- LP
Tony Palkovic
Born With A Desire
NUMERO GROUP
- Cat No.: NUM818lp
- 2024-05-01
オブスキュア・スムース・ジャズ/フュージョン、カルト名盤。カリフォルニアのフュージョン・ギタリスト Tony Palkovic の自主リリース作『Born With A Desire』('85年)が、オリジナル同曲数収録で〈NUMERO〉からリイシューです!
Track List
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トレンドや流行り廃りも関係ないし、一聴して全面にフィーチャされた口笛の響きが最初ちょいと寂しくなったりするのですが、アートワークといい尖って統一された世界観で只者ではない感じはしますね。エイミー・ワインハウスをプロデュースしたトム・ブレネックとの共作で、ニューヨークタイムズ誌で絶賛を浴びながら、東洋神秘主義ヒッピー・エキゾ・サイケデリック・メディテーション・アーティストである、エデン・アーベスの『Eden's Island』(1970年)のカバー収録。って情報はちょいと渋滞かつマニアックですが、、ずっと頭から消えない、、なぜかMockyなんかにも通づる不思議なグッドーミュージック感。ヨーロッパ的退廃と新エキゾ・ラウンジミュージック!?大人向け。Seu Jorgeとのデュオ作も出したブラジル人ギタリスト、Rogê。大御所セルジオ・メンデスのツアーにも参加したブラジリアン・パーカッショニスト、Gibi Dos Santos参加。 (Shhhhh)
2005年公開の国際口笛コンクールのドキュメンタリー映画「パッカー・アップ」をみて口笛の世界に開眼、2012年には自身も口笛大会に出演。20代はベルリンで過ごし、そこからL.Aに移住して映画音楽の仕事をしていたそう。そのL.Aのドレスデン・バーというところで40年間演奏していた伝説的ラウンジ・デュオ、マーティ&エレイン(91年に一枚だけCD出してました)の常連だったという彼女。2023年にマーティンが89歳なくなって、その意志を受け継ぐ決意。
今作はトーマス・ブレネックというギタリストがプロデューサー。起用のきっかけはイタリアの60年代の映画音楽家、アレッサンドロ・アレッサンドローニとピエロ・ピッチョーニの作品をめぐってモリーと意気投合したのがきっかけだという。
そのトーマス・ブレネックの呼びかけの元に、ネオソウルシンガーニック・ハキムがピアノで。Badbadnotgood のチェスター・ハンセンが全面参加。Big CrownからリリースのEl Michels Affairのメンバーまで参加。
資料に、「彼女はL.Aのラウンジ・シーンの伝説の仲間入りしそうだ!」とのこと。Dr.Dreとの共演から映画バービーのサントラ、シャネル、グッチ、エルメスのファションショーにも参加。彼女のイベント、Café Mollyには作家チャールズ・ブコウスキーのかつての飲み友達である詩人、ケネス・'ソニー'・ドナートがMCを勤めるとのこと。
オリジナルのリップスティックも通販してますね、そのセンスも最高です。しかし相変わらず情報が多い。。 (Shhhhh)
スペイン出身DJ兼グラフィックデザイナーALICIA CARRERA主宰〈LIO PRESS〉アナログ第一弾!WILL RATTRAYが中核となったコズモサイケデリックミュージックプロジェクト/バンドSATURNS DRIVEが始動。ベースシンセ、アープ、ギター、コンガ等の打楽器を使用。SF音楽、80年代のシンセサイザー音楽、ライブラリーミュージックからの強い影響と、エキゾチカやイタロの生音質感が融合したサイケデリック・バレアリック・ポップ作品! (Akie)
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彼らの過去10年間の活動の中で録音された作品をまとめたもので、アフロビート、インド古典音楽、エレクトロニック・ダンスミュージック、レゲエ&ダブ、ジャズ、エレクトロニカ等々、メンバーそれぞれのルーツとなる世界各地のサウンド要素がクロスカルチャーにダンスミュージックやレゲエ&ダブ、としてポストパンクにスローモー探求構築されている。ある意味で洗練まで辿り着いてないごった煮感覚のちょうどよさが絶妙でかっこいい。どこか80's-90's スペシャルズや、Big Audio Dynamite、Les Negresses Vertesなども思い出させてくれるのもフレッシュにグッとくる。アフリカを中心に埋もれた珠玉音楽の発掘リイシューロンドン名レーベル、No Wahala Soundsからのナイスリリース。 (コンピューマ)
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「かいじゅうたちのいるところ」でおなじみ絵本作家モーリス・センダックや画家フィリップ・ガスキン、ファイン・アート、絵画アニメーション、そして、ヴァジュティ・バニヤンなどのブリティッシュフォークから、モートン・フェルドマン、クラシカル現代音楽にまでインスパイアされたという、穏やかな郷愁エレクトロニカ・アンビエント・アシッドフォーキー・ドローン実験的イマジナリー音楽世界が優しく広がっている。インスト曲も交えた10曲を収録。メンバーDax NiestenによるA5サイズ16ページ絵本ZINE封入。 (コンピューマ)
