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Jan Jelinek
Zwischen
Faitiche
- Cat No.: 156881-AI
- 2024-02-01
1954年のジョン・ヒューストン監督「白鯨」のエイハブ船長の独白の声をプロセスし、カナダのニューメディア・アーティスト、クライヴ・ホールデンと制作した2022年のオーディオビジュアルソフトウェア「SEASCAPE - polyptych」のためのサウンドトラック。エイハブの声は波形としてシンセサイザーシステムを制御し、抽象的なサウンドスケープ、ヒスノイズや環境音など生成された音としてアウトプットされている。彼の怒り、狂気はサブリミナル的に刷り込まれて、意味を転換して、物語として感じることも出来るような効果を実験している。 (サイトウ)
Track List
ANDREW PEKLERと共に、エレクトロニカ期から活動し、現在の当店のエレクトロニック・ミュージックの重要なキーワードの一つといえるユニークなリリースを現在も続けているアーチストJAN JELINEK。彼の初期2001年リリース、〈~SCAPE〉からのオリジナルは、ピーク時には10000円以上の値をつけていた名作「Loop-Finding-Jazz-Records」が、自身が主宰するレーベル〈FAITICHE〉からRASHAD BECKERによるリマスターの再発。初回プレスも速攻売り切れてましたが追加プレス入荷しました!ラスト「Poren」はEP「Tendency EP」にのみ収録されていた曲を追加収録。ダウンロード・コード付き。 (サイトウ)
まだ入手できました。JAN JELINEK、名義と、サンプリングも使ったG.E.S.(Gesellschaft Zur Emanzipation Des Samples)名義での2曲の3曲入りEP。 (サイトウ)
素晴らしい世界観。傑作です。 (サイトウ)
FAITICHE素晴らしいリリースが続きます。FARBEN名義と本人名義を使い分けるヤン・イェリネックのミニ・アルバムが到着しました。SIDE-Aは、カナダのモダンダンスの振り付け師Sylvain Émardとのコラヴォレート。ドラムレスながらベースでグルーヴを産み出すFragment One + Two。B-SIDEは、バルセロナの科学博物館CosmoCaixaのためのパフォーマンス4曲を収録。電子音楽の実験の系譜を受け継ぎながら、ポップともいえるような領域にまで完成度を追求したモダンエレクトロニクス、素晴らしいサウンド。今回も推薦です。 (サイトウ)
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エレクトロニカ期に登場し、架空の女流ヴィンテージ電子音家URSULA BOGNERや、サンプリング、コラージュを使ったGESELLSCHAFT ZUR EMANZIPATION DES SAMPLES等でのリリース、レーベルFAITICHEでのユニークな活動を続ける唯一無二の電子音楽家ヤン・イエリネック、この名義では12年振りとなるアルバムをリリース!ドイツ語で「between」に相当する単語「Zwischen」をタイトルに、もともとはドイツの公共ラジオの為に製作したものだそうです。ジョン・ケージ、カールハインツ・シュトックハウゼン、オノ・ヨーコら音楽家から、マルセル・デュシャン、ヨーゼフ・ボイス、スラヴォイ・ジジェクら芸術家、哲学者、詩人等々からLADY GAGAまでを対象に、それぞれの曲名で、ウィットな質問を投げかけるタイトルになっております。12年に渡りヴィンテージな電子音楽にオマージュしながらフレッシュな感覚を保ち、繰り返し聴き込めるある種のポップさをもって音楽をアウトプットするヤン・イエリネックの魅力です。推薦! (サイトウ)