- LP
Teddy Lasry
Funky Ghost 1975-1987
Hot Mule
- Cat No.: HTML008
- 2024-05-17
75歳の現在も音楽を録音し、実験し続けているフランスのマルチ・インストゥルメンタリストTEDDY LASRYの75〜85年の間の作品をコンパイル。
Track List
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無属性のエレクトロアコースティック音楽を取り扱ってきたトロント拠点〈MARIONETTE〉から、〈MANA〉〈MEAKUSMA〉からもリリースする詳細不明のアーティストPRETTY SNEAKYが新作をドロップ!鳥の鳴き声とモジュラーがシームレスに交わるスローモーダブ「Beginning Theme」(sample3)に始まり、神秘的な土着ポリリズムワークアウト「Entering Theme」(sample1)に至る、自然界と電子の交信。それを深いサブ使いで、ダンスとしてもアウトプットした怪作に。 (Akie)
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和太鼓のようなパーカッション乱れ打ちと、壮大で迫力と臨場感あふれるエクスペリメンタル・イマジナリー・エレクトロニック・パーカッシヴ・トライバルなアンビエント・ディープ・ミニマル・ベース&テクノ・ワールド4トラック。ゴールド&ブラック・カラーヴァイナル2024年限定盤リプレス。 (コンピューマ)
JANE FITZやNICOLAS LUTZに次ぐ、ディガー第二世代筆頭として名前が上がるフィメールアーティストGWENAN初のスタジオ作品が到着!シンコペーションを多用したダビーなダウンテンポ「Rhythm Delay」(sample2)、琴線に触れる美しいシンセフロートのデトロイト志向ハウストラック「Control Change」(sample3)など。どのトラックにも感じる独特ウィアードなファンクネス。 (Akie)
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今回も感度、センス、バッチリです。ミニー・リパートン・カヴァーのレア盤でお馴染み Avis「Baby, This Love I Have」や、ストリートソウルの Veronica Mickie「Lost Children」などのソウルからスタートし、電子音楽、ダウンテンポ、ハウス、ジャズ、ロックとジャンルも年代も国も横断するのですが、驚くほどムードに一貫性があり面白い。中でも、LFOの96年作「Shove Piggy Shove」(sample_1)から、日本が誇るシンセサイザートリオ、バッハ・レヴォリューションの「D.E 108」(sample_2)への流れには興奮してしまいました。当店でもロングヒットのインド古典音楽の発声スキャット×エレクトロニカ&ダブ Andi Otto「Bangalore Whispers」や、スイスのサイケ・ジャズロック名盤 Pyranhaの72年作、セルフタイトルアルバムからの「Clepsydre」(sample_3)など、このままでは全曲紹介してしまうくらい素敵な内容です。トラックリストからもご試聴ください、おすすめです。 (AYAM)
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M. Sageは、音楽家、インターメディア・アーティスト、レコーディングエンジニア(であり、プロデューサー、パブリッシャー、教師、パートナー、そして親である)。2010年代初頭から実験的なスタジオ録音をつづけており、最近のハイライトは、友人達と結成した即興アンビエント・ジャズ・カルテットのFuubutsushi (風物詩)の4枚のシーズン・アルバム 2021年作『The Wind of Things』のリリース。トータスの『TNT』と比較されたりもしていました。完成したら終わりという完全主義的な感性で突き進む彼が、本作『Paradise Crick』は、多作家の彼にしては異例ともいえる5年の歳月をかけて辛抱強くデザインされたもので、魅力的な異色作にして実に説得力のある、自然界と人工の世界を一体化させたファンタジーのような作品を完成させました。傑作です (AYAM)
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おそらく自主流通のみで展開しているUSのインディペンデントレーベル、FOUNTAINavm。怪我してしまって入院中ということで、取引できなかったことなどもありましたが何度目かのやりとりでようやく入荷が実現できました。このリリースは、Dinoと呼ばれるネイティヴ・アメリカンの部族で、そのコミュニティの中で音楽教育者としても活動しているミュージシャンKino Benallyのアルバム「Nihimá Nahasdzáán」。DIYなエレクトロニクス、アンビエントなど、民族音楽や、ジャズ、ポストロックなどの感覚も垣間見れるようなそしてダンスの要素もかなりあるサウンドでユニーク。取り扱い開始しました。(サイトウ)
『キノ・ベナリーにとって初のソロ名義でのリリースとなる『Nihimá Nahasdzán』は、DJ Béesoとしての活動から好転し、これまでのエレクトロニック/クラブ・ミュージックから、サウンドスケープと伝統的なディネ音楽の構造と実践への敬意の念を込めた多くの瞬間を含む、複雑で重層的なコンセプチュアル作品へとシフトしている。
アルバム・タイトルの『Nihimá Nahasdzán』(ニヒマ・ナハスザーン)は、大まかに訳すと「私たちの母、母なる大地」という意味で、キノにケ(Ké')や親族関係、そしてすべてのものの完全な相互関係に敬意を表する適切な空間を与えている。キノは、長年のコラボレーターや同僚を多く起用しながら、それぞれの曲で彼の世界における対象、コンセプト、場所を表現し、ファミリーを築いている。』
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先鋭ジャズ素晴らしいミュージシャンが集う、Fazer周辺のミュンヘンのレーベルSquama。モンゴル出身のシンガーENJIと、現代ブラジル、ミナスの素晴らしい才能、作曲家/クラリネット奏者のジョアナ・ケイロスをリリース、その両者のコラヴォレーションも実現している彼等が、同郷の注目を集める若き才能をフックアップ。Kanding Rayの〈ara〉や、Bambounouの〈Bembe〉、デジタルでも自主でリリースしているPolygoniaと、〈Squama〉の中心的存在ドラマーSimon Poppのコラヴォレーション。アフロビートをベースにしたリズムサイエンス、エレクトロニクス、今作でも彼女の声をフィーチャリングしています。 (サイトウ)
