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Roland P. Young
  Spontaneous Bounce
  EM Records
  - Cat No.: EM1204LP
- 2025-10-31
ローランド・P・ヤングが地球上で迎えた80回目の冒険の歳を祝って、エム・レコードでの6作目となるアルバム『Spontaneous Bounce』を発表。
Track List
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コンテンポラリーからR&B、また世界各地のリズムやグルーヴから幅広く影響を受けた音楽性から、作曲家としての才覚を放つギタリストにしてバンドリーダーGREG SANDERS。回復の難しい慢性疾患(ME/CFS)を患いながらも演奏と制作を続けた彼の思い、不条理へのリリシズムと知性、何よりも喜びが滲んだ意義あるセカンドアルバム「Imagine More」が完成。テナーサックス、ベース、ギター、ドラム、それぞれの個性が引き出された色気のある音色が特徴的。ガーナのハイライフエッセンス感じる「Imagine More」やブラジルのイジェシャ風ジャズ「To Friends」など、さまざまなリズムパレットから色彩を引き出した魅惑のジャズセッション。 (Akie)
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マルチリード奏者のSAHIB SHIHAB71年の名作「Companionship」。KENNY CLARKE、FRANCY BOLANDらのCLARKE BOLAND BIG BAND周辺のアーチストとの録音。65年から70年にかけての音源が収録されています。2枚目がCLARKE BOLAND SEXTETTの「Swing im bahnhof」としてもリリースされたもので一枚目は、アウトテイク集的な内容となるらしいです。
当時のジャズ・ミュージシャンの最高峰ともいえる演奏の質の高さ。アメリカン・ブラックのアフリカ志向のスピリットのジャズや、宇宙に思いをはせたスペーシーなものや、ジャズにもいろんなやばさのジャズがありますが、この偉人たちが到達した、高度なテクニックに裏づけされた絶対的な強度をもった演奏、特異なリズムの感覚もオルタナティブな視点で聴かれてもいいんじゃないでしょうか。モ... もっと読むーダル・ジャズ、感覚的に深化した脅威の内容です。ヨーロピアン・ジャズ最高峰と謂われるCLARKE BOLAND BIG BANDの関連作再発です。 (サイトウ)
〈REARWARD〉からの一連のCLARKE BOLAND関連の再発でも個人的にハイライトといえるSAHIB SHIHAB,68年の「Seeds」が遂に再発!この人達の作品どれにもいえることですが、特にこのタイトル曲「Seeds」は、KENNY CLARKE達のリズムの感覚が人間離れしていて変則なリズムで各パートが奇跡的な調和をみせる脅威の演奏。かつてAS ONEもフィヴァレットに挙げていた3拍子を基盤にした「Peter's Waltz」も素晴しい。クラブ・ジャズでも再評価されてるヨーロピアン・モダン・ジャズの名盤。サイケデリックや現代音楽を通過した耳にもかなり刺激的だと思います。 (サイトウ)
フェルナンド・ジェルバードはアルゼンチンでジャズにおける電子楽器の可能性をいち早く探求した一人であり、伝統に根ざしつつも時代を先取りした作品を生み出してきた。1974年に録音された「Didi」は、まさにこのビジョンを体現しており、モーグ・シンセサイザーやフェンダー・ローズといった電子キーボードのみで演奏されたこのアルバムは、ビバップのハーモニーとボサノヴァ(ゲルバードはブラジル音楽への深い愛情を抱いていた)、南米ラテン・グルーヴ、そして、アフロアメリカン、カンドゥンベのリズム・テクスチャを融合させた万華鏡のようなサウンドスケープは南米ジャズの新たな方向性を切り開いた。
南米独自のロマンチシズムが、Fernando Gelbardによるフェンダーローズによってエレガント内省宇宙にロマンチックに広がっている。黄昏の美しい調べが空間を浮遊する。しっかりとグルーヴをキープするベース、絡みつき... もっと読むリードさえするラテン・パーカッションのリズム。先鋭的で実験的なムーグの響き。豪華見開きジャケ。全6曲。全曲それぞれが魅力的な楽曲である。ドイツ名レーベルAltercatからのすばらしき正規LP復刻。見開きゲートフォールド・ジャケット重量盤LP。ライナーノーツ封入。音質もバッチリ素晴らしい。 (コンピューマ)
