- 10inch
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Kazufumi Kodama & Undefined
New Culture Days
New Dub Hall
- Cat No: ndh-2-vn-10-001
- updated:2018-05-04
初回入荷分は即完売。再入荷いたしました!!!初回出荷分特典:ライナーノート(解説:河村 祐介、コメント:こだま和文、UNDEFINED) グレイトリリース!!!
都会の夜空に浮かぶ数少ない星たちのような音、それぞれの間を埋める漆黒の空間とともに風景を描き出す。そこで輝く星はまた、美しい。それは言ってしまえば人口の風景でもあるのだが、大自然の夜空に浮かぶ大量の星とは違った美しさがある。
本作はまさにそうした、人の手によって生まれる、有るものと、無きものの存在感によって無限のイマジネーションを掻き立てる類の音楽と言わざるを得ないだろう。
秋本"Heavy"武士率いるレゲエ・バンド、THE HEAVYMANNERS(2009年まで在籍)、その後、オリジナルのリズム・セクションとしてリユニオンしたDRY&HEAVYにもキーボードのサポート・メンバーとして参加したsahara(キーボード /プログラミング)と、ステッパーなグルーヴが好事家たちを楽しませたルーツ・レゲエ / ダブ・バンド、SOUL DIMENSIONのドラマーも務めるohkumaがスタートさせたダブ・ユニット、UNDEFINED。さまざまにフォーマット化された"ダブ"をギリギリの実験の彼岸にまで追い込み、さらにダブというもの"undefined"へと解放するユニットと言えるだろう。
昨年3月にレーベル〈newdubhall〉からリリースした初のオフィシャル・リリースとなる7インチは海外でも高い評価を受けた模様だ。2018年春、第2弾のリリースとしてここに10インチ「New Culture Days」をリリースする。
本作のサウンドをともに作り上げたのは、こだま和文。言わずとしれたこの国のオリジネイター・バンド、The Mute Beat、さらにソロ名義を通して、ダブを追求し続けてきた男だ。
ここ数年は自身のthe dub station bandを率いて活発なライヴ活動も行なっている。
こだま和文とundefinedによる本作は、その音と音のスペースですら音楽的だ。テクノ由来のミニマル・ダブ的なサウンドのテクスチャーも援用しながら、まさに道なき道へと突き進むundefinedのトラック。そして1990年代後半以降同じくミニマル・ダブへもシンパシーを寄せていたこだま和文のトランペット。モノクロの世界観に鮮烈な線を描くトランペット、明滅するドラムとベース、エコーの向こう側に本作を描く3つ目のサウンドの主役は読んで字のごとく、"無"である。
そう都会の夜空に浮かぶ星のごとく孤独ではあるが力強く光る音と、漆黒の闇。暴力的な低音とエフェクティヴなサウンド、そんな過剰さと、無が対峙するダブという音楽の真髄に触れるそんな音源だ。
ダブの求道者たる両者のアーティストの深い理解によってはじめて実現可能になるそんな音源だ。
またカヴァーものなどを除くとこだま和文によるひさびさのオリジナル曲とも言える。
同じく海外でも高い評価を受けるBin One ProductionのE-Muraがミックスとマスタリングを手がけた、その鳴りも本作の作品性のひとつだ。
ここ数年また新たにいわゆるベース・ミュージックやニュールーツ系とも違ったエレクトロニックかつ実験的なダブ・サウンドがひとつの潮流として再度注目を浴びようとしてる。
まさに本作もそんな感覚も携えた作品と言えるだろう。
河村 祐介
ここまで音を削ぐのか、と思った。
ヴァースを紡ぐビートさえ潜んでいるのだ。
依頼されたベーシック音源を何度も聴いた。
レコーディングへのアプローチを探る中、ドラムフィル後に、刻まれているはずのリディムを感知し始めた。
微かな余韻の闇の中で、新たなDUBを察知しようと、、、
闇は光を見出す空間であり、気ままな光景を想わせる。
挑戦的、挑発的、無音さ。
闇の遠き響に耳を澄まし、光を求めた。
こだま和文(DUB STATION)
残響、ノイズ、ブレス、動作音、無音。
その全てが本作品の演奏です。
UNDEFINED
