- CD
Lori Scacco
Circles
Plancha
- Cat No.: ARTPL-058
- 2024-05-03
ロサンゼルス拠点のノンバイナリー・アーティスト、Olive Ardizoniのプロジェクト、Green-Houseの2020年にリリースしたファーストEP『Six Songs for Invisible Gardens』がボーナス・トラックを加えて世界初CD化!
ここ日本でもライターやミュージシャンなど多数の方々の年間ベストに選出され、アンビエント〜チルアウト名作として名高い作品。
2020年にリリースされたアンビエント/ニューエイジ作品の中でも随一の評価を獲得したGreen-HouseのデビューEP『Six Songs for Invisible Gardens』にボーナス・トラックを追加して初CD化(ヴァイナルは即完し現在は廃盤)。
Matthewdavid主宰の名門、Leaving Recordsから発表された本作は「植物とその世話をする人々の相互のコミュニケーション」をコンセプトとしてサウンド・デザインされており、シンセの反復レイヤーを基軸にしつつ、鳥の鳴き声や水の音などの牧歌的なフィールド・レコーディングを織り交ぜながら、煌めきと揺らめきが交錯する、まるで季節の移ろいのように展開するミニマル且つたおやかな世界を構築。
Oliveは本作で意図的な素朴さをもってプロジェクトに取り組み、シンプルさの中に自由を見出すような曲を創造している。ノンバイナリーアーティストとして、パフォーマーとしてもリスナーとしても障壁の少ない空間を作り出しており、人間と植物の生活に寄り添い溶け込み彩りを与えてくれる、温かなエナジーに育まれる作品。
初CD化となる日本盤にはデジタルのみでリリースされた、シンセのリフが幾重にも重なりながら環境音と融合し、目まぐるしく展開しながら心地よいの高揚感を生成していく6分を超える名曲「Chysis」をボーナス・トラックとして追加収録。 (Shhhhh)
Track List
インド古典は一生かかっても追い切れないし、ダンスミュージック耳での解釈も困難なんですが、ついにこれをやっちゃう人が出てくるとは相変わらずLEAVING RECORDS凄いです。インド古典やモジュラーの知識が薄く、何が凄いとか新しいを描写できないのですが、シンプルに言えるのは素晴らしきアルバム。コムアイも注目してましたね。(Shhhhh) (Shhhhh)
スウェーデン新興レーベルUmeboshiからのリリース。セサミ・ストリートなど、ポピュラーミュージック素材を切り刻んだ1,2分の短いグリッジ・エレクトロニカ・ミニマリズムの瞑想的アンビエントな心地よさに包まれる。名作。かつてはフリー・インプロビゼーション・バンドButch Morrisやポスト・ロック・グループStolのパーカッショニストとしても活動。昨今は、エンジニア仕事を大きく拡大し、自身の運営する〈Schwebung Mastering〉の技師として、数々の実験作品を手がけてきているドイツのエレクトロアコースティック作家名手、Stephan Mathieuによる1998-2001年の名仕事。全30トラック。2LP。 (コンピューマ)
Track List
スペインのNEW AGE/コンテンポアリーのLA ORQUESTA DE LAS NUBESの創設者で、80年代の音源のコンピレーションや、近年の録音も〈MUSIC FROM MEMORY〉からリリースされてきたスペインのコンポーザーSuso Sáizやスティーブ・ライヒ作品にも参加しているパーカッショニストGlen Velezも参加していたMÚSICA ESPORÁDICAが85年に〈GRABACIONES ACCIDENTALES〉からリリースしたアルバム。民族音楽、ライヒ、ジョン・ハッセル等のミニマル・ミュージック、プログレの流れを受けたような素晴らしいアンビエント・サウンドトリップ。 (サイトウ)
Track List
アンビエントの先駆者として再評価され、近年Gaussian Curveや、R&S.Apolloからのアルバム『Calypso』といったリリースでも成功を収めているレジェンドGigi MasinとGreg Foatのコラヴォレーション。
2021年から2022年にかけて、オンラインをとおして互いに作曲を交換しながら徐々に発展させ、最終的なレコーディング・セッションは、ワイト島のChale Abbey Studiosで行われた、モーゼス・ボイド(ドラムス)、トム・ハーバート(ベース)、シボーン・コスグローブ(フルート、クラリネット)らが参加。収録曲には、内省的で切ないシングル曲「Viento Calido」や、漂うようなアンビエント曲「Sabena」など、昨年他界したジジの奥さんへの美しいトリビュートとなっている。 (サイトウ)
Track List