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長尺サウンドスケープを探求する〈PATIENCE〉からのLPは鮮烈な印象、マスタリングエンジニア/プロデューサーとして他のアーティストも手掛けてきたサウンドプロフェッショナルMISHA SULTANが嬉しい新作携えカムバック!2021年のMÅRBLEらとのスタジオセッションから構想、その後タイに移住しレコーディングを仕上げた南国ベットルーム・ジャズ。ヒーリングなマリンバとギターが掛け合うエキゾチックジャム「Sluchay」や、オーセンティックなジャズタッチに異国情緒なエッセンスやブレイクスが融合した「So Do I」など。自然界を想起させるリラクシンなムードとクロスジャンル手法を追求した心地よいサウンド。 (Akie)
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仏フリー・ジャズの先駆者Francois Tusquesが率いた、国内の様々な地域・民族の音楽をフリー・ジャズの自由な精神の元に統合した楽団Intercommunal Free Dance Music Orchestraの、テュスク自らがよく知る土地ブルターニュの伝統音楽に挑んだ作品。Tanguy Le Doréなど70年代にブルターニュ音楽の再興に取り組んだ名手たちを加え、伝統楽器ボンバルドやバグパイプを取り入れ、反復や不協和音によって邁進するアンサンブル。アフリカ由来のパーカッションにスペイン出身のCarlos Andreouによる歌唱、フリー・ジャズ的アドリブが、ワルツやスウィング、ブルース、ガヴォットの形式で回転する、どこまでもダンスに奉仕した音楽の祝祭。ブルターニュ音楽の革新。バグパイプの音色が好きな人にもたまらない一枚。 (足立)
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〈Blank Forms Editions〉からリリースしていたExotic Sinと、ECM作品での演奏でも知られるJulian Sartoriusの2023年に行われた初セッション作。ピアノ、カリンバ、木管や金管楽器、ドラム、パーカッションなどを中心に、固定されたリズムや構造を拒みながらゆるやかなテンションを保って時にダイナミックに進行する6つの「Path」と名付けられた楽曲。エレガントな静けさと喧騒とノイズの舵取りでそれぞれの曲が異なる質感と重力をもって展開し、想像力の入る余地が大きく取られ、頼りすぎずに使用された電子音も非常に効いている引き算的で自然体なアヴァン・ジャムに痺れる。ドン・チェリーにも通じる知覚の遊び場探求。マスタリングはGiuseppe Ielasiが担当。トラックリストからもどうぞ。 (足立)
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2022年リリース前作アルバム傑作「In These Times」以来のアルバム作品となっており、2015年のデビュー作『In the Moment』で確立、その後の『Highly Rare』(2017年)、『Where We Come From』(2018年)、『Universal Beings』(2018年)で深めてきたMakaya McCravenならではの “オーガニック・ビート・ミュージック”の真髄があらためて探求されており、2015-2025年までのNYブルックリン、シカゴ、LAカリフォルニア等でのライブ・パフォーマンスから、それぞれの会場の空間や観客の存在など臨場感と共に反映されたセッションの数々の録音素材が、Makaya McCraven自身のシカゴのスタジオで、編集・オーバーダブ・ポストプロダクションを重ねることで、ジャズの次なる進化..新たなる独自のサウンド世界へと再構... もっと読む築昇華されている。
それぞれのEPは互いに独立しながらもどこか有機的につながり合う4枚のEP『Techno Logic』『The People’s Mixtape』『Hidden Out!』『PopUp Shop』として構成されている。
名手達、Benjamin J. Shepherd (bass guitar), Justefan (vibraphone), Jeff Parker (guitar), Junius Paul (double bass), Marquis Hill (trumpet, electronics), Josh Johnson (saxophone, electronics) , Joel Ross (vibraphone), Jeremiah Chiu (modular synthesizer, percussion), Theon Cross (tuba, electronics), Ben LaMar Gay (cornet, voice, percussion, synths, electronics, diddley bow) とのスリリング且つフューチャージャズ・ビートサイエンス・セッション。20トラックを2LPに収録。
