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DJ PIN
SWEET LEAF at Colors
ARRROUND Wicked Sound Maker
- Cat No.: ARCD-013
- 2025-07-10
ヨーロッパでのニュージャズとグルーヴの新しいハイブリッドで絶え間なく進化するクロスオーバーなサウンドに光を当てることを目的としたコンピレーション・シリーズ「Groove Dingueries」第二弾がリリース。
今回は、フランス、ベルギー、スイス、イタリア、スペイン、ドイツ、イギリスのアーティストやバンドを含む、西ヨーロッパのユーロ・ジャズ、ニュー・フレンチ・グルーヴ、ジャズトロニカを深く掘り下げたセレクションとなっている。
Divorce From New York、Louis Fontaine、Bombataz、Namas、Opekなどの新しいバンドやソロ・アクトを加え、さらに西ヨーロッパへとリサーチを広げた、ロック、ソウル、エレクトロニカ、ヒップホップ、ダブ、ライブラリー、ワールド・ミュージックを取り入れた新たな潮流アウトサイダー・グルーヴのセレクション10アーティスト10トラックを収録。
サイケデリック実験的な空気、ジャズファンク、ブレイクス、コラージュ感覚も香しいB3「NCY Milky Band - High Speed Clouds (Instrumental)」(sample1)、B4「Namas - OPS」(sample2)、B5「The Natural Yogurt Band - Balloons」(sample3)からまずはぜひ。 (コンピューマ)
Track List
名手ギタリストJJ Whitefield(The Poets Of Rhythm / Karl Hector & The Malcouns / Syrup)をスペシャル・ゲストとして招いて作り上げた、フェンダーローズ、ムーグ、メロトロン、パーカッション、テナーサックス、ドラム、ベース、ギターによるバンド・アンサンブル、70年代スペーシーなジャズ・クラウト・バンドのようなスピリチュアル・サイケデリック・クラウトロック/ジャズファンク&ロック音響実験性にも富んだメディテーショナル・ソウルフル精神世界エキゾチックジャズ。エチオピアン・アフリカンジャズWEB WEBならではの悠久の調べ。 (コンピューマ)
Track List
1984年から1987年にかけて、自主リリースされた極少部数のカセット3本と、コンピレーションに収録された2曲の中から精選された音源が、リマスタリングを施され初のヴァイナル化。ソロでもHarold BuddやDaniel Lentzらとの共作を残す生粋のミニマル主義者Ruben Garciaと、パンク・バンドで活動し、後にTori Amosのバンドに加わったSteve Caton。対照的なふたりがPhilip GlassやSteve Reichの音楽に共鳴し生み出された数少なくも不可欠な作品群。コズミックなアート・ロックのミニマリズム/マキシマリズムを独自に融合させ、Terry Riley、Brian Eno、Steve Reichらの影響を明らかにさせながら地下の文脈で構築。14分に渡るメビウスの輪のようなシンセサイクル「The Machinist」(sample1)や、眩暈のするようなミニマル「“Over & Over, Pt. 1」(sample2)などは特記。「過去の可能性が開く未来の世界」へのドリーム・マシン。今に繋がります。 (足立)
Track List
1971年、プロデューサーのFrancis Dreyfus(フランシス・ドレフュス)に、空港や図書館などの公共施設の音響が依頼された。彼は、最近レコード会社と契約したばかりのJean Michel Jarreにこのプロジェクトを任せることにした。ここに収録された15曲は、最小限たった2台のシンセサイザー(EMS VCS3とFarfisa organ)を駆使して完全DIY制作された実験的でミニマルなスタイルの遊び心にも満ち溢れたクレイジーでサイケデリック強烈な電子音楽作品となっている。彼のその後のキャリアにとっても非常に重要な作品。全15曲。
「このアルバムはクレイジーで、完全に自家製で、最小限の機材で学生の部屋で作ったリズムと、スタジオの鍵を盗んで夜な夜な通ったGRMから盗んだ電子音で構成されている。このレコードは、あらゆる意味で海賊版であり、その後に私が何をしたかがわかる。" Jean-Michel Jarre」 (コンピューマ)
Track List
本人による、世界各地でのフィールドレコーディング素材、様々な映画からのサンプル音コラージュ、ミックス、世界各地の民族楽器による演奏も交えた、なんとも形容できないエキゾチック怪しさに満ちた、ノスタルジック・ダビーで実験的且つ刺激的なクロスカルチャー・ハイブリッド・オーガニックなスローモーション・ビート・グルーヴ4トラックを収録。
