、シンプルに言えるのは素晴らしきアルバム。コムアイも注目してましたね。(Shhhhh) (Shhhhh)
アレン・ギンズバーグとの出会い、NYCの前衛音楽、アンダーグラウンド・ディスコの世界を生き、エイズで他界した伝説の音楽家アーサー・ラッセル。没後の1994年にフィリップ・グラスの〈POINT MUSIC〉からリリースされた未発表音源のCDコンピレーションが〈BE WITH RECORDS〉から初のアナログとして再発。彼の代表曲の一つ「In The Light Of The Miracle」の別テイクや、後にリメイクされる「This Is How We Walk On The Moon」、マシーンビートの「My Tiger, My Timing」、「A Little Lost」。全てボーカルソング、チェロとやゲストを交えた演奏を主体にアーサー・ラッセルのシンガーとしての魅力あふれる一枚。見開きスリーヴのシンサートシート封入140g 2LP。生涯の一枚になり得るアルバムです。 (サイトウ)
Track List
サイン波、エレクトロニクス、フィールドレコーディング素材、自身の繊細フォーキーなヴァーカル、Sophie Cooperによるテープエコーされたトロンボーンも印象的なメランコリックにゆらゆらと漂う音の調和が成された15分にもおよぶSide-A「Tokyo Photograph」(sample1)、そして、正弦波のテープ・エコーによるダビー効果ミニマル桃源郷エレクトロニクス、足で爪弾いたギター、尺八の音色もポエティックにハーモニーされたSide-B「The Unlearning」(sample2)のRICHARD YOIUNGSならではのロバート・ワイアットの世界観とも通じるような神々の領域を彷徨い漂う2トラックを収録。本人によるグリッド・レイアウトとタイピングされたジャケット・アートワークも美しい。 (コンピューマ)
Track List
フランスの神秘思想家アレクサンドル・サン=ティーヴ・ダルヴェードルの著書「インドの使命」において、東洋のどこかの地下に隠れている国、地球内部にある地底文明にして高度な理想世界であるアガルタをテーマにした、未知の領域、新たな世界へと誘われるかのような、Wata Igarashiならではのパーソナルな内省宇宙も炸裂したイマジネイティヴ知覚の扉を開くかのようなエレクトロニック・サイケデリックな神秘的ニューエイジ・テクノ宇宙が雄弁に繰り広げられている。マイルス・デイヴィスの同名タイトルのアルバムにも通じるような即興的ジャズ、スティーヴ・ライヒのミニマリズムも感じ取れる圧倒的完成度10トラックを収録。アルペジオ緻密にデザイン配置された空間的音響音像も素晴らしい。アートワーク含めたコンセプチャルなアルバムとしての完成度も秀逸。トラックリストからもぜひ。 (コンピューマ)
Track List
現在欧州ツアー真っ最中、YPY率いるバンドプロジェクトgoatが結成10年の節目に待望新作をローンチ!ギター日野浩志郎、ベース田上敦巳、サックス安藤暁彦、ドラム岡田高史とパーカッション立石雷の5人編成。それぞれの高い演奏スキルと忍耐が成せる難解なリズムレイヤー、実験。そこに今作ではアイリッシュフルートやケンガリ、ガムランや木魚といった多種インスツルメントが楽曲に粒立ちした個性を付与、時に妖しく、時に淡白に変色するリズム実験。反復リズムからの爆発的なカタルシスもありつつ、プロセスを踏んだミニマリズムも体現した渾身の作品に仕上がっています。推薦。 (Akie)
Track List
自身の<SOMETHINNG>を拠点に、<PERLON>や<SMALLVILLE>、<ECHOCHORD>からパーマネントにリリース、近年は<BOOBIE BOX>や<DARK MATTERS>、<SOLAR PHENOMENA>といった新興レーベルにもコミットしマイペースに独自の世界を発信している鬼才・STLのニューシングル!実験的なピックアップ・インストゥルメンツやフィールド録音を取り込んだ、静寂と気配といった要素をフィードバックさせるアートフォームによってオリジナルなダンストラックに仕上げたA1”Untitled”(sample1)やB1”Untitled”(sample2)、白昼夢アンビエントなダウンビートやノイズ・コンクレートなトラックも交えつつ、ラストにはSTLが常に実践している無限ロックド・グルーヴ””B3”Untitled”(sample3)に収録の、全6トラック。
Sven Kaciarek、Andi Otto、MD Pallavi等のリリースでも知られ、ここ数年にわたりヨーロッパ・ドイツを中心にアイヌ音楽、安東ウメ子作品等の再評価への動きを先導してくれているドイツ信頼の名レーベルPingPungからのリリース。なんとも珍妙ユニークな自動演奏装置による実験的スタイル・キュートな辿々しいリズム・ループ、ポエティックに揺蕩うプリペアド・コルネット魅惑のメロディ、空間的音響サウンドデザインが錬金術的に紡がれ構築された、ノスタルジック・ヨーロピアン・エキゾチック・シュール摩訶不思議で桃源郷的なリスニング唯一無二の心地よさに包まれる素晴らしき音楽世界を繰り広げている。ほのかなダンスミュージック的グルーヴの香しさにも魅了される。 (コンピューマ)
Track List
70年代から活動しているマルチインストゥルメンタリストDOMINIQUE GRIMAUDの音源集。ロック的なバックグラウンドもちらほら見え隠れし、ビートルズやピンクフロイドの凝った録音編集からの系譜も感じさせていますが、ミニマルを基調としコラージュ的に音を添えていくスタイルで瞑想的な部分もあるもの。使われている楽器も多岐に渡り、レイヤーが重なった分深味を増しているように思います。 (日野)
ページトップへ戻る
ミルズ大学でUSウエストコースト・アヴァンギャルド電子音楽のレジェンド先駆者達から学んだ事に根ざして作曲プロセスを行うRroseによる、前作以上に繊細でエロティック禁断の官能性的な遊ぶ心にも満ち溢れた先鋭的なテクノの反復、Buchla Music Easel、ARP2500という名機シンセサイザーのテクスチャーを独自の時間と空間にマントラ呪術的ミニマリズム・サイケデリックに発展させている。マルセル・デュシャンのシュールレアリズム美術の展覧会のタイトルにちなんだタイトル「Please Touch」ならではの実験音楽、電子音楽とテクノ、エクスペリメンタリズム、ノイズ、密教的マントラな内宇宙がディープ・リスニング緻密に絡み合いながらRroseの音楽世界を見事なまでに構築している。アートワークは本人によるもの。マスタリングはStefan Betkeが担当。2LP全9トラック。テクノ・アヴァンギャルド・サイケデリック唯一無二の存在感も放つ、知覚の扉を開く傑作の誕生。 (コンピューマ)