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サックス、マルチ・リード奏者、ユセフ・ラティーフが、バリー・ハリス(ピアノ)達カルテットで録音、1961年にPRESTAGEからリリースされたアルバム。クールジャズ・クラシック、NUJABESのサンプリングでもひろく知られるようになった、キューブリック監督の映画「スパルカタス」中の「愛のテーマ」の名カヴァー「Love Theme From Spartacus」はじめ、ジョン・コルトレーンよりも早く東洋のモーダルサウンドに影響を受け探求したことでも知られる素晴らしいアルバム。音質も評判の良いWAXTIMEの再発。ストックしました。 (サイトウ)
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オーストラリア生まれ、シアトル育ち、現在はニューヨークを拠点とするEliana Glassが、幼少期に両親が弾くピアノを下に潜り込んで別視点で体験し夢中になった体験を呼び起こすようにして生まれた記憶装置的作品。スタンダードから前衛ジャズ、フリー・インプロヴィゼーションへの敬愛を彼女の日常生活を通したニュアンスに。実験的で即興的な演奏に、曖昧に溶け込む電子サウンド。ため息のバラードや簡素なフォーキー、アネット・ピーコック「Dreams」やカーラ・ブレイ「Sing Me Softly the Blues」の新解釈、そしてエチオピアの修道女ピアニスト、エマホイ・ツェゲ・マリアム・ゴブルーへのトリビュート「Song for Emahoy」も収録した、魔法にかけられる11曲。1979年製Moog Opus 3でのソロ演奏も行っているといい、ブラジル音楽にも魅せられポルトガル語でも歌えるようです。今後... もっと読むも楽しみな方。トラックリストからもぜひ。 (足立)
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ピアノ/シンセサイザー、ダブルベース、ドラムによるクラシカルはピアノ・トリオの編成による、エレガント静謐ソウルフルなモダン・クラシカル・アンビエント・ジャズ名品。8曲を収録。毎作ごとにジャズの枠を超えた豊かな音楽センスの味わいを探求したUKジャズを新たな領域へと牽引する精力的なリリースが続く鬼才鍵盤奏者Greg Fort新作です。自身のレーベルBlue CrystalからのLPリリース(限定盤)。
シンセサイザーのさりげないスペーシーな響きがスピリチュアル宇宙空間へ誘ってくれるB3「Awareness」(sample2)も極上の心地よさ。 (コンピューマ)
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アフロ・ラテン・カリビアン、新たなるモダン・インプロヴァイゼーション・ジャズの新たな提案。ド渋にかっこいい!力量と技術と熱量が圧倒的センスでスパークする!!ラストの異色リミックスB5「remix by madam data」(sample1)がこれまた圧倒的クロスオーバーにフロア効能狂おしくかっこいい。フューチャー・ジャズ凄みと新たな潮流も感じさせてくれている全10曲。トラックリストからもどうぞ。大推薦盤。 (コンピューマ)
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プレデビューとしてリリースされた「Escalator」がジャイルス・ピーターソンに絶賛されるなど話題を呼んだ、注目される中リリースされたWill Miller率いるRESAVOIRの1STアルバム。ストックしました。スピリチュアル・ジャズ、アフリカン、マジカルな時間進行、エレクトロニック、即興、サイケデリック・アプローチ、ホームレコーディングでの実験的な作曲を元に、フルバンド、オーケストラも交えたサウンドへと発展したという脅威のクオリティ。ショートな曲も挟みながら、「Escalator」、「Plantasy」、「Taking Flight」「Resavoir」「Woah」といった数珠の名曲。RESAVOIR年内にはニューアルバムもリリースされます。 (サイトウ)
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シカゴ〈International Anthem〉から2023年にリリースされた南アフリカ、ケープタウンのドラマーAsher Gamedze(アッシャー・ガメゼ)のアルバム「Turbulence and Pulse」。ストックしています。ケープタウンのスタジオでトランペット、サックス、ウッドベースの4ピースに、ポエット、ヴォイスパフォーマンスでJulian 'Deacon' Otisをフィーチャリングして録音した10曲と、アッシャー・ガメゼがエジプト・カイロで現地のミュージシャンと行ったライヴ3曲を収録。カイロでのライブには、〈Nawa Recordings〉からのリリースでも知られるカイロの音楽家Maurice Louca、Sun City Girls/Sublime FrequenciesのAlan Bishopと彼のバンドThe Invisible Handsのメンバーなどによる (... もっと読むAnother TIme Ensemble)とのセッションが収録されています。見開きスリーヴ、帯付き2LP。 (サイトウ)