ヴァイオリンをフィーチャーした、トルコ・アナトリアン・ディスコ・ダブB1「Nahin」(sample1)、カシオトーン・スローヴードゥー・ダブ・ダンスB2「Es gibt nichts」(sample2)も妖しく怪しく素敵。キュートほのぼのハイライフ・ダブA1「Terrar」(sample1)、戦時中ノベルティ歪んだタンゴA2「Vivan」(sample2)、ヴァイオリンをフィーチャーした、トルコ・アナトリアン・ディスコ・ダブB1「Nahin」(sample3)にも魅了される。 (コンピューマ)
Track List
Gaussian Curve、Discossession、Land Of Light, Sombrero Galaxyなど多岐に渡って活躍してきたギタリストJonny Nashのニューアルバム。Joseph Shabason、Satomimagae (RVNG) 、Tomo Katsurada (ex-Kikagaku Moyo) 、Shoei Ikeda (Maya Ongaku)なども参加した11曲。 (サイトウ)
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佐渡拠点の太鼓芸能集団・鼓童の一員として活動、現在はYPYこと日野浩志郎を中心に結成されたリズムアンサンブル"goat(ゴート)"メンバーとして活動する篠笛奏者の立石雷によるファーストアルバムが到着!録音、編集、ミックス、プロデュースを日野が務めるソロインプロヴィゼーション。オーバーダブやエディットなしの一発録音と繊細なミックスが作り出す圧巻の臨場感は、即興ジャズやモダンミニマルを拡張し電子音響・具体音楽作品としての領域へ到達。主にタンギングやタッチを駆使しリズムを創造しながら、「Presence III」(sample3)ではタイ東北部/ラオスの伝統楽器のケーンを使用しハーモニーと対峙するなど、管楽器のポテンシャルを探求。即興音楽、コンクレート、実験ミニマルミュージックまで、多様な切り口で味わえる名作。RASHAD BECKERマスタリング。 (Akie)
Track List
ロンドンのベーシストDave De Rose、ギリシャ・アテネのドラマーGustav Penka、ギタリストMarius Mathiszik による即興トリオAgile Experimentsによる、サンプラーやループマシーン、実験的エフェクト&ダブ、即興的アイデアを駆使した、Jディラ名盤「Donuts」のように目眩くイマジナリーにビートが生き物のようにDIYダブワイズ・エフェクティヴに変化変容する注目のクラウトロック・ポストパンク・アヴァンギャルドな実験的ビート・アルバム。UK、None Moreからのリリース限定盤LP。全15トラック収録。
昨年2024年11月リリース作品ですが、あらためて紹介させてください。ストックいたしました。 (コンピューマ)
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正統信仰とキリスト教以前の古代的習俗が混ざり合った独自の精神風土を持つオランダ南部・北ブラバント州には、約400もの道端に点在する礼拝堂があると言います。Six Organs of AdmittanceことBen Chasnyはティルブルフ市のショーケース・フェスティバルに招かれて、聖母マリアのために建てられたこれらの礼拝堂を巡るアーティスト・イン・レジデンスに参加。礼拝堂との出会いの記憶をもとに、フランスの哲学者ガストン・バシュラールの『夢想の詩学』から着想を得た手法を用いて、約半年かけて楽曲を制作。その後ティルブルフに戻り、フェスティバルでこの音楽を初演した。その夜のパウルス教会でのライブ演奏を録音したものと、帰国後に録音されたスタジオ音源を収録。アメリカン・プリミティブな響きを持ちつつ、この地の独特な庶民文化や信仰を音楽に昇華。教会空間の残響が舞う中での、スピリチュアルに寄りすぎない素朴な感覚のギター・ソロの素晴らしさ。そしてスタジオで追加録音された、かすかに声も重なるギター・ドローンがまた夢心地の絶品になっています(sample1)(sample3)。演奏というより応答と呼べるような作品。 (足立)
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HUERCO S.がオーナーを務める音響職人軍団〈WEST MINERAL〉に、DUBHARP名義でも知られる才能LUKE THINNESがSLEEPDIALとして登場!方向感覚を失わせるように抽象化された電子音操作、深く沈みこむダブ手法で作り上げるアンビエントエレクトロニクス。ダイナミクスで立体的テクスチャを感じさせるコンクレート志向の強い「Purview」(sample1)から、攻撃的にエフェクト処理を施した実験デジダブ「Dovetailing」(sample2)まで、2つの方向からのアプローチで空間性を創造。 (Akie)