M. Sageは、音楽家、インターメディア・アーティスト、レコーディングエンジニア(であり、プロデューサー、パブリッシャー、教師、パートナー、そして親である)。2010年代初頭から実験的なスタジオ録音をつづけており、最近のハイライトは、友人達と結成した即興アンビエント・ジャズ・カルテットのFuubutsushi (風物詩)の4枚のシーズン・アルバム 2021年作『The Wind of Things』のリリース。トータスの『TNT』と比較されたりもしていました。完成したら終わりという完全主義的な感性で突き進む彼が、本作『Paradise Crick』は、多作家の彼にしては異例ともいえる5年の歳月をかけて辛抱強くデザインされたもので、魅力的な異色作にして実に説得力のある、自然界と人工の世界を一体化させたファンタジーのような作品を完成させました。傑作です (AYAM)
Track List
〈SHELTER PRESS〉からリリースでも知られる現代環境音楽の重要ユニットCV & JAB、そして独自の調律システムまでも自ら作成する鍵盤奏者MICHAEL HARRISONが2019年ベルリンにてセッション、その録音を2LPにまとめ上げた大作が登場。JOHNの音楽地盤である北インド古典音楽/ラーガに基づき、クラシックピアノ(MICHAEL HARRISON )、モジュラーシンセサイザー(JOHN ALSO BENNETT)、それらを指揮するオブザーバー(CHRISTINA VANTZOU)という3点構成で演奏。ピアノの直感的インプロに共鳴をもたらすシンセドローン。沈黙の延長を志した瞑想ピアノアンビエント傑作、個人的に年間ベストにも入れたい逸品。初回、大幅ショートでの入荷です。 (Akie)
Track List
ダンスフロアの即時性から、ドリーミーなアンビエントゾーンにフィーチャーした〈PRÍNCIPE〉にとっても意欲的作品がドロップ!アフリカ大陸西海岸沖プリンシペ島出身であり、ロンドンにあるギルドホール音楽演劇学校に在籍していたサウンドアーティストXEXAのデビューアルバム。ヴォーカルや管楽器を織り込んだ幻想的アンビエントと、アフロルーツのバティーダをミックスした第四世界作品!想像力豊かでエーテル的なポップの軸、リズミカルな打楽器が交錯するPríncipeの新領域。 (Akie)
Track List
ララージ等の演奏で知られる弦楽器ツィターや、ギターなどのリラックスした心地よい音で始まります。Sun Arcsの音楽は、終始その優しい心地よさがありますがそれだけではなく、次第に背後にフィードバックやドローンが挿入され覚醒へと向かうような作用があり、サイケデリック、桃源郷のような世界、音の強度、自然と同期するような美しさを感じます。傑作の予感。 (サイトウ)
Track List
オーストラリアの才人を数多く抱える〈PAPER-CUTS〉から新たなスプリットプロジェクトが始動!ROZA TERENZIが担当したAサイドは、ロマンティンクなダウンビートブレイクス「Vape City」(sample1)で幕開け、柔らかなハーフステップ「Kalimera」(sample2)に。対するFURIOUS FRANKによるBサイドも、エモーショナルなメロディフロートを有した「Splash」など。両者ともに豊かなアンビエンス、力強いビートを共有した名スプリットに。DJ使いも考慮されたミニアルバム形式も嬉しい。 (Akie)
Track List
「Same Place, Another Time(同じ場所、別の時間)」は、写真や雑誌に写る、時間の経過とともに失われてしまった場所のイメージから想起される感情を探求する。決して行くことのできない場所への郷愁。をテーマに追求された、80,90年代のハードウェア・シンセ、サンプラーを中心に自宅スタジオで制作された日本人的情緒琴線に触れる感覚とバレアリック環境音楽的センス、アート・オブ・ノイズやディープハウス/アンビエントハウス的エレガントなグルーヴも優しく感じさせてくれる6トラックを収録。 (コンピューマ)
Track List
〈Leaving Records〉からの「Das Nuvens」、そして〈Real World〉からのSam Gendelとのアルバムも控えるFabiano Do Nascimentoの新作アルバム「Mundo Solo」がブラジル音楽のスペシャリスト「Far Out Recordings」からリリースされました。タイトル通り自身一人での録音の形を主にしながら、6弦、7弦、10弦、オクタヴ・ギター、エレクトリック・バリトン・ギターを駆使、友人でもあるジュリアン・カンテルム(『Etude 1』のドラムス)、アジュリナン・ズワルグ(『CPMV』のパーカッション)、ゲイブ・ノエル(『Curumim』のベース)も参加している。多重に重ねた音、シンセサイザーはこれまでとは違った音の奥行きを産んでいると思います。素晴らしい。「エルメート・パスコアルのユニヴァーサル・ミュージックのコンセプトを採用し、ナショナリスティックな傾向を排除して、影響を受けた音楽のすべてを一度に表現することを目指した」と言っています。 (サイトウ)
