Tag: MUSIQUE CONCRETE
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Beatriz Ferreyra
UFO Forest +
Room 40
- Cat No.: RM4210
- 2023-12-18
63年から伝説的な"GRM"で働きはじめ、ミュージックコンクレートの更新に努めていたアルゼンチンの電子音楽家BEATRIZ FERREYRAの過去作品集3作目がリリース!1986年に制作、1998年にCD媒体で発表された楽曲「UFO Forest」に加え新たな未発表3曲、テープベースとコンピューターベースの両アプローチの作品をコンパイル。
前コンピレーションに引き続きLAWRENCE ENGLISH主宰〈ROOM40〉より。1998年に〈MNÉMOSYNE MUSIQUE MÉDIA〉から発表されたセルフタイトル編纂アルバム、このCDも現在はお目にかかることも困難な一枚ですがそこから「UFO Forest」(sample1)をアナログ化。テープで録音した音源をオーバーダブ、14分強にわたり錬金術的に展開していくコンクレート傑作。特にテープベースのAサイドは顕微鏡を覗くように単一の素材を再構成、ダイナミックで豊かなBeatriz Ferreyraサウンド。ずっと継続して欲しいシリーズです。 (Akie)
- LP (Yellow Vinyl)
Jon Collin & Demdike Stare Minerals
Minerals
DDS
- Cat No.: DDS058
- 2023-10-24
スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを取り入れ、これまでよりも牧歌的サイケデリアに潜り込んだコンクレート/アヴァンフォーク作品が到着!スウェーデンのギタリストJON COLLINとDEMDIKE STAREのコラボレーション3作目。フィールドレコーディングの壊れたループ、テープディレイ。温かな郷愁を漂わせながらも、歪んだアレンジの狂気。
DEMDIKE STAREが主宰する先鋭電子音楽名所〈DDS〉の最新ワーク!ギタードローンダブに傾倒した前作からまた一変、フォークなアプローチの新作が到着。スウェーデンのニッケルハルパ(ヴィオラとハーディガーディのハイブリッドのようなもの)を使用、その牧歌的演奏にテープループやフィールド録音、スポークンワードを捩じ込んだ具体音楽×民族音楽。残響弦とカリンバを重ねる、それを朽ちかけたテープに録音。フォーキーなアコースティック楽器が機械的に感じる瞬間、最終的に郷愁も全てドローンに帰結させる展開には鳥肌。 (Akie)
Track List
- LP
Eve Aboulkheir / Lasse Marhaug
Guilin Synthetic Daydream / How to Avoid Ants
Portraits GRM
- Cat No.: SPGRM007
- 2023-10-09
電子音楽名門老舗〈EDITIONS MEGO〉と仏電子音楽研究所〈INA-GRAM〉共同企画”RECOLLECTION GRM”から派生した”PORTRAITS GRM”よりスプリットでの連作が到着!MERZBOWとの共演でも知られるノルウェーのノイズ作家重鎮LASSE MARHAUGと、フランスの新鋭エレクトロアコースティックアーティストEVE ABOULKHEIR。
KALI MALONE、JIM O'ROURKE、LUCY RAILTONら現代音楽をリードする才能にフィーチャーしてきた〈PORTRAITS GRM〉7番。中国桂林市を訪問した際に、カオティックな市場での知覚失調経験から制作されたEVEの「2-12-2017 Guilin Synthetic Daydream」(sample1)は方向感覚を失わせる無重力な電子音響作品に。対してベテランLASSE MARHAUG「How to Avoid Ants」(sample2)は、ギタードローンや合成音声、シートノイズがハードコアに交錯、レイヤード。同じ電子音響作品ながら真逆のアプローチで興味深いスプリット。 (Akie)
- LP
Kate Carr
Fever Dreams
Mana
- Cat No.: MANA18
- 2023-07-10
閉所を表現するために、水中などの豊富なロケーション録音を実行。オープンリールのリバース再生なども活用したメランコリックな世界観。学術的見地より音楽を探求する〈MANA〉新作はフィールドレコーディングアーティストKATE CARR!シドニーから移り住んだロンドン、大都市の生活における興奮と絶望を電子音響作品としてアウトプット。