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彼女の故郷でもあるロサンゼルスでレコーディングされた本作は、2019年のソロ・デビュー作となった『No Home Record』に続く作品で、前作に続きプロデューサーにはジャスティン・ライゼン(リル・ヨッティ、ジョン・ケイル、ヤー・ヤー・ヤーズ、チャーリーXCX、イヴ・トゥモア)を迎えレコーディングされた全11曲。
メタリック・ノイジー鋼のような、まるで機材を破損させたような、ぶっ飛んだブーミンなダブ・サウンドやトラップといったソリッドでロウなビート&ブレイクスをベースに、直感的な言葉のコラージュなどが楽曲に反映されており、時代を切り拓いたオルタナティヴ界の重要バンド、ソニック・ユースのベーシスト、ギタリスト、ヴォーカリストとして築き上げた多彩な才能を余すところなく発揮した傑作アルバムがここに誕生している (コンピューマ)
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「ミッドナイト・エレクチオン」に続く第2弾は、太っちょキャラの名優JOHN CANDYの夢旅行 ?懐かしの曲や馴染みの曲に新たなスポットを当てていたり、意外なディスカヴァリーも。いい曲ばかりなんだけどそれだけじゃない、 マッドなSE的シンセやミックスワークで紡がれた、ユーモラスで摩訶不思議、ファンタジーな世界観は、コンピューマ氏ならではでしょ。こだわりのあれやこれやが、ぎっしり詰まってるんで、それに気づいて愉しんでくれたら嬉しいです。 (サイトウ)
イギリスを代表する前衛ロックバンドHenry Cowの創設メンバーであり、現代音楽アヴァンギャルド実験音楽/即興音楽シーンとソリッドなロック・シーンとの境界、そしてあらゆる国境も越えて50年以上にわたり活動を続ける、まさにStep Across The Boderなレジェンド鬼才中の鬼才ギタリスト名手Fred Frithによる、彼がまだHenry Cow在籍中にレコーディングされ、1974年10月にリリースされた。当時NMEの批評家たちによって1974年のベスト・アルバムにも選出されたり先鋭的エポックメイキングだったこの作品は、当時ブライアン・イーノにも注目され、その後フリスはイーノの2枚のアルバムでギターを弾くことにもなった。そして、フリスのこのアルバムでの飽くなきユニークな創作と演奏の精神は、その後のロックシーン、ジャズ・アヴァンギャルド即興音楽シーンに於いてのギタリスト・ミュージシャンの演奏やアートフォーム可能性を大きく広げることにも繋がっており、現在に至るまで世界中の音楽家ギタリストに多大なる影響を与え続けている。
そして、さらには今回は「Guitar Solos」(8トラック)リマスタリング・リリース記念として、Week-End Recordsからのリクエストから実現したという、リリースから50年を経て、このデビューアルバムの頃のスピリット再びな精神に於いて、当時のセットアップを手配して新たなギターソロアルバムをレコーディングした新作「Fifty」(13トラック)がもう一枚のレコードに収録されている。50年の歳月を経て、よりメディテーショナルなチベット密教やインド古典音楽的ラーガな世界観もがギター独奏によって美しく味わい深く奏でられ、幻のような音響芸術として魅了される。
Julius Eastman「Stay On It」、石橋英子とジム・オルーク「Lifetime Of A Flower」、Suzanne Ciani「Improvisation On Four Sequences」、Slapp Happy「Sort Of」と激渋い厳選リリースが続いているドイツ・ケルンの音楽フェスティバルWeek-End Festivalが始動させたレーベルWeek-End Records待望新作5番。 (コンピューマ)
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南無妙法連華経な声明がロックのゆったりとした溜まりのグルーヴの中で静かに詠まれ、仏教的な祈りとともに、なんとも不思議な日本のサイケデリックなエキゾチズムも体験できてしまう問題作。全体に流れるどっしりと、そしてゆったりとしたファンキーな洗練のグルーヴが心地よささえ感じさせ、全体に聞きやすくたおやかな平安を感じさせてくれる。ゲタのカランコロンな音に、鳥の鳴き声等、様々な自然音のアンビエント的なMIXも効果的である。アウトキャストのオルガン奏者・穂口雄右、ギター・水谷公生を中心に、アダムスの武部秀明、パーカッショニスト:ラリー寿永によるピープルの71年発表の唯一の作品。プロデュースは立川直樹。全8曲のシンフォニック。sample1&3は2曲。 (コンピューマ)
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Paul Murphy選曲による2019年にBBEよりリリースされた名コンピレーション「Jazz Room」にも収録されて以降DJたちによってプレイされてきた人気曲の待望7インチ・リリース!!!
