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Fluence
Fluence
états-Unis
- Cat No.: etat14
- 2024-02-04
CTM festivalでのサウンドインスタレーションを元にしたアルバム。「abtasten_haltenは、2本のVUメーター針の動きであるシンセサイザーモジュールのための自己生成的な作曲です。パーカッシブな音は、リズムの組み合わせに合体し、すべてランダムで繰り返しのないものとなる。このアルバムは、無限のリズムのバリエーションに対する瞑想のようなものである。」ストックしました! (サイトウ)
DICESやPJOTR、a5、CUISINE DUB等ユニークな作品を送り出す〈UDACHA〉の2017年リリース作品。カセット音源エディット&コラージュで作り出すサウンドスケープ。A1やB1のニューエイジだけでなく、A2のようなエスノダンスも。片割れVLAD DOBROVOLSKIが沖縄民謡にも精通していることが伺える一言に電子音楽とは括れない音。旋律楽器は美的、しかしヴォイスサンプルやモジュラーシンセの埋め込み方がかなりネジれてる。UDACHAはアートワーク・装丁も個人的に愛おしい。 (Akie)
この世を去った音響現象と聴覚を探求する孤高の音楽家ALVIN LUCIERの「I Am Sitting In A Room」が制作されて50年。音のパターンがどのように配置されているかを探求する作品が届きました。デュッセドルフの”Salon des Amateurs Club”にてレジデントを務め、スポークンワードやボイスノイズを研究してきたMARC MATTER。コンピューターに読ませた一節、そのカット&ループ、ズレを活用したフェージングを実行。脳が音声の移り変わりを認識するために、実際に必要なオーディオ素材がいかに少ないかに気づきます。推薦。(試聴は一曲を3つに分けています) (Akie)
イタリア・ミラノの交差点をイメージしたタイトル、フィールド・レコーディングとシンセサイザー、ピアノやオカリナ等の様々なアコースティック楽器、フレデリック・ジェフスキの5歳の息子の声によるモノローグを交えた、繊細でゆったりとしたドリーミー夢見心地のイマジナリーなサウンド・アート傑作。Edith Schlossによる美しいカバーペインティングが施されたオリジナルのジャケット・アートワークを忠実に再現、そして、Alvin CurranとFrancis Plagneによる新しいライナーノーツを封入したBLACK TRUFFLE入魂の逸品。 (コンピューマ)
Track List
インドネシアの芸術集団UWALMASSAから、ミニマルハウス/テクノ作家PRETTY SNEAKY、そして現代エレクトロニックミュージック屈指の才能NICOLAS JAARまで、学術的見地より音楽を探求する〈MANA〉より。短く切り取られたサンプル&ノイズ、丸みのあるシーケンサーをリズミカルに配列。温かみあるサウンドエレメンツと実験精神が同居する超現実的サウンドスケープに。推薦! (Akie)
Track List
BBC1、NTS Radio、The Wire Magazineなど数多くのメディアがその才能を取り上げるLAILA SAKINIが、ANDY STOTTやDEMDIKE STAREのホームレーベルである名門〈MODERN LOVE〉にエントリー!高校/アマチュア演劇からインスピレショーンを得て制作された今作は、起承転結を感じるおとぎ話の世界観を表現。ピアノとリコーダーの二重奏のボーカルが囁く「The Light That Flickers In The Mirror」など、ピアノ、ヴァイオリン、グロッケンシュピール、ティンバレス、リコーダー全てを自らで操り作り上げたメランコリックなサウンドアート。 (Akie)
Track List
具体的な詩、コラージュ、絵画、ドローイング、呪文詩などを内容させたサウンド作品であり、音楽と発話の境界で行われる”呪文”をテーマに据えたコンセプチュアルな一枚。ハイドロハープで水の浄化を呼び起こしたTOMOKO SAUVAGE「Salt Spell (spell by Benjamin Kilchhofer)」に始まり、覚醒と瞑想を促すレイヤーワークのMUSEUM OF NO ART「Textile Trance (spell by Mehrnaz Rohbakhsh) 」(sample1)、コラージュ手法で音響作品を生み出したC.R. GILLESPIE「Invitation To A Clog (spell by Andrew Zukerman) 」(sample2)など。レーベルお馴染みのアーティストを筆頭に、電子音楽前線で活動する面々が呪文をかけるという設定でコラボレーション。古代のルーン文字とソルトサークルを彷彿とさせるソルトペインティングのアートワークやスペルカードなど、装丁にも拘り抜いた限定生産品。全曲トラックリストからご試聴いただけます、推薦! (Akie)