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こちらは2012年の「VII」。こちらも当時コロンビアでCDで流通したいたアルバムです。Frente CumbieroがすでにNYCのNames You Can Trustからリリースしている時期ですね。Eblis Alvarezの奇才ぶりはより極まり、クンビアやバチェナートのルーツと、サイケデリックロック、アヴァン・ポップのカオス感が出会ったユニークサウンド! (サイトウ)
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クンビアやフォルクローレなどをルーツにした音楽とエレクトロニックミュージックが出会った中南米音楽が脚光を浴び始めた時期に出会い衝撃を受けたリーダーのEblis AlvarezとMeridian Brothers。Frente Cumbieroや Romperayoにも関わるコロンビア、ボコダ・シーンの中でも一際ユニークな才能。オールタイチなんかの日本のオルタタティヴなアーチストに匹敵する感覚をもった非地だなと当時思ってました。Meridian BrothersやFrente Cumbieroがヨーロッパで発見される以前の作品です。クンビアとバジェナートとサンプリングやサイケデリック、ダブ、コラージュ感覚もミックスされた唯一無二のユニークサウンド。 (サイトウ)
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SAEKO KILLYが手がけたリミックスなどでも国内にその名を轟かせたDÂDALUS & BIKARUSのセカンドフィジカルリリースがスペイン拠点DIYに拘った音楽プラットフォーム〈LIO PRESS〉より到着!BENEDIKT MERZ(ヴォーカル、シンセ、エレクトロニクス)とDAVID HÄNNI(ベース、エレクトロニクス)で構成されたコズミックアナログジャム。密林に誘う12分越えのトライバリズムダウンテンポ「Erebros」(sample1)や、パンキッシュトリップホップ「Kill your Feed」(sample2)など。非現実的で神秘を宿すコラージュドシンセシスに、ルーツであるクラウトロック、ミステリアスなビートをブレンド。流通元既に在庫なしのためお早めに是非! (Akie)
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Marewrew(マレウマウ)は、Rekpo、Hisae、Mayunkikiの3人のメンバー(2022年まではRim-Rimを加えた4人のメンバーだった)。プロデュースはOki Kano。伝統的なアイヌ音楽をアカペラで歌い上げることで、伝承スタイル、歌を通してのみで受け継がれてきた魅力的な歌に新たな光が当てられている。Ukouk(ウコウク)とは「丸い歌」という意味で、多くの曲は、1人が歌い始めると輪唱されることで、わずかにずれながら歌が重なることで、詩情あふれるアイヌ伝統音楽のフォーキー魅力的な世界観と共に、そこに新たなる歌い方や歌い口ハーモニーなど、マレウマウならではのモダンでフレッシュ柔らかユニークな空気が注入されることで、よりメディテーショナル・フューチャーな心地よさへと誘われ、ソフト・サイケデリック・ネイチャーにも浮遊する、伝統と現代を自由に交差する普遍的魅力に満ち溢れた摩訶不思議なトランス状態、人力によるダブ・エコーのようにさえも感じさせてくれるモダン・アイヌ伝統音楽の傑作となっている。
自然音、キツツキの音が聞こえてくるA6「Hawsa」(sample1)、トンコリも交えたメランコリック・トランシーなA8「Wedding Song」(sample2)、女性たちが鳥のさえずりを真似るおかしなミニチュアA9「Takuro」。座礁したクジラを想起させる歌、B3「Hunpe Yan Na」や、オルカを「小さな海の神」と讃える、まるで催眠術にかかったようになるB5「Pon Repun Kamuy」、Okiによる未発表曲、B6「Oruru Roahun」、日本のみでリリースされていた楽曲のアンビエント的エレクトロニカ・ダンスミュージック的な新バージョン、B7「Kanerenren」(sample3)など全16曲を収録。Andi Otoによるキュレーション・コンパイル、Kassian TroyerによるDubplate & Masteringでのマスタリングの施し。これらの楽曲は初めてアナログとして発売されることになった。レコメンドとさせていただきます。 (コンピューマ)
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今作は、地元ワイト島の伝説的サーファー・レジェンドDave Grayの人生と芸術、哲学にインスパイアされたという、サーフィンとサーフ・カルチャーの様々な側面を深く探求して音楽へとアプローチした、チルアウト・バレアリック・フュージョニック・クロスオーバー・サイケデリックな、シンセサイザー・ニューエイジ・モダン・ソウルジャズ・メロウ・ダンスグルーヴとでも呼ぶべき新たなジャズの領域と可能性を感じさせてくれる素晴らしきコンセプト・アルバム作品となっている。自身によるグランドピアノ、フェンダーローズ・ピアノ、各種シンセサイザー、そして、ドラム、ベース、テナーサックスによる4人のメンバーによるアンサンブル、プラス、Forest Lawの歌声をフィーチャーした珠玉心地いい、Greg Foat流のフロア・サウンズとリスニング・ミュージックの狭間を模索する9トラックを収録。推薦盤とさせていただきます。