本作はまさにそうした、人の手によって生まれる、有るものと、無きものの存在感によって無限のイマジネーションを掻き立てる類の音楽と言わざるを得ないだろう。
秋本"Heavy"武士率いるレゲエ・バンド、THE HEAVYMANNERS(2009年まで在籍)、その後、オリジナルのリズム・セクションとしてリユニオンしたDRY&HEAVYにもキーボードのサポート・メンバーとして参加したsahara(キーボード /プログラミング)と、ステッパーなグルーヴが好事家たちを楽しませたルーツ・レゲエ / ダブ・バンド、SOUL DIMENSIONのドラマーも務めるohkumaがスタートさせたダブ・ユニット、UNDEFINED。さまざまにフォーマット化された"ダブ"をギリギリの実験の彼岸にまで追い込み、さらにダブというもの"undefined"へと解放するユニットと言えるだろう。
昨年3月にレーベル〈newdubhall〉からリリースした初のオフィシャル・リリースとなる7インチは海外でも高い評価を受けた模様だ。2018年春、第2弾のリリースとしてここに10インチ「New Culture Days」をリリースする。
本作のサウンドをともに作り上げたのは、こだま和文。言わずとしれたこの国のオリジネイター・バンド、The Mute Beat、さらにソロ名義を通して、ダブを追求し続けてきた男だ。
ここ数年は自身のthe dub station bandを率いて活発なライヴ活動も行なっている。
こだま和文とundefinedによる本作は、その音と音のスペースですら音楽的だ。テクノ由来のミニマル・ダブ的なサウンドのテクスチャーも援用しながら、まさに道なき道へと突き進むundefinedのトラック。そして1990年代後半以降同じくミニマル・ダブへもシンパシーを寄せていたこだま和文のトランペット。モノクロの世界観に鮮烈な線を描くトランペット、明滅するドラムとベース、エコーの向こう側に本作を描く3つ目のサウンドの主役は読んで字のごとく、"無"である。
そう都会の夜空に浮かぶ星のごとく孤独ではあるが力強く光る音と、漆黒の闇。暴力的な低音とエフェクティヴなサウンド、そんな過剰さと、無が対峙するダブという音楽の真髄に触れるそんな音源だ。
ダブの求道者たる両者のアーティストの深い理解によってはじめて実現可能になるそんな音源だ。
またカヴァーものなどを除くとこだま和文によるひさびさのオリジナル曲とも言える。
同じく海外でも高い評価を受けるBin One ProductionのE-Muraがミックスとマスタリングを手がけた、その鳴りも本作の作品性のひとつだ。
ここ数年また新たにいわゆるベース・ミュージックやニュールーツ系とも違ったエレクトロニックかつ実験的なダブ・サウンドがひとつの潮流として再度注目を浴びようとしてる。
まさに本作もそんな感覚も携えた作品と言えるだろう。
河村 祐介
ここまで音を削ぐのか、と思った。
ヴァースを紡ぐビートさえ潜んでいるのだ。
依頼されたベーシック音源を何度も聴いた。
レコーディングへのアプローチを探る中、ドラムフィル後に、刻まれているはずのリディムを感知し始めた。
微かな余韻の闇の中で、新たなDUBを察知しようと、、、
闇は光を見出す空間であり、気ままな光景を想わせる。
挑戦的、挑発的、無音さ。
闇の遠き響に耳を澄まし、光を求めた。
こだま和文(DUB STATION)
残響、ノイズ、ブレス、動作音、無音。
その全てが本作品の演奏です。
UNDEFINED
2017年に始動した国内エクスペリメンタル・ダブ・レーベル” New Dub Hall”から、ほぼ1年ぶり待望の新作!第2弾作品がリリースされた。キーボード&プログラミングのSahara (ex THE HEAVYMANNERS) と、ドラムスのOhkuma (SOUL DIMENSION)による注目のエクスペリメンタル・ダブユニット UNDEFINEDが、レジェンドこだま和文と共に制作した待望新作10インチ!!!
前作以上にギリギリまでダブとスキ間をエクスペリメンタル・テクノな領域までモノクロームに深化させたドラム&ベース、トランペットによるミニマル・ドープ・セッションが眩しすぎてクラクラしてしまう。諸行無常に侘び寂びを経ての、強靭で圧倒的ハードコアな残響音にむせび泣く、B面DUBバージョンが朝日夕闇夜に沁み入る。 (コンピューマ)