- 12inch
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DJ Psychiatre
Moving Into Jazz
Last Year In Marienbad
- Cat No.: LYAM009
- 2025-07-16
沈み込む「Moving Into Jazz」、剥き出しのビート感とストーンド・エレクトロニック・ダブ「Those DJs」など4トラックス。
Track List
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細野晴臣や田中フミヤのレーベルからのリリース歴もあり、ゲーム音楽の分野ではファイナルファンタジーの作曲家として知られる鈴木光人のコンセプチュアル・プロジェクトElectric Satie。1998年にCD限定でリリースされていた、おなじみのGymnopédieを始めとしたサティの旋律の電子的再解釈作品。プログラミングをベースに、生演奏のソプラノサックスやピアノなども取り入れて展開。ブラジル人ボーカリストSilvio Anastacio(鈴木光人が日本のメキシコ料理店で彼の歌声を聴いてスカウトしたという逸話も)、パーカッショニストのMarco Boscoを迎えたダウンテンポのボサノヴァや、フランス語のスポークンワードと深夜の渋谷の歩道橋で録音されたという環境音が印象的に重なるアンビエント、90sライクなフリーキーなIDM、チルアウトなど、マインド・トリップを誘発する近未来的サウンドスケープが今フレッシュに響きます。 (足立)
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10年代のネクスト・ジェネレーションの象徴的なレーベルの一つだった〈Chruch〉を運営しながらリリースをしてきたSeb Wildbloodが、イスタンブールの〈Oath〉から12インチリリース。ブレイクビート、レイヴ、プログレッシヴを下敷きにしながら、ジャケットのアートワークにも通じる、自然、太古の神秘と、バーチャルな世界感が表現されたような。疾走する開放感、ハイエナジーなサイケデリック。A2「floor science」、B1のEPタイトル曲「vitara 3000」のオリジナル3曲。 REGARBAU、CENTRALの不思議なリズムの感覚、素晴らしいリミックスを提供しています。 (サイトウ)
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〈Rhythm Section International〉のリズムの実験と、〈Studio Barnhus〉らしいキャッチーさと、サイケデリックス、太いグルーヴ。エジンバラ出身のWALLACE、ハイランド・カルチャーの象徴タータンチェック柄のアートワークにポストカードが中央に配されています。 (サイトウ)
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これまで使用してきた名義Napeを放棄し、これまでの即興的な録音から、より緻密に重ねられた多層的なマルチトラック手法へと変化。ピレネー山脈での長期滞在と、フォークロア的素材との新たな関わりの中で培われた感覚に、ベルリンで再熱したというグライム・ミュージックへの親近感を融合。制作中にはクラリネットを吹き始めており、その音色の存在感は控えめながら、90年代のシンセサイザー技術に見られるクラシック楽器のデジタル模倣に対する関心として開かれています。長年のコラボレーターVanessa Bedoretと、Pavel Milyakov(Buttechno)が1曲ずつ参加。政治的な意味ではない亡命の音楽。音数の少なさも気分です。 (足立)
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音に対する概念、可能性、ユーモア、Diy実験音楽、様々な隙間を生き、物事を繰り広げて完成したAiwabeatzとの共作“Pulse Wave 2”A面はSoguragura 「hello! 3003」(sample1)そしてB面のAiwabeatz 「static impulse」 (sample2)現代の隙間を生きる素晴らしいドキュメントが詰まっています。33回転も超ドープで最高です。そしてナンバリング入りスタンプインサート、デザインインサート×2が付いてきます。デザインは全てsoguragura。50枚限定生産。 (hamon)
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BPM168(84)John Carpenterのサウンドトラック音楽のように実験的不穏ダークにダブワイズ忍び寄るSide-A「Ambulance Dub」(sample1)、P.I.L.METAL BOX「Swan Lake」オマージュのようなクラシカルなピアノ旋律、モコモコのベース、シャキシャキのドラム・リディムによる蛇のように絡みつくステッパーズ・ポストパンク・ダブワイズ全開のSide-B「The Bigger Tutti」(sample2)も狂おしく愛おしい。
