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SWEET LEAF at Colors

  • Cat No: ARCD-013
  • updated:2025-05-29

Format

MIXCD 1650 JPY

2013年DMC元沖縄代表ヒップホップ/スクラッチ鬼にして、即興音楽シーンとも共演リンクしながら、フリージャズ、ダブ、サイケロック、電子音 楽までを唯一無二のダンスミュージック・ターンテーブリズム感覚で時間軸や空気までもをカットアップ・トリッピン!マッド沼宇宙に構築する唯一無二の奇才DJ PINによるレゲエ&ダブ・テーマの鬼DJMIXCD「SWEET LEAF at COLOURS」が、Noolio主宰ARRROUND Wicked Sound Makerよりリリースされた!本日発売日!!

最深ドープ・マッドネスにスピリチュアリズムがスクラッチン・ダブワイズ濃密に探求される、ユニーク極まりなくヘンテコながらも自身のルーツ沖縄音楽への思いと共にストーリテリングされる59分3秒。編集は一切せず、ドキュメントを真空パック、臨場感を引き立てたマスタリングをHacchi (URBAN VOLCANO SOUNDS)が施しており、イラストレイター/デザイナー/アーティスト井口弘史の盤面ジャケットデザインによる完璧なプロダクトとなっている。 (コンピューマ)

このMIXは2025年2月1日に沖縄・那覇は桜坂の喫茶カラーズにて行われたパーティー〈SWEET LEAF〉での プレイを録音したものである。TAPES、NOOLIO、HARIKUYAMAKU、そしてDJ PINというラインナップが揃い「 オルタナティブ・レゲエ・パーティー」のムード濃く漂ったこの日、たしかにレゲエ/ダブをテーマにしつつも その枠をはるかに超越したDJ PINの完全オリジナルな怒涛の圧巻プレイにすっかりヤラれてしまった。フロ アにいたTAPESが「Crazy.....」と呟き、後半には拳を上げていた。後日、録音してもらっていた音源を聴き、改 め て そ の ク オ リ テ ィ と 構 成 力 に 驚 く と 同 時 に 、「 こ れ は 完 全 に S T R I C T L Y R O C K E R S じ ゃ な い か ... ! 」 と 、 あ の シ リーズで各々が自由にレゲエ/ダブを解釈・表現した数々の名作に連なる、新たなる名作MIXが出来上がっ ていることに興奮した。そして、ただのDJ MIXではない60分間の「LIVE」であり「作品」として形に残すべきだ と確信した。
随所にレゲエ/ダブ・サウンドを用いつつも、マジカルな手つきで、いろんな時代の世界各地の街角のディ ープスポットが空気ごとスクラッチ、カットアップ&コラージュMIXされ、DJ PINの縦横無尽なサイケデリック ジャーニー(トリップ)が爆発的に展開していく。奇想天外エクスペリメンタル&ディープアブストラクトな独 創的MIXの中には笑いもあり(DJ PINはプレイ中ずっと笑っている)沖縄音楽への愛と探究心も随所に顔を 出す。後半、ズブズブ混沌サイケデリック~フリージャズ沼から、あのUpsetterクラシックのポコポコ・リズム ボックスが浮き上がってくる時のカタルシスたるや。ライブとは思えない完成度、ライブならではのスリリ ングなテンション。現場での閃きによって再現不可能な奇跡の瞬間や展開がたくさん生まれていて、かつ60 分間の物語がしっかりと完成している。
編集は一切せず、臨場感を引き立てた最高のマスタリングはHacchi (URBAN VOLCANO SOUNDS)。 そして、両面に描きおろしイラストを配した井口弘史氏によるジャケットデザイン(最高すぎる...)に包まれ、 完璧なプロダクトに仕上がった。
沖縄以外でのプレイを体験できる機会は数少ないDJ PINのめくるめく音世界を、このMIXCDで何度でも味 わい楽しんでもらいたい。
NOOLIO (ARRROUND Wicked Sound Maker)

STRICTLY ROCKERSと聞いてあなたは何を思い浮かべるだろうか。「非レゲエDJによるレゲエMIX」を掲げたこのシリーズの最大の功績は、ラ ガ耳、DUB感覚の拡張にこそある。非レゲエミュージックの中にラガマインドを見出すこの行為は、これまで30名にも及ぶDJたちによってなされ 、その結果多くのミュージックラヴァーズの耳や胸がこじ開けられてきた。DJ PINも間違いなくその洗礼を受けた一人であるだろう。
ところで、我々はこれと似た黄金体験を、これ以前にも共有したことがあった。時は90年代末から2000年代初頭。原雅明氏の文章やDJ KENSEI 氏のプレイに触れ、当時最先端の音楽であったIDMやエレクトロニカをHIPHOP感覚で捉えることで、あらゆる音楽をB-BOY耳で聴く精神を培 ったのだった。
そして、遂に、DJ PINの番だ。このCDを聴く人の多くは、おそらく“旅”や“移動”といったイメージを得ることとなるだろう。「世界各地の街角のディ ープゾーンを瞬間移動しているような感覚がこのMIXにはあります」と、ミスターSTRICTLY ROCKERSは言った。台湾の古い民謡にジャンクビ ートが混ぜられる。南米のサイケロックにジャマイカンレゲエ、沖縄民謡に嘘エキゾ。その他新旧様々な国の音楽が、スクラッチされカットアップさ れブレンドされていく。架空の世界一周旅行、イマジナリーサウンドスケープ。旅とは逸脱、移動とは変化だ。この作品を聴き終えたとき、あなたの 耳は、精神は、正に一巡する。その覚悟はあるか。
AIWABEATZ

DJ PIN
沖縄出身。1994年からバトルDJとして活動スタート。過去にはDMCやVESTAXなど数多くのコンペティションにも出場経験を持つ。フリージャズ、ダブ、サイ ケロック、電子音楽などをヒップホップのメンタリティー/ターンテーブリズムをキープしたプレイスタイルを持ち、即興演奏家たちとのセッションも積極的 に行う。閃きを瞬時に音に反映させるライブ性に溢れたプレイは、沖縄クラブシーンと即興音楽シーンの両方から高い評価を得ている。2022年、”Noche Tropical”からMIX CD『Fudge of Jazz』同年9月にはBasic Function/bMx TapesからMIX TAPE "Across The Block Party"をリリース。

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