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EIKO ISHIBASHI & DARIN GREY
Ichida
Black Truffle
- Cat No.: BLACK TRUFFLE 039
- 2025-06-17
彼の出身地ドイツ・ケムニッツで2020年に開催されたポッヘン・ビエンナーレのために構想され、その後さらに発展させて、反復と拡張、変異、新たな音空間も求めて2023年3月と4月にモジュラー・システムでレコーディングされた、微分パルス・エレクトロニクス音響、催眠的リレーショナル・テクノ・エクスペリメンタル・ダブワイズ・リズム・サイエンス11トラックを収録。BPM160、BPM160、BPM150、BPM120、BPM159、BPM160、BPM150、BPM125、BPM160、BPM120、BPM143。レコメンド。 (コンピューマ)
Track List
危うく音像を崩したシンセシスとトライバルパーカッションがループする音響テクノ「Saei」(sample1)や、神秘的に抑揚するアンビエンスに高速ドラムをぶつけたアブストラクトD&B「Dookuzot」(sample2)など。脳を浸すような音響、速度を超越したリズム構築、一度はまると抜け出せない抽象ダンス体験。 (Akie)
Track List
濱口竜介作品(『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』)をはじめいくつもの映画音楽制作を経て、前作に続きJim O’Rourkeとの共同プロデュースで放つ新作。山本達久、Marty Holoubek、ermhoi、松丸契、Joe Talia、Kalle Moberg等が参加。元はジュリー・クルーズ(あのツイン・ピークスのテーマで知られる)が場末の無人のバーで歌っているようなイメージがあったという、煙のように漂うムーディーで幽玄なサウンドスケープ。そしてあまりに夢心地のうっとりするボーカルでありながら、現実の苦味のある空気もたっぷり吸い込み、さらにフーコーの「18世紀における健康政策」のテキストもパラレル的に彷徨う重要作(ALSの当事者である岡部さんと知り合った経験についてのインタビュー記事もぜひお読みください)。「墓場」もコンセプトだといいます。その時代の空気が映ってしまっているある種の傑作映画を観たような感触にも震える、逃避よりも現実の影を引き受けるようなポップ・アルバム。ぜひレコードで。これで生きていけそうな気さえします。 (足立)
Track List
イマジナリー荒涼とした世界を静謐アンビエント・グレイエリアにテクノ・エクスペリメンタル・ストーリーテリングされる4章からなる「Path 01」「Path 02」「Path 03」「Path 04」4トラックを収録。 (コンピューマ)
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レーベルのインフォメーションに「サブウーファーが無い人は借りてでも手に入れて聴くべき」との文言がありましたがその通りな一枚。現行屈指の実験音楽のアカデミック処〈MANA〉の運営に携わった天才MATTHEW KENTが新たに創設したレーベルの第一弾。テクスチャをディティール細かく作り込み音空間を創造してしまったディープダブテクノ「Captigon」(sample1)に始まり、心理音響空間の領域までサウンドを押し広げた物凄い作品、これはおすすめ。 (Akie)
Track List
ピエール・シェファーによって設立されたフランス音楽研究グループGRM(Le Groupe de Recherches Musicales)と、Editions MEGOによってスタートし、ピーター・レーバーグ没後SHELTER PRESSが意志を引き継いだPORTRAITS GRMのスプリットシリーズ。新作はBEATRICE DILLONと、日本の作曲家Hideki Umezawa(梅沢英樹)。来日公演、実現せず座年でした。法則性や、普通の感覚では捉え切れないようなユニークなリズム。質感もダブニアの音響にばっちりハマると思います。初めて知った梅沢英樹氏も素晴らしく、テリーライリーのコンサートでも話題を呼んだバシェ音響彫刻を使用した禅的、覚醒的音響音楽。 (サイトウ)
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昨年リリースされたGastr del Solのボックスセットの制作でデュオでの魔法に感銘を受け、Rhodri Davies, Andrea Belfi, Nikos Veliotis, Nate Wooley, Cleek Schreyといったアーチストとの共作、ギターのための新作、ピアノ曲、ミュージック・コンクレート作品などを収録。 (サイトウ)
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JAN JELINEKが始動したレーベルFAITICHEの第1弾としてリリースされた2008年のリリース名作が嬉しいアナログリプレスです。ドイツで70年代~80年代に活動していたという知られざる女流電子音楽家URSULA BOGNERの発掘と謳われリリースし話題を呼んだ。 (後にANDREW PEKLER & JAN JELINEKによる架空のプロジェクトだと判明します)オープンリールや自作の電子楽器を使ったユニークなエクスペリメンタル・ミュージック。音階やリズムの数的な旋回の面白さ。新旧の電子音楽好きを魅了した一枚。 (サイトウ)
DAVID GRUBBS, JIM O'ROURKEによるシカゴ音響最重要アルバム。JOHN McENTIRE、MATS GUSTAFSSONそしてラストのJOHN FAHEYのカヴァーにはTONY CONRAD参加。高度なテクニック、実験的試み。それだけじゃない、どうしようもない感動があります。ある種の究極。 (サイトウ)
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ドローン / アンビエント、エクスペリメンタル・ギター / 電子音歴史の中でも重要人物の一人。90`s名作LOVELESSへの最も速かったオマージュ作から、ソニック・ユースのアルバムへの参加などの経歴もあり。
ジャケ通りの鳥の声にも似たサウンド?架空のギターのような?色々な音が体験できますが、エクスペリメンタルすぎず不思議な聴きやすさもあり。ポルトガルという土地柄でしょうかからりとした抜けも。キャリア30年の月日が物語る、完成された音響アートです。432Hz(ちょいとスピリチュアル入りますが自然界と1番調和する音調、とのこと)での録音、Stephan Mathieuによるマスタリング。視聴は抜粋です。これはフィジカルで!