AL WOOTTONによるSynthesizer, Bass, Double Bass,, Piano, Autoharp, Percussion, Trumpet、ミニマリズム/フリージャズ/アヴァンギャルドまで目覚ましい活躍を見せる奇才イタリア人ドラマーValentina MagalettiによるDrum、Percussion、Piano、ZongaminでおなじみSusumu MukaiがBass, Guitar, PercussionによるトリオHoly Tongue最新シングル。ON-Uイズムも継承したオルタナティヴなバンド・アンサンブル、ポストパンク/レゲエ/ダブの実験的先鋭性がレフトフィールド・スピリチュアルジャス経由に、ディープなトライバルジャズ・ダンスミュージックへと精神性と共に見事なまでに昇華されている。 (コンピューマ)
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JONATHAN RICHMANと彼のTHE MODERN LOVERS、パンクの元型その伝説へ敬意を捧ぐカヴァープロジェクト!モノトーンな女性ヴォーカルにブギースタブ、オリジナルの刺してくるキャッチーを残しながらダンスチューンへと昇華してしまった「I Wanna Sleep In Your Arms」(sample1)。フリップではFATIMA YAMAHAのマスターピース「What's a Girl To Do」を実験的にリメイク。 (Akie)
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クンビアやフォルクローレなどをルーツにした音楽とエレクトロニックミュージックが出会った中南米音楽が脚光を浴び始めた時期に出会い衝撃を受けたリーダーのEblis AlvarezとMeridian Brothers。Frente Cumbieroや Romperayoにも関わるコロンビア、ボコダ・シーンの中でも一際ユニークな才能。オールタイチなんかの日本のオルタタティヴなアーチストに匹敵する感覚をもった非地だなと当時思ってました。Meridian BrothersやFrente Cumbieroがヨーロッパで発見される以前の作品です。クンビアとバジェナートとサンプリングやサイケデリック、ダブ、コラージュ感覚もミックスされた唯一無二のユニークサウンド。 (サイトウ)
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フランク・オーシャンやソランジュ等のコラボ、スティーブ・レイシーのアルバム参加でのグラミー受賞、そしてエディ・チャコンのアルバム・プロデュース、今年はフジロックに初出演と 話題の尽きない、Stones Throwを代表するキーボーディスト/プロデューサー、ジョン・キャロル・カービー。Kawe Calypso Bandとのウェブ紀行シリーズ『Kirbys Gold』のエピソードを撮影するためにコスタリカのプエルト・ビエホを訪れ、鳥のさえずりや、地元のカリプソ・レジェンドたちとのジャムセッション、壮大な夕日の体験などにインスピレーションを受け書き上げた本作は、彼の作品史上最もトロピカル。滞在中、毎朝5時にその鳴き声で起こしてくれたという鳥・オオツリスドリをタイトルにした「Oropendola」をオープニングに、クンビア調のリズムに美しいフルートがリードするB2「Vertigo」(sample_1)や、水の音とシンセのシンコペーションが瞑想に誘うC2「Gecko Sound」(sample_3)など、夢心地の12トラック。心も温まるすてきな作品です。水原希子がARP Odysseyを操っているティーザー映像もぜひご覧ください。 (AYAM)
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BPM142(71)プログレッシヴに織りなされるシンセサイザー導入からボサノヴァ・プリセット・リズムからUKGブレイクス軽やかに牧歌的シンセサイザーの響きと共に導かれるシネマティック・ドリーミー・イマジナリー夢見心地の安らぎエレクトロニック音世界Side-A「How Did You Get That Scar?」(sample1)、そして、同じくBPM142ほど、DIYチープ・エフェクティヴ/バレアリックにキュート・ダブワイズさせたローファイ・インディーロック・エレクトロニカ・プロトパンク仕様に自身でリミックスを施したSide-B「How Did You Get That Scar? Proto Punk Version」(sample2)が個人的にはなんとも最高すぎるのです!!(この時代にフロア仕様でこの感触はひそかになかなか無いかもです。しかも7分14秒!) (コンピューマ)