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1990年にソ連からの独立、解放運動の際に、地下で隆盛したジャズやフォークなどや20世紀の編んだグラウンド・ミュージックに影響を受けているという女性詩人で音楽家/シンガーUgne Uma。『Tam Tikri Objektai Erdvėje』は、「宇宙空間のある物体」的な意味合いで、「二人の演奏家が「存在の軽さ」と定義するものについて、重層的で、メリスマティックで、インタテクスチュアルな見解を描いている。」即興とポップ、抽象的な広義でのR&B、瞑想的なばレアリックの間に位置するような音楽。 (サイトウ)
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2006年のMikey Murka「Sensi Addictのバージョン的感じでリリースされたアーケードゲームにインスパイアされた初期 Disrupt の名曲「Arcade Addict」。B-SIDEは、これまでアナログでリリースされることのなかった、2012年作られたホームメイドのビデオのために制作した音で、コモドールC64の家庭用コンピューター・サウンド・チップを使ったDIYシンセ・プロジェクトとのこと。MPCに流し込みシーケンス、ダブを施された曲、最終的には2013年に〈Jahtari〉からリリースされたPaul St. Hilaireの "Who Goes There"へと発展した曲だそうです。 (サイトウ)
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SAM GENDELとのコラヴォレーション, LOUIS COLEやKNOWER BANDへ参加してきたL.A.ニュージャズ/ファンクシーンのベーシストSAM WILKESがLEAVING RECORDSからソロ名義でアルバムリリース。SAM GENDEL,LOUIS COLE(BRAINFEEDER)も参加しています。 (サイトウ)
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マスタリングにはDaddy Kev。なるほど初期Flying Lotusのような温もりあるサイケ浮遊感を引き立てております。ヴァイナル限定トラックはなんと6曲、見開きゲートフォールド仕様です。おすすめ (AYAM)
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オリジナルは1986年のカセットで少量プレス、ほとんど知られることなく長い間眠っていた音源。オブスキュア・ミュージックのスペシャリスト〈INVISIBLE CITY EDITIONS〉が2016年に再発し、音楽ファンを驚かせ、そこから独立した〈SÉANCE CENTRE〉も再度アナログ化したBEVERLY GLENN-COPELANDの名盤「...Keyboard Fantasies...」。アルバム誕生35周年のメモリアルとしてUKの〈TRANSGRESSIVE RECORDS〉からもアナログ再発されました。冒頭の圧巻の歌「Ever New」などエレクトロニック、打ち込みのインストと、世界を讃美する歌を交えた曲を展開しています。奇跡のような世界。ARTHUR RUSSELL「World Of Echo」や、LINDA PERHACS『Parallelograms』にも匹敵するような新たなマスターピース。Devendra BanhartやFour Tetキエラン、Caribouはじめ多くの音楽家も魅了してきました。ビバリーは復活し、ライヴを行い、このアルバムをタイトルにしたドキュメンタリー映画も2020年に製作され様々な映画祭で上映され始めています。今回のアナログ再発に際してビバリーを敬愛するROBYNが解説を手掛け、オリジナルのカセットに近いアートワークの使用での再発。素晴らしい音楽。値段は高いですがその価値あります。まだ未体験の方是非震えてください! (サイトウ)
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μ-ZIQやMINOR SCIENCEも登場しリリース毎に注目集めるスペイン拠点ニューエイジ/アンビエント専科〈BALMAT〉からジャズの作品、素晴らしいです!ブルックリン拠点の鍵盤奏者/プロデューサーSHY LAYERSとJEFF CROMPTONが組んだ注目タッグがローンチ。まず表題曲である「Blue Voices」(sample1)から是非、リズミカルなアコースティックギターにサックスの見事な掛け合い、エチオジャズへの頷きも感じる温かなサウンド。モジュラーからエレピ、クラリネット、ギターに至る多種インスツルメントを動員した複雑なソングラインティングに相反してフォーキーで心地よいジャズセッション。これは抜群。 (Akie)
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フランスの名プログレ・バンドMAGMAで70年代前半に3枚のアルバムを録音した後、75年からソロ活動をスタート。生来の好奇心と表現主義、新しい方法を発見したいという欲求に突き動かされてきたテディの(屋根の修理に使うはずだった7000フランのローンをシンセに費やしたこともあるそうです。困った人だ!)、革新的なサウンドのエッセンス、作曲の構成、すばらしく独創的なアプローチがこのコンピレーションに凝縮されています。70年代なジャズファンクやフュージョンのグルーヴの上でシンセが躍動するA2「Los Angeles」(sample_1),B1「Krazy Kat」(sample_2),やタイトルにもなっているB2「Funky Ghost」(sample_3)を試聴に紹介しておりますが、アンビエントA1「Raising Sun in Bali」,B4「Birds Of Space」、マイルスに影響を受けたA3「Blue Theme」などもトラックリストから聴いてみてください。 (AYAM)