ちなみにSUSO SAIZのフェイヴァレットでもあります。 (Shhhhh)
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石橋英子が自身のライブパフォーマンス『GIFT』と共に上映する映像をオファーしたことから発展して、制作された濱口竜介の監督作品「悪は存在しない (Evil Does Not Exist)」。〈Drag City〉から、サウンドトラックがアナログでリリースされました。A3の「Smoke」は、クレジットにはないがエンドロールで名前のあった山本達久のドラムだと思います。日本の音楽や映画のカルチャーの充実。世界を見渡しても独特で、魅力ある作品が産まれている。引用ですが、人生の数時間を費やすに値する映画。値する音楽。是非、レコードで。 (サイトウ)
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デヴィッド・グラブスとジム・オルークのデュオを軸に、1991年から1998年まで活動を続ける、シカゴ・ポストロックの重要バンドGastr Del Sol。John EcEntireやBundy K.Brownも合流し、Tony ConradやKevin Drummも参加した永遠の名作「Upgrade & Afterlife」など7つの作品を残している。活動休止から25年の時を経て未発表の音源も含む3LP BOXセットがリリースされました。名曲「The Seasons Reverse」のインストのライブバージョンで幕開け、Red Hot + Botheredに提供した「Quietly Approaching」、Tony Conradとのスプリット7インチでリリースされた「The Japanese Room At La Pagode」、〈Table of elements〉からの「湖畔通りの竪琴工房」などのDrag City外でリリースされた音源や、未発表のライヴ音源なども含まれている。全曲JIM O’ROURKE自身によるリマスター。3LP BOXセット。 (サイトウ)
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JOHN TALABOT変名KORAALやPUGILIST、KONDUKU、UPSAMMYらを抱えるロッテルダムのインディペンドレーベル〈NOUS KLAER AUDIO〉創設のきっかけにもなった作品「Isms EP」作者であるMATTHEISがカムバック!超速で駆け抜けるブレイクビーツを手綱に太い4/4、モジュラーも重ねてダイナミックに曲展開していくモダンテクノ「Sleet Falls」(sample1)。キックのエグ味あるテクスチャにやられる「Col」(sample2)など、ダンスミュージックを超越したドラマ性、ディティールを備えたサウンド。トラックリストから全曲試聴できます! (Akie)
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〈Muscut〉や〈Shukai〉の運営も行うNikolaienkoの過去作が、『Nostalgia Por MesozóIca』に続きリゾグラフプリント仕様になりました。電子音楽の先駆者たちの作品に影響を受けた、魅惑的なサウンド・アーカイブ。アナログの手触りとスペース・エイジの音によってノスタルジアというテーマを考察した、初期電子音楽への模倣にとどまらないユーモアと遊び心たっぷりのオマージュ作。ノーマン・マクラレンのようなプリミティブな音の動きの面白さもあり、チェコやソヴィエト・アニメーションのサウンドトラックであったらというような気分も。推薦です。5周年限定カセットも出していましたが、Nikolaienkoさん、もしかしてアニバーサリー好き? (足立)
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今作は、オーストラリア・シドニー、ニューサウスウェールズ州立美術館で、江戸時代以降の幽霊物語や民話をテーマにした「Japan Supermatural」展のために制作されたもので、Eiko Ishibahi(石橋英子)による、サウンドコラージュ、シンセ、ピアノ、フルート、ヴォイス、Ryuichi Fujimuraによる15世紀・室町時代の詩人”一休宗純”の詩の朗読、Joe Taliaのドラム、Jim O’Rourkeによるダブルベースによって、西洋のエクスペリメンメンタル・アヴァンギャルド・ミュージックの先駆者たちによる手法と成り立ち、日本的伝統音楽と妖怪文学的な伝統を唯一無二のバランスで取り組み奏でられた妖怪世界へゆっくりじっくりとストーリーテリングされる妖怪イマジナリーなアコースティック・エレクトロニクス・オーディオコラージュ傑作となっている。話題作入荷いたしました!!! (コンピューマ)