Side-Bには、Paul Murphyがブタペスト在住時期にスタジオでライブ・プロデュースした、スピリチュアルジャズ名ピアニスト鍵盤奏者レジェンドLonnie Liston Smith名曲をブーガルー・ラテンジャズ・カバーしたEl Chavo「Hola Muneca」(sample2)を収録。 (コンピューマ)
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一度聴いただけでは拾いきれないほど多くの要素がレイヤー化され、音像も非常に華やか。ファジーでスプリング・リバーブが効きまくるギター、ビッグバンド風にアレンジされたホーン隊、ガレージ・ロック的なアティテュードを持った大作トラックが満載です。エディ・パルミエリやエスキヴェルから、ザ・ライブリー・ワンズ、ダスティ・スプリングフィールド、ウォーまで、数多の影響が垣間見れるのも楽しいですね。アポロの月ミッションから実際に録音された通信音が要所に施されているのも洒落てます。大作! (AYAM)
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ジョアン・ジルベルトに代表されるボサノヴァや70年代MPBブラジル音楽、フラメンコ、アメリカン・フォーク&ロック、ポール・サイモン、エリオット・スミス、アシッドフォークなニック・ドレイク、ティム・バックレーの音楽などに多大なる影響を受けながら、南米アルゼンチン出身の両親と北欧スウェーデンでの日常を経て世に出された、彼のラテンアメリカ・フォークロア的スピリチュアル瑞々しく繊細で緊張感に満ちたアコースティック・フォーキー・シンプルな音世界が、冬の夜空に静かに浸透し宇宙に木霊する。全10曲。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
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レーベルサンプラーではBRUCE, JAY GLASS DUBS, ROBIN STEWART(GIANT SWAN)なども集結、ブリストルの新たなミュージックコミュニティとして注目を集める〈ACCIDENTAL MEETINGS〉からのリリース!コールドウェイブを吸収した「PILL CREEK」(sample1)から、パンキッシュエレクトロ「One 4 Zee」(sample2)まで、Gファンクからウェイブ、ポストパンクを背景に感じるアナログマッドネス。 (Akie)
冒頭チルアウトな「KOMOREBI」は、アートワークが醸すミステリーと相まって、ゆったりとスローに不思議な世界。緩みます。変拍子の複合拍子、日本のフォークロア、ファンタジー、スピリチュ・アル(ツー)な独特の世界も描かれています。デジタルオンリーのリリース。是非。(サイトウ)
以下deepLより逆翻訳を引用。
『このグループは、ALTZを中心としたプロジェクトとして結成され、フリー・チルアウト・エクスペリメンタル・ミュージックを形成している。サウンドは非常に瞑想的で、サイケデリックな作品へと変化している。
ジャズやプログレッシブ・ミュージックの影響も感じられる。
Prayer Songs from the West.』
アレン・ギンズバーグとの出会い、NYCの前衛音楽、アンダーグラウンド・ディスコの世界を生き、エイズで他界した伝説の音楽家アーサー・ラッセル。没後の1994年にフィリップ・グラスの〈POINT MUSIC〉からリリースされた未発表音源のCDコンピレーションが〈BE WITH RECORDS〉から初のアナログとして再発。彼の代表曲の一つ「In The Light Of The Miracle」の別テイクや、後にリメイクされる「This Is How We Walk On The Moon」、マシーンビートの「My Tiger, My Timing」、「A Little Lost」。全てボーカルソング、チェロとやゲストを交えた演奏を主体にアーサー・ラッセルのシンガーとしての魅力あふれる一枚。見開きスリーヴのシンサートシート封入140g 2LP。生涯の一枚になり得るアルバムです。 (サイトウ)
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レーベルも絶賛する未発表の奇跡のような音源の数々。The Durutti Column ヴィニ・ライリーも引き合いに出せれていますが、リズムマシーンとギターサウンド、よりサーフなビーチミュージックの色濃い、チルアウト・ミュージック。心地よさ。グッドサウンド。 (サイトウ)
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内3曲をシングルカットしたEPが、2014年に〈PPU〉から発掘&再評価され、当時の細分化され出した後期ヴェイパーウェーブ・リスナーの耳にもハマっていたのか、評価の高かった作品。クリスタルなグルーヴ、アーバンなギター、80年代から見た未来的ムード。ニューエイジ、シンセ・ファンク、フュージョン・コレクションのひとつに是非。 (AYAM)