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Μ-ZIQやMINOR SCIENCE、NICK LEÓNも登場してきた〈BALMAT〉からまたも豪華なプロジェクト!ヴィジュアルアーティストとしても名高い、US実験サウンドアートフィールドの要人STEPHEN VITIELLOが企画。レーベルが追求してきたアンビエント寄りの領域から、クラウトロックを取り込んだ即興バンドセッション、内省に働きかけるポストロック志向のダブ、ハーディガーディや12弦ギターを使用した弦ドローンまで。「サウンドアート、アートロック、そしてパンクロック」3つの異なる流派を相互作用、ジャンル枠を超えジグザグに発展。 (Akie)
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JOHN TALABOT変名KORAALやPUGILIST、KONDUKU、UPSAMMYら、これまでも数多くの才能を見出してきた〈NOUS KLAER AUDIO〉の新たなるファミリー!ロンドン出身アムステルダム拠点、DJやライブアーティストとしてDEKMANTELなどの大舞台を経験してきたLENXIのファーストアルバム。失恋などの陥った孤独から抜け出すべく内省的に音楽で感情を切り取った作品。全編で自身のボーカルを採用、繊細メランコリックなメロディ、モダンレイヴに根差したエレクトロニックダンスを組み合わせ、絶望ループから脱出口となるIDMミーツPOPサウンドを展開。 (Akie)
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モダンダンス前線〈KALAHARI OYSTER CULT〉には3年ぶりの帰還、6曲収録ミニアルバム形式の渾身の一枚が到着。90年代のサイコアコースティックアンビエントやIDMをダイレクトに継承した、叙情的ダンススケープを展開。ストーリーテリングなパッドフロートを背景にポリリズミカルなビートを構築した「Nsumuna」(sample1)や、曲後半にダイナミックなコード展開を配置したインテリジェントテクノ「Hiisi」(sample2)など、じっくりと聴くことを念頭に全体を通して緻密な音描写を志した大作。 (Akie)
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マスタリングにはDaddy Kev。なるほど初期Flying Lotusのような温もりあるサイケ浮遊感を引き立てております。ヴァイナル限定トラックはなんと6曲、見開きゲートフォールド仕様です。おすすめ (AYAM)
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ヘルシンキのSAHKOからのリリースや入手困難インあっているThe state51 Conspiracy(2023)からのリリースでも知られ、ManfredasはMulti Cultiなどにも合流、Marijus Aleksaはリトアニアの公的機関〈Music Information Centre Lithuania〉 からの2023年のアルバムなどでも活動している二人。Byrd Outからのそれぞれ、17分、10分11分の3曲とRADIO EDITを加えたEP。クラウトロック、ダブ、ドン・チェリーやジョン・ハッセルなどの影響もうかがえるエレクトニック・ディープセッション。かっこいい。 (サイトウ)
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カタログ1番を飾ったEDEN AURELIUSによるEPも話題だった〈CO:CLEAR〉より。才人BUTTECHNOことPAVEL MILYAKOVが客演参加、透き通るアンビエンスに叙情的コードが滲むアンビエントシューゲイザー「Still Here, Playing Gtr」(sample1)に始まり、ネオアンビエントなエアステッパー「Deadlink」や、ポエトリーを交えたアンビエント導入からブロークンリズムが躍動する「Insomnia Never Ends」(sample2)など。神秘に発光するエレクトロニカ、シューゲイザー系譜の浮遊感とダンスフォーマットが折衷する幻想的一枚。 (Akie)
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ちなみに映画には出てきませんがマリエンバートは、チェコ、プラハ近郊の温泉療養地だそうです。フランスのDJ Psychiatre。 (サイトウ)