Track List
70年台後半より清水靖晃、鈴木勲等と活動し、多くのセッション作品を残し、ジャコ・パストリアスが来日した際には会いたいと指名されるほど高く評価されたベース奏者ながら、その後、80年台半ばまで表舞台からは遠ざかり、”消えたベーシスト”と呼ばれたが、喜太郎等のリリースで知られるshi zenからリリースされたファーストアルバム”intaglio(インタリヨ)”でシーンへカムバックする。ジャズも現代音楽も飲み込んだ独自のエレクトリックミュージックは、現在の国産ニューエイジの世界的な人気の中でも最高峰にして最難関のアルバムとして高く評価され高額で取引されている。原盤権利の問題でリイシューに至らなかった本作は、濱瀬自身の熱い情熱の元、再レコーディングを行い、原曲の世界観を壊すこと無くより高いレベルへアップデートされた未来のクラッシックスに成りうるであろう傑作に仕上がっている。全7曲。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
スイス・バーセルのレコードショップPlattfon RecordsのベテランスタッフでDJとして信頼され、活躍しているPrincess Pのセレクトによるコンピレーションから先行の12インチカット。Black Dog Productions(権利上現在はBlack dogの名前が使えないのかAtypicのソロ名義になってます)が、Rising Highから1993年にリリースした「Otaku」がA-SIDE。B-SIDEは別名義のGreyhouseがDark Entriesから再発され、Andy Wetherwallの「Massive Mellow Mixにも収録された同曲のHole In One名義でリリースされたバージョンがTRANSMIGRATIONから再発もされている、Marcel HolのAnaconda名義での「 Ideas For Virtual Reality」のカップリング。こだわりのHalf Speed Cutting and mastering。 (サイトウ)
Track List
アウトサイダー孤高の電子音楽家Bruce Haackなどの作品に強く影響を強く受け、中東フォークソングを基に、フィールドレコーディング、エレクトロニクス、シンセサイザー即興演奏などを交えながら、彼女のセンス&間合いによって加工編集ミックスされ完成された全6トラック。エレクトロニカ・アンビエントでジャズ・オリエンタルな香りと浮遊感のあるグルーヴがふわふわと心地いい。2018年にカセットのみでリリースされていた作品のPINGPUNGからの嬉しいヴァイナル化。 (コンピューマ)
久々にストックできました! (サイトウ)
Track List
ANALOGUE ATTICからのEP に続いてブルックリンのScissor and Threadから5曲で構成されたEP 「Merchant」。変則的な複合リズム、鍵盤、クリアなエレクトロニクス、フィールドレコーディングも交えながら、深みのある世界を描いています。彼らの友人でもあるパーカッショニストJoseph Batrouneyをフィーチャリングした「Pilot」は、ダブアウトしながら、リズミックなアンビエント、スローダンス(sample1)。柔らかく、陽性。今回も素晴らしい。 (サイトウ)
Track List
オリジナルは、「Musical Poetry For Yoga」とサブタイトルが銘打たれたニューエイジ/アンビエント。スローミュージックの素晴らしい音源。 (サイトウ)
Track List
京都の老舗茶問屋、宇治香園さんとの出会いによって進められたCOMPUMAと竹久圏のプロジェクト。COMPUMAがミックスCDとしてリリースしてきた「SOMETHING IN THE AIR」シリーズから派生して、初のオリジナル作品となります。竹久圏のギターのテクニカルな巧みさと、静寂さと揺るぎのない響き。フィールド・レコーディングで自然の中に音の素晴らしさを取り込みながら、音の質感と空気感、電子音と音響的/コンクレート的な加工で意味を組み替え、音世界に新たな次元、視点を組み込んだような面白い試み。コンピューマらしいユニークさと真摯さが同居していると思います。 (サイトウ)
Track List
ページトップへ戻る
時が経っても永遠に聴き続けるであろう、知る人ぞ知る1枚。2004年にひっそりと発表されて何度目かの再発でこの度またお届けできるのが嬉し。何かの予言のような雰囲気ではあるが、結局似たような作品があるようでないです。 (Shhhhh)