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本シリーズ第3弾ではB〈ERCEUSE HEROIQUE〉に参加、本名名義では〈WHITIES〉からもアルバムをリリース。マスタリングワークでも様々前衛電子音楽アーティストを手がけてきた職人RUPERT CLERVAUX。具体的なテーマを有した前三作と比べ、アブストラクトなサウンデザインでリスナーに思考の余地を与えた今作。重量感のあるキックとパーカッションが交わるブロークンテクノ「SIMPLE FOOD FOR OUR SIMPLE TASTE」(sample1)や、民族打楽器をハーフタイムに刻んだスロートライバルブレイクス「Does Pop Culture Interest You?」(sample2)。モダンR&B妖しくカット&ペーストした変形エレクトロニカ/グライム「Thylias Moss #2」(sample3)が個人的にもおすすめです、是非トラックリストからも。推薦。 (Akie)
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イングランド北部のハル出身、薬物乱用、アルコール依存症、ホームレスといった苦闘を経て芸術制作を志すコンセプチュアルアーティストRICHIE CULVER。そしてBUTTECHNO名義を使い分け、〈TTT〉〈ТРИП〉〈INCIENSO〉〈CITY-2 ST. GIGA〉とあらゆる先鋭レーベルに参加してきた鬼才PAVEL MILYAKOV。CULVERの即興的かつ連続性を帯びたサウンドワークに共感し実現した共同プロジェクト!アンビエントトーンで導きながら、グリッチノイズのレイヤーでオーケストレーションする「Track 1」(sample1)、シンセサイザーの閃光を不規則に乱射した「Track 3」(sample2)など、不協和音のカタルシスを切り取った5つのトラック。 (Akie)
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木々の葉が擦れる音を聞きながら、私は自分の内にあるもので、これに対応するものは何だろうかと考えた。音であるならばそれは声以外ないだろう。日本語は子音だけでは言葉にならない。言葉にならない子音こそが、耳に聞こえる音に対応するものではないだろうか。
この作品ではフィールド録音の瞬間的なサンプルを切り取って繰り返し、そこに発音された母音を繰り返したものを重ね合わせる。フィールド録音のサンプルは子音の役割を果たし、それぞれのタイミングが少しずれていくことで聞こえる発音は変化していく。
ここ数年の制作で、私は場所や環境と、どのような関係を結ぶことができるのかを探ってきた。それは、場所や環境を単に録音の対象として捉えるのではなく、それらとの主観的な交わりのような関係である。
声の聞き取りには聞く者の主観が介在する。言葉は客観的であるが、声は必ずしもそうではない。声はその人の存在と関係している。
以上、本人によるライナーノーツより。 (コンピューマ)
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今作では、日英のサウンドアーチスト達による日本の音風景にインスピレーションを受けたフィールドレコーディングがベースとなった作品を中心に収録したもの。SUGAI KEN、Eisuke Yanagisawa、Max Reinhardt等々全13アーチスト13トラックを収録。四季折々の豊かな日本の音風景からのインスピレーション、そして、80年代や90年代に少数カセット・リリースされていた実験的フィールドレコーディング音響作品的雰囲気も思い出させてくれる、どこか懐かしいノスタルジック・フューチャー・モダンなメランコリック音響カセット・コンピレーション秀作。 (コンピューマ)
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様々な場所でのフィールドレコーディング、ペットボトルのプチプチ音、椅子のきしむ音などの日常家庭音、声などをフィーチャーして加工、それらにシンセサイザー、ギター、メロディカ、パーカッションなどによる楽器演奏も加えられて編集された、内省的フォーキー荒削りサイケデリック忘却の彼方へと向かうかのような、日常と非日常の情景を彷徨い漂うかのような抽象的テープ・コラージュ作品となっている。Side-AとSide-B。 (コンピューマ)
BERGHAINでの音響インスタレーションを筆頭に、4Dサウンドショー、オーディオビジュアルライヴなど、視覚芸術を伴う音楽体験を実験してきたMAX COOPERが、自身のレーベル〈MESH〉から新作アルバムを発表!収録曲全てに自らが制作したビジュアルストーリー、そしてそれを様々なヴィジュアルアーティストに監督依頼をし短編映画として完成。サラウンド記録再生方式ドルビーアトモスのサウンドにミックスされた耽美なIDM〜エレクトロニカ。 (Akie)