インドネシアの芸術集団UWALMASSAから現代エレクトロニックミュージック屈指の才能NICOLAS JAARまで、様々なフィールドの才覚たちがアカデミックに音楽を探求する〈MANA〉18番。フィールド録音作曲家のKATE CARRがエントリー。狭い居住区とユートピア思想、先端都市でありながらディストピアな側面を持つ、大都市ロンドンにおける生活を音として表現。閉鎖的空間音響とサンプルコラージュ。クリップノイズやゴングなどが閉鎖音響に与える臨場感。音響作品としてのおもしろさだけでなく、ディストピアを表す物語的コラージュワークも素晴らしい。 (Akie)
Track List
- LP
Ayaz
Unpinned
Phase Group
- Cat No.: PHASE005
- 2023-06-07
OPTIMO周辺で活躍するMR TCとLO KINDREが共同運営、実験ダブ/ポストパンクレーベル〈PHASE GROUP〉から新作アルバム!ロッテルダムを拠点とするAYAZ手掛けるシネマティック・コラージュ・ダブ。変調するドローンやラジオサンプルでダークな世界観を表現。
アゼルバイジャン出身のアーティストAYAZによる前衛ダークエレクトロニックダブ作品が登場。ペルシャの古典音楽をルーツとする母国の伝統音楽をサンプリングして使用した実験エキゾチックダンスホール「Baku 913」(sample1)、ミニマリスティックなスローダブテクノ「Ilham Comes With Irada」(sample2)、ノイズやヴォイスサンプルを極小化してリズミカルに使用した「Sredstvo」(sample3)など、デジタルダブからコンクレート音響実験作品まで一枚に網羅!推薦。 (Akie)
Track List
- LP
Kassel Jaeger
Shifted in Dreams
Shelter Press
- Cat No.: SP144
- 2023-06-02
リプレス。パリを拠点とする作曲家/作家であり、INA GRMサウンドディレクターKASSEL JAEGERの〈SHELTER PRESS〉からの新作アルバム!ポジティブオルガンを使用したアコースティックドローン、フィールド録音を使用したコンクレート、ブラスを残響させたアンビエントノイズ。多彩なサウンドパレットとテクニックを導入した刺激的な作品。
STEPHAN MATHIEU、AKIRA RABELAIS、OREN AMBARCHIなどの奇才らとコラヴォレーションを重ねながら、音楽理論家としてアカデミックな見地から現代電子音楽前線で活動してきたKASSEL JAEGERことFRANÇOIS BONNE。”ARP 2500”の電子波とポジティブオルガンを合成した鍵盤ドローンや、フィールドレコーディングのレイヤー&残響など。倍音構造と共鳴音、加えてポストクラシカルなリードへの探求を成し遂げた名作の誕生。 (Akie)
Track List
- LP & 18x24 inch poster
Yusaku Arai
A two
Will Records
- Cat No.: WILL002
- 2023-05-31
ミュージックコンクレートの技法を使用した、鍵盤主導のアンビエント作品。R&BやHIPHOPのシーンでもその名が知れる京都在住のプロデューサー荒井優作のソロアルバムが、NY拠点〈WILL RECORDS〉より到着!海、花びら、手など、、出会った対象が彼自身にもたらす感覚、色彩を音楽的に表現。パーソナルな美しさと儚さが滲んだ一枚。推薦。
シンガーソングライターのBUTAJIとのユニット"BUTASAKU"などでも知られる音楽家・荒井優作のソロアルバムがローンチ。ピアノと電子音響/非楽音を組みわせたメディテーショナルアンビエント、エレクトロニクス作品。色彩を宿した旋律、エンジン音とノイズが共鳴する混沌、変拍子。旋律の美しさだけではなく予測不能なアレンジが加わり、人間的でピュアなサウンドが現れています。ポスター付き。 (Akie)
Track List
- LP
Beatriz Ferreyra
Senderos de luz y sombras
Recollection GRM
- Cat No.: REGRM027
- 2023-02-08
BERNARD BASCHET, BERNARD PARMEGIANI, CARLOS PELLEGRINOを偲び、2016年から2020年にかけて制作!"GRM"に数十年にわたり所属、ミュージックコンクレートの更新に努めたアルゼンチンの電子音楽家/テープダビング名手BEATRIZ FERREYRA最新作。天体物理学から触発。声の使用とダイナミクスで、肉体的に空虚と音を関連づけた作品。