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BPM140ほど、「Fena」というタイトル通り、彼のルーツであるトルコ語バルカン風な意味で「いたずら好きな」という意味合い通り、ストイックなエレクトロニックUKGトライバル・グルーヴに予測不可能、大胆で刺激的なエレクトロニクス&シンセシスが音響空間的に大暴れ炸裂するHessle Audioマナー的にも最前線にフロアに躍動効能する名トラックA1「Fena」(sample1)、ミョンミョンミニョっミニョと粘着シンセが絡みつきレイヴィーに躍動するA2「Sickomode」(sample2)、彼のルーツ、ブルガリア・クルカアリやトルコ、ギリシャに脈々と受け継がれる伝統音楽カットアップ&コラージュも交えながら、UKGエレクトロニック・トライバルにワンワンと疾風のごとく駆け抜けるB1「Saat」(sample3)、E2-E4マナーのドリーミー・テックB2「Cawuso」も秀逸。それぞれにフロアにしっくり効能躍動させる素晴らしきEPが誕生している。 (コンピューマ)
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HUERCO S.がオーナーを務める音響職人軍団〈WEST MINERAL〉に、DUBHARP名義でも知られる才能LUKE THINNESがSLEEPDIALとして登場!方向感覚を失わせるように抽象化された電子音操作、深く沈みこむダブ手法で作り上げるアンビエントエレクトロニクス。ダイナミクスで立体的テクスチャを感じさせるコンクレート志向の強い「Purview」(sample1)から、攻撃的にエフェクト処理を施した実験デジダブ「Dovetailing」(sample2)まで、2つの方向からのアプローチで空間性を創造。 (Akie)
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ロンドンのジャズコレクティブSUMO CHIEFやKLEIN、EYEDRESSとも共演しながら英国アヴァンヒップホップシーンを独自路線で突き進むTHISISDAが〈HEAT CRIMES〉より新作アルバムをドロップ!MIMI JONESの甘いボーカルをフィーチャリングした「Breakout」ではドラスティックな転調からのライム応酬。ジャングルとソウルを融合させたような「End Up」、サンプルを多用したグライム調の「Captain」など。ジャンルに囚われず、ひとつの楽曲の中でもひとつの次から次へとアイデアが飛び交う斬新なアルバム。 (Akie)
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BPM120、自身によるヴァイオリン、フルート、ヴォーカルをフィーチャーした、初期のHerbertスタイルも彷彿させてくれるサイエンスティフィック・エレクトロニカ、ユニークなメロディと歌声にも魅了される美麗ディープテックハウスA1「Upside Down」(sample1)、BPM122、彼女の持ち味が存分に発揮された催眠的サイケデリック・ドラッギーにエレクトロニック・アフロ・ブラジリアン・アンビエント・ディープハウスにサウンドスケープ・グルーヴするA2「Eyes Between Letters」(sample2)、BPM125、オリエンタル環境音楽コンテンポラリー・ミニマリズムがエレクトロニック・パーカッシヴにフロアに空間的音響エレクトロ・テックする有機的グルーヴ傑作トラックB1「Beyond Light And Shade」、BPM123、このリリースのハイライトで、とても彼女らしい実験性と遊び心のあるオーガニック有機的柔らかなサイケデリック・ミニマル・ディープ・ハウスB2「Complementary Senses」(sample3)の4トラックを収録。トラックリストからもぜひ。 (コンピューマ)
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石橋英子によるピアノ、フルート、オルガン、エレクトロニクス、Darin Greyによるアップライトベース、マウスピース、エレクトロニクスなどによる成熟した深く瞑想的な豊かな音楽世界が広がっている。2018年7月リリース傑作。7年ぶりリプレス(2025年)久しぶりに再入荷いたしました。 (コンピューマ)