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NINA KRAVIZ主宰の〈ТРИП〉や〈GOST ZVUK〉、本名名義では〈BERCEUSE HEROIQUE〉からアルバムをリリース。〈INCIENSO〉〈CITY-2 ST. GIGA〉とあらゆる先鋭レーベルに参加してきた鬼才PAVEL MILYAKOV。アブストラクト≒フリーフォームにサンプルをつなぎ合わせたノンミュージック「stroevaya」「the great snare of doom 」に続き、電子パルスで拍子取りをしながら4/4テクノへと持ち込む「302」(sample1)。鋼鉄製の反響とその空間で成立させたアンビエント「metal ambience II 」や、金属音をはらんだトライバルテクノ「suburban tribal」(sample2)など。ビートレスだけでなく、ダンストラックでさえも荒涼とした産業地域をヴィジュアル的に表出。 (Akie)
ROMÉO POIRIER,PERILAら音響職人が集結するマンチェスターの〈SFERIC〉より、〈WHERE TO NOW?〉〈GHOSTLY INTERNATIONAL〉〈ALTER〉などからもリリース、本レーベルでは常連の奇才ユニット”SPACE AFRIKA”がニューリリース!”ハダーズフィールド現代音楽祭”にて公開された短編映画「Untitled (To Describe You)」のサウンドトラック。共同製作者である詩人TIBYAN MAHAWAH SANOHのスポークンワードとソウルヴォーカル、対象が抽象化された肉声。差し込まれるフィールドサンプルも、ライターをする音から煩雑に録音された風の音まで多様。それらをコラージュワークしたのが今作。不意に差し込むオーバードライブしたビートは、作品をミュージックコンクレート/サウンドアートの範疇から逸脱させドリルンベースまで踏み込ませる。肉声という感情的な音を扱いながら、映画の主題である”黒人としての内面と外面”を聴き手の想像力に委ねる抽象コラージュの手法。STEPHAN MATHIEUのマスタリングによるリアルな音像にも引き寄せられる、素晴らしい。 (Akie)
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HTRKやOSSIAなども作品を残す〈JSMЁ RECORDS〉を運営、IVIC名義でも知られるSAELE VALESEが自身のアコースティック作品をリリースするために新設した〈KLAMM〉カタログ1番が登場!CD作品ながら、片面20分39秒づつの長編を収録。インダストリアルノイズからドローンに着地、激情的な展開を見せるAサイド。繊細なモジュラーシンセシスで慰めるBサイド。両面に共通する無音の活用、音のダイナミクスに鳥肌。マスタリングはRASHAD BECKER。 (Akie)
”KUANG PROGRAM”としてもアルバムを発表している韓国の〈HELICOPTER RECORDS〉から限定生産でリリース!印象主義の繊細な文体でも知られるWALSERからのインスピレーションともあり、霞んだLO-FI音響&カセット音質でありながら細やかなコラージュワークが特徴的。グリッチーな変則ノイズの隙間に淡い弦が流こむ「Rain drops, Tear drop」(sample2)や、サイケデリックに揺らしたギターに誘われる「BJ’s」(sample3)など、聴き手を白昼夢の感覚に引き込む作品。 (Akie)
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LINKWOOD FAMILYのLINDSAY TODD主宰〈FIRECRACKER〉が昨年始動したサブレーベル〈TENDING THE VOID〉第2弾!フィールドレコーディングからオルガン、モジュラー、アナログシンセサイザーなどを絵筆として描き出した2篇のサウンドトリップ。ドローンからコスミッシェ、ダークアンビエントを滑らかに結合。高音域のトーンがファンタジックな世界観を増長。帯付きシルクスクリーンの装丁まで拘り抜いた力作です。(試聴音源はAサイドを3つに分割したものです。) (Akie)
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本人と友人なども交えたフォーキーでジャジー、イマジナリー・ポエティックな手作り感もあたたかなDIYエレクトロニカ・サウンド・アート、アンビエント・ドローン作品。ハンモック・ドリーミー桃源郷な夢見心地7トラック。トラックリストからもぜひ。推薦盤とさせていただきます。 (コンピューマ)
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1974年から1975年にかけてフランスのモンペリエで録音、1975年に〈PÔLE RECORDS〉から放たれた探求的なエレクトロニック作品。ポケットトランペットとループするドラムビートを備えた「Barcelona Tango」(sample2)の一風変わったエキゾチカでは、その後も活躍する非正統楽器 (プラスチックサクソフォン、おもちゃのピアノなど)も使用。75年とはにわかに思えぬ、その後の作品にも繋がる時代を超越した実験性を感じます。少量入荷。 (Akie)