〈INA-GRM〉と〈EDITIONS MEGO〉のタッグで、偉大な電子音響作品の発掘と再発を手がけてきた〈RECOLLECTION GRM〉にて、フランス政府から委託されて制作した「Senderos de luz y sombras」がパッケージ化!天体物理学(特にビッグバン以前)と無意識の世界について音楽的見地より探求。ダイナミクスをコントロールした2部構成の電子彫刻作品。フィールド録音や声を使用していることからも伺える空虚に対する人間的認識がユニークですが、存在概念がない世界での音はきっとこうであろうという説得力ある音響構築は見事。 (Akie)
- LP
Daniel Teruggi
Sphæra
Recollection GRM
- Cat No.: REGRM028
- 2023-02-08
1997年から約20年間に渡りGRM(仏電子音楽研究所)ディレクターを務め、現在は電子音響音楽の保存に取り組んでいる偉人DANIEL TERUGGIが、1993年にCD媒体にて発表した2部構成作品集「Syrcus - Sphœra」うち後編が初のアナログ復刻!ソクラテス哲学をテーマに音の物質性に着目。音で空間認識能力を刺激する電子彫刻作品。
〈INA-GRM〉と〈EDITIONS MEGO〉のタッグで、偉大な電子音響作品の発掘と再発を手がけてきた〈RECOLLECTION GRM〉最新作!パリ国立高等音楽院 (CNSM)電気音響作曲科学位を取得後、1981年に”Ina-GRM”に参加。コンピューターで生成された音楽の専門家として、SYTER (デジタル変換と合成のシステム) 教育学の責任者になった電子音楽巨匠DANIEL TERUGGIが、1993年に連作で発表した初の出版CD作品「Sphæra」がアナログでの復刻!4つのセクションに分け、ソクラテス哲学に基づく固有受容と形而上学的音楽を研究した今作。難解なテーマはもとより、音の知覚だけで自身の存在位置を認識させる空間性音響構築には感嘆の一言。マスタリングはBELLOWSのGIUSEPPE IELASI。 (Akie)
Track List
- 2LP
Félicia Atkinson
Image Language
Shelter Press
- Cat No.: SP140
- 2022-11-21
フィールドレコーディングのように録音された楽器やポエトリー。リスナーそれぞれに独自の物語を想像してもらうように音をレイヤーしたエレクトロアコースティック/アンビエントスケープ。先鋭電子音楽処〈SHELTER PRESS〉オーナーの音響作家FELICIA ATKINSONがニューアルバムをリリース!推薦。
ソロとしては〈BOOMKAT EDITIONS〉からリリースした傑作アルバム「Echo」から2年ぶりとなるアルバム作品。物語的という意味合いでなく、聞き手が想像力を膨らませる作品として”シネマティック”な作風を志した今作。鍵盤ドローンアンビエントを背景にポエトリーが囁く「The Lake Is Speaking」。具体音楽と室内楽をクロスさせた「Pieces of Sylvia」など。
非現実的なリード楽器の重なり合い、サウンドの質感の具体性、その相反する要素を共存させて”聴覚野”を混乱。音としての作品と自分自身の生活、その差異への認識を鈍らせることで、没入できるアルバムになっています。電子音響作品、具体音楽としての精度も更新するディテール細かい録音とダイナミクス操作にも注目です、素晴らしい。 (Akie)
Track List
- CD
Valerio Tricoli
Say Goodbye To The Wind
Shelter Press
- Cat No.: SP139
- 2022-10-10
〈PAN〉〈ENTR'ACTE〉のレギュラーとして数々の音響作品を発表し、現代電子音楽シーンのキーマンとして機能してきた音楽家VALERIO TRICOLIが〈SHELTER PRESS〉から新作アルバム!フィールド録音と楽器、多数の音の断片をオープンリールデッキを用い、ポリリズミックなパターンに合わせ結合。ダイレクトに聴覚を刺激する圧倒的音響・録音技術、具体音楽傑作。推薦。
CLAUDIO ROCCHETTI, STEFANO PILIAらとのバンドプロジェクト”3/4HadBeenEliminated”としても活動し〈BLACK TRUFFLE〉にも参加しシーンを切り開く電子音響作家VALERIO TRICOLI、ソロでは6年ぶり、待望の新作アルバムが登場しました!オープンリールデッキ”Revox B77”とリアルタイム編集/フィールド録音の手法を用いたコンクレート。ボーカルと楽器の最小限なジェスチャーを捉えて合成。抽象的な音の断片と具体録音というアンチテーゼをサウンドクラフトとして作り上げた聴覚概念主義の傑作。 (Akie)
