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La Monte Young & Marian Zazeela
The Theatre Of Eternal Music – Dream House 78'17
Superior Viaduct
- Cat No.: SV199
- 2024-11-19
Resonant Bodies「共振する身体」。二枚組、18曲のコンセプチュアルなフル・アルバムが到着しました。混沌から、正の波動が立ち現れてくるような冒頭から素晴らしいサウンドが展開されていきます。ドローン、音響、メロディ、精神と身体への音の作用。
「ある身体が振動して音を発し、それが別の身体に届いて振動し、新しい音を発生させ、さらに別の身体を振動させて別の音を発生させる...。無限に広がる身体のオーケストラが、それぞれの音の振動を掛け