Research発Mildlifeを思い出させてくれるかのような極上グルーヴも感じさせてくれている。 (コンピューマ)
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今作でのプロデュースは前作『H』に引き続き高橋幸宏。前作の延長線上にありつつも、サックス・アンサンブルをより突き詰めながら、レトロ・フューチャーな架空のSF映画のサウンドトラックというコンセプトと、本人が幼少期に聴いていた童謡に覚えるノスタルジー郷愁イマジナリーな世界観とが混交する唯一無二のポストモダン・クラシカル現代音楽的アプローチと、奇才David CunninghamによるThe Flying Lizardsにも通じるスカスカ・ファンキー実験性ニューウェイブ・ダビーな世界観と通じるのも面白いモダン・インストゥルメンタル・アルバムとなっている。そして、次回作「Mr. Techie & Miss Kipple」につながっていくYMO的テクノ回帰な音作りも非常に興味深い。B2「ARRANGEMENT
」は坂本龍一、B5「THEME FROM "NIHON NO SUGAO”」は冨田勲のカヴァー。
“テクノポップ御三家”の1つと謳われたプラスチックス解散後、1982年のソロ・デビュー以来40年以上、音楽のみならずグラフィックアートの分野でも活躍を続ける立花ハジメ。2025年1月のオールタイム・ベスト盤『hajimeht』に続き、YEN時代の名盤『H』『Hm』をCD/LPで同時リイシュー。いずれも砂原良徳によるリマスタリングが施されている。
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細野晴臣と高橋幸宏が1982年に始めた新しいレコード・レーベルYENからの記念すべきレーベル第一弾リリース作品の1つとして細野晴臣「フィルハーモニー」と共に1982年5月に発表されたアルバム。(ちなみにレーベル3番は高橋幸宏[What, Me Worry?」)プロデュースは高橋幸宏、細野晴臣もプレーヤーとして複数の曲に参加。坂本龍一もアレンジャー/プレーヤーとして参加して今作をサポート。
プラスチックスではギター・プレイヤーだったが、プラスチック解散後にサックス・プレーヤーに転身、坂本龍一「B-2 NUIT」メンバーとしても活動していた時期、ソロ・アーチストとして、サキソフォニストとして自身の音楽を確率しようとしていた時期の重要作にして、自身のオリジナル自作楽器「ALPS」「ALPS2」の演奏も交えながら、ポストクラシカル現代音楽的アプローチとポップ/リスニング・ミュージックとしての絶妙なバランスも唯一無二ユニークなノンカテゴリー傑作インストゥルメンタル・アルバム。
のちにグラフィック・デザイン最高峰のADC賞を獲得することを予感させる本人によるタイポグラフィとジャケット・デザインも発表当時話題となった。
“テクノポップ御三家”の1つと謳われたプラスチックス解散後、1982年のソロ・デビュー以来40年以上、音楽のみならずグラフィックアートの分野でも活躍を続ける立花ハジメ。2025年1月のオールタイム・ベスト盤『hajimeht』に続き、YEN時代の名盤『H』『Hm』をCD/LPで同時リイシューされた。いずれも砂原良徳によるリマスタリングが施されている。
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話題を呼んでいる植物テーマのカセットシリーズより、ポップアートの草分けED RUSCHAも登場し話題を集める〈MUSIC TO WATCH SEEDS GROW BY〉新作のテーマフラワーは薫衣草。比較的小さな種子から、細長く香り高い花穂へと成長していく芳香植物。開花を待つ時間の流れをシンセサイザーが自然に生み出すリズム(ズレも含む)で、その独特な香りは甘美なコードで見事に表現。母の庭で録音されたフィールドレコーディングを使用したパーソナルな視点も閉じ込めた美しいエレクトロニクス作品。 (Akie)
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最深ドープ・マッドネスにスピリチュアリズムがスクラッチン・ダブワイズ濃密に探求される、ユニーク極まりなくヘンテコながらも自身のルーツ沖縄音楽への思いと共にストーリテリングされる59分3秒。編集は一切せず、ドキュメントを真空パック、臨場感を引き立てたマスタリングをHacchi (URBAN VOLCANO SOUNDS)が施しており、イラストレイター/デザイナー/アーティスト井口弘史の盤面ジャケットデザインによる完璧なプロダクトとなっている。 (コンピューマ)