ミツメならではのセンチメンタル甘酸っぱいオリエンタル・エキゾチック・ミニマル・エレポップ名曲となっている原曲Side-A「トニック・ラブ」（sample１）はもちろん、BPM113、後半にかけてじわじわとエレガントにリフトアップ高揚していく、tofubeatsによる流石の手腕ミッドテンポ・エレポップ・ニューディスコ・リミックスSide-B「トニック・ラブ (tofubeats remix)」(sample2）も爽やかドリーミー素晴らしい。録音・ミックスに田中章義、マスタリングに山崎翼（Flugel Mastering）のミツメ作品ではお馴染みの布陣。重量盤的ヴァイナルも説得力。7インチ・サイズの歌詞カード・アートシート封入。名12インチ・アナログ盤の誕生。 (コンピューマ)

東京を中心に活動する4人組バンド新世代ジャパニーズロックの旗手、大人気ミツメ2年ぶり6作目ニューアルバム、コロナウイルス感染拡大の状況下で制作された本作は、止むを得ず一部をリモートでの作業で行われ、しかしながら、そのことが緻密な多重録音アンサンブルにつながり、今までになかった新たな一面を覗かせる楽曲にも結実している。メンバー４人の演奏力アンサンブルとアイデア構成に培われたミツメならではのミッド＆スローモーな浮遊感クラウトロック＆ファンキーなグルーヴの安定感アンサンブル、淡く青春甘酸っぱい詩情溢れる歌詞、ファルセット甘い歌声と歌心、そして何よりポップスとしての楽曲の良さ、ギターポップな爽やかさが全面にありながらも、ミツメにしか描けない、ミツメの世界をより追求した、またまた新たなる領域にも踏み入れた世界観の珠玉傑作が今作も誕生している。レコーディング・ミックスは、過去作全てを担当してる田中章義、マスタリングは山崎翼が担当。アートワーク/プロフィール写真はトヤマタクロウ、Yosuke　Tsuchidaによるデザインとなったおり、ミツメ6枚目のアートピースが完成している。 (コンピューマ)

昨年4月から連続で楽曲の配信、秋には12インチ・シングル「トニック・ラブ (tofubeats remix)」をリリース、今年に入ってからは、2年ぶりとなる6thアルバム「VI(シックス)」もリリースされ、活動のペースを更に加速させているミツメ。
　A面には、各シーンから引っ張りだこ大人気トラックメーカー／プロデューサー才人STUTSをフィーチャリング、5人でレコーディングに臨んだ『Basic feat.STUTS』を収録。切ないメロディと緻密なアレンジに、STUTSによるビートを加えた、ミツメの新境地と言えるリード曲。B面には、昨年配信シングルとしてリリースされ、ニュー・アルバムには未収録となる「ジンクス」を収録。Stop Making Senseオマージュ？名機デンスケから鳴らされるヴィンテージ・リズムマシーンのリズムに導かれるミツメならではの独特のミッドテンポ・ファンキーなスタジオ・セッション曲、Side-B「ジンクス」(sample2）もかっこいい。
強力カップリングの完全限定生産7インチ・シングル。ほんわかSF特撮コマドリ・オマージュ愛が溢れるMVもキュートでほっこりサイケデリック。 (コンピューマ)

そして、やはりオリエンタルエキゾチック・バレアリック風がほのかに漂う、凝りに凝っためくるめく構成展開に魅了されるSide-B「Proslava」(sample2）も見逃せない。サポートにミツメの須田洋次郎、エキゾとポップスを多彩に融合させた名盤『PUN! 』を de.te.rio.ra.tion からリリースしているPunPunCircle を迎えレコーディング。レコーディングとミックスは Nag Ar Juna として活動し、 de.te.ri.o.ra.tion を主宰する橋本竜樹。 マスタリングは風間萌(studio ATLIO)が担当。ジャケット写真はトウヤマタクロウ、裏ジャケットデザイン：横山雄が担当。 (コンピューマ)

バンド初のタイアップ曲となるB面「ふやけた友達」(sample2）は、淡々と刻むカッティングとミッドテンポのリズムに、ちょうどいい湯加減で日常を切り取った歌詞が絶妙にマッチした、ミツメの新たな一面を感じさせる新曲となっている。MVも淡い魅力が夏休み感覚ポエティックに披露されている。 (コンピューマ)