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昨年話題を呼んだ〈International Anthem〉のマストアイテムSMLのメンバーでもあり、ジェフ・パーカーの門下生ともいえる幼馴染の二人Gregory Uhlmann、Josh Johnsonに、Sam Wilkesを加えた3人によるトリオ。デビューアルバム。セッションが繰り広げられ、長蛇の列ができるL.Aの人気のスポットへと成長したETAでの即興セッションをメインにスタジオセッションも加えた11曲。3人での作曲と、それぞれが作曲、アレンジした曲も交え、ラストはビートルズの「フール・オン・ザ・ヒル」のカバーで幕を閉じます。ミュート&エフェクトした音のセッション、緊張感よりもリラックスした楽しさが湧き出る、素晴らしい一曲目からぜひチェックしてみてください! (サイトウ)
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オリジナルはお目にかかることさえ困難なダンスフロア・ジャズ・フュージョンの秘宝が、オリジナルテープからリマスター&ラインセンス取得での初再発!ジャズシンガーのモニカ・リンゲスが中心となって結成、1981年にオーディオマニア向けのレーベル〈STOCKFISCH〉からリリースされたMR. CIRCLEの唯一作品。メロウ極まる美しいボーカル導入から緊迫感のあるジャズサンバへと展開する長編「Suka」(sample1)。ラテンパーカッション豊かな「Juntos」(sample2)や、サックスとボーカルが夏らしく推進力たっぷりに絡む「Schoch-Schach」(sample3)など。ラテンとブラジルのジャズを融合、透明感あふれる音色の甘美なハーモニー。CHICK COREAも長く聴き続けると総評を送った一枚。 (Akie)
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ラゴスの中心部に位置、30年以上の歴史を持つ老舗名店”JAZZHOLE”が長きに渡り構想、プロデュースした大型コンピレーション企画!第二弾であるこの「Asiko Tito」は、JAZZHOLEが遡ること90年代後半に着手した野心的なプロジェクトで、ラゴス各地の才能豊かな才能にフィーチャーした一枚。アフロビート、ヨルバ・ファンク、アフロファンク、ハイライフ、スピリチュアルジャズなど、多岐にわたるサウンドを網羅し、それぞれの伝統的リズムと現代性(当時)が融合したユニークなリスニング体験を創造。
「大満足。。これ以上のものはないでしょう。計り知れない文化的価値、そして新旧の歴史が詰まっています。」とのGILLES PETERSONからのラブコールも。トラックリストからも是非。 (Akie)
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先鋭ジャズとエレクトロニクスがクロスする、ドイツの先進レーベル〈Squama Recordings〉から、Enjiの最新作のサウンドのキーマンの一人でもあり、Valentina MagalettiやHerbert、ECMのColin Vallonはじめ多くのセッションに参加しているスイスのパーカッショニストJulian Sartoriusと、We Jazz等に合流しているUKの電子音楽アーチストDan Nichollsによるプロジェクト Clay Kinのデビュー作。素晴らしい一枚。再ストックしました。180g重量盤グレーのカラー・バイナル。 (サイトウ)
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-info-
ローランド・P・ヤング80 歳のニュー・アルバム。カンザスシティの音楽青年が、サンフランシスコやニューヨークでの活動を経て、1980年にソロ・デビュー作『Isophonic Boogie Woogie』[EM1045LP2] でセルフ・プロデュースのリリースを開始。その題名は彼のサウンドの先進性と土の匂いを示唆し、ジャズ、アンビエント、ソウル、ニューエイジ、電子音楽のエレメントを取り入れ、魂に訴えるマルチワールド・アヴァンミュージックを表現しています。40年以上に渡って取り組まれてきた彼の《アイソフォニック・ミュージック》というコンセプトは、ソプラノサックス、キーボード、ドラムマシン、レコーディングスタジオの可能性をコンプロビゼーション的に使用することで、これらの要素を結晶化させたものです。『Spontaneous Bounce』では13 曲の新作を収録し、音楽と人生へ... もっと読むの魅力的で楽しい祝賀の数々をお届けします。ぜひ、この祝祭にご参加ください。