- 2LP
Jacob Dwyer
The Devil Museum
Mana
- Cat No.: MANA12
- 2022-06-16
フィールドレコーディング音源とポエトリーリーディングが対話するミュージックコンクレートアルバム。推薦です!アカデミックな視点を交えて電子音楽を放出するロンドン〈MANA〉より。リトアニアにおける4週間の滞在を音声日記で記録。環境音をコラージュすることでシュールに浮かび上がる滞在模様。臨場する録音を楽しんでください。
インドネシアの芸術集団UWALMASSAから、ミニマルハウス/テクノ作家PRETTY SNEAKY、そして現代エレクトロニックミュージック屈指の才能NICOLAS JAARまで、学術的見地より音楽を探求する〈MANA〉が送り出すコンクレート作品。アーティストJACOB DWYERがリトアニア滞在記を音声記録。川のせせらぎなどの環境音だけでなく、カリンバといったミュージックインスツルメントも導入しコラージュ。臨場感のある圧倒的な録音技術とミキシングし、4編にまとめ上げでいます。〈MANA〉はレコードの音質が素晴らしいので、コンクレート作品は勿論バッチリハマる、大プッシュさせて頂きます。 (Akie)
Track List
- LP
Beatriz Ferreyra
Canto+
Room 40
- Cat No.: RM4136
- 2022-02-25
63年から伝説的な"GRM"(仏音楽研究グループ)で働きはじめ、ミュージックコンクレートの更新に努めていたアルゼンチンの電子音楽家BEATRIZ FERREYRAの過去作品集2作目「Canto+」がリリース!前作から更に遡り1971年作品まで収録。オーバーダブやダイナミクス探究など、彼女特有のサイケデリア、その萌芽と成熟を感じ取れます。
前コンピレーションに引き続きLAWRENCE ENGLISH主宰〈ROOM40〉より。モノフォニックオシレーターにエコーとディストーションを重ねた1974年の「Cantodel loco」に始まり、テープダビングを使用したヴォイスサンプルのオーバーダブとコンクレート探究をした2009年の「Pasde3 ... ou plus」など。ダイナミズム、リズム、声、コンクリート素材の形態的可能性に対する彼女の揺るぎない関心(その実、40年以上)が詰まった作品集。もちろん推薦です。 (Akie)
Track List
- LP
Nikolaienko
RINGS
Faitiche
- Cat No.: FAITLP 23
- 2021-11-02
JAN JELINEK主宰の〈FAITICHE〉からウクライナ出身、エストニアを拠点に活動する電子音楽家NIKOLAIENKO。アナログなテープマシーンを使い磁気テープによる音楽の可能性を模索した素晴らしい数珠の音源。じっくり素晴らしいので是非意識を傾けてみてください。
自身の音源、ButtechnoことPavel MilyakovやAndrew Peklerの「Cue」のアナログもしているレーベル〈MUSCUT〉と、60年代から80年代の旧ソヴィエト時代のフィルムやTVのために製作されたライブラリー音源の発掘にスポットした〈SHUKAI〉を運営しながらリリースを続けるDmytro Nikolaienkoが、〈FAITICHE〉のオファーでアルバム・リリース。自身の音源、ButtechnoことPavel MilyakovやAndrew Peklerの「Cue」のアナログもしているレーベル〈MUSCUT〉と、60年代から80年代の旧ソヴィエト時代のフィルムやTVのために製作されたライブラリー音源の発掘にスポットした〈SHUKAI〉を運営しながらリリースを続けるDmytro Nikolaienkoが、〈FAITICHE〉のオファーでアルバム・リリース。JAN JELENEKと共振する、アーリー電子音楽の手法を更新しながらノスタルジック、エキゾチックなイマジナリーな心地よさとリズム電子サウンドスケープのマジカルさ。素晴らしいです。 (サイトウ)
Track List
- LP
James Rushford
Lake From The Louvers
Shelter Press
- Cat No.: SP131
- 2021-07-19
ジュネーブ湖のほとり、”湖面”と”湖沼の風景を見た窓”という2つの平面に反射する光と影からインスピレーションを受けたミュージックコンクレート/非楽音作品。OREN AMBARCHI主宰の〈BLACK TRUFFLE〉レギュラーアクトであり実験音楽作家JAMES RUSHFORDの最新作。フィールド録音という直接具体表現ではなく描き出す風景、息をのみます。
直近ではWILL GUTHRIEとの共作、これまでにもJOE TALIA、OREN AMBARCHI、KASSEL JAEGERらとのコラボレーションでその才覚を発揮してきたオーストラリアの作曲家JAMES RUSHFORDが、仏〈SHELTER PRESS〉に登場!マイクロトーナルハープ,ドラムマシン,マリンバシンセなどの電子機器を駆使。電子音粒子/電子ドローンの繊細な組み合わせで、光の反射と深さを描写した新感覚のサウンドスケープ。推薦盤です! (Akie)
Track List
- LP
Terry Riley
Early Works For Tape And Electronics
Not On Label
- Cat No.: DA977
- 2020-01-04
TERRY RILEYのクレイジーなテープ・ループ、テープディレイやムーグを使った伝説のライブ。'67年に録音され翌年オープンリールのカセット25本のみリリースした「SMS No. 3」の一部で後にカセット、そして2000年にCDでリリースされ広く知れ渡った「You're No Good」。
ムーグシンセサイザーとFANIA人脈のピア二ストTHE HARVEY AVERNE DOZENの曲をテープループを使用したの即興パフォーマンス。電子音、エフェクト、ループ、エディット。テリー・ライリーワークス。B-SIDEは「Music For The Gift」CDに収録されていたテープを使ったホームレコーディング「Bird Of Paradise」。ブートレッグのアナログリリース。 (サイトウ)
- LP
Floris Vanhoof
The Fluid Computer
- Cat No.: K099
- 2019-09-26
アブストラクトな電子音、テープミュージック的な手法を使ったミュージック・コンクレート。
LIVEN MATIN MOANAの〈Edições Cn〉やSHLETER PRESSからもリリーするFLORIS VANHOOFがベルギーの(K-RAA-K)³ から、リリースしたアルバム。ストックしました。30cmx30cmの24の写真で構成されたphotobookとダウンロードコード付き。フィールド・レコーデイング、サウンドコラージュ、ミュージック・コンクレート、アーリーコンピューターサウンドへのオマージュ。独特の音世界が広がっています。 (サイトウ)
- LP
Luc Ferrari
L'Escalier Des Aveugles
Mana
- Cat No.: MANA 6
- 2018-12-30
これまでDE LEONやNICOLAS JAARをリリースしているUKの〈MANA〉が、フランスの伝説的な電子音楽研究機関GRM創設のひとりでもある巨匠LUC FERRARIの作品をリリース!こちらは1991年にスペインの国営ラジオ局の為に作られた作品であり、同年CDで発売されていたものがレコードとなってリイシューされました。
街中や地下鉄、様々な環境でスペイン語で紡がれたストーリーにLUC FERRARIがエフェクトやシンセサイザーを加えたあまりにも先を行くポエティックな作品。スタジオ録音された会話に環境音を足していたり、実際にフィールドレコーディングとしてフィールドワークしながら録音したりしているのかと思いますが明らかに異質な空気感。一体これをなんと表現すべきなのか。会話の内容が分かった状態で聴くとどう聞こえるのかが気になりますが、純粋に音として聴くだけでも十分すごいです。 (日野)
- 12inch w/ Screen Printed Sleeves
N.M.O.
Natalia Martínez Ordoñez
Where To Now?
- Cat No.: WTN26
- 2017-02-01
カセットテープ等のLOW-FIでハンドメイドな手法への回帰と実験を繰り返す新世代ブライトンの〈WHERE TO NOW?〉。
〈THE DEATH OF RAVE〉やバルセロナの〈ANÒMIA〉からリリースをしているNATALIA MARTÍNEZ ORDOÑEZ (N.M.O)。ユーモアと情熱にじみ出るストレンジサウンド!センスいい。これやっぱり最高。 (サイトウ)
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鳥やカエル、昆虫などの鳴き声、風に揺れる木や草の茂みの音、石や貝殻などを叩いた音など、様々な自然物から発せられる音を素材に、微細なエレクトロニクス加工、丁寧なプロセッシングを施して磨き作り上げられた静謐オーガニックなアンビエント・サウンドスケープ作品。仄かなに感じとれるバロックの気配も気品を感じさせてくれる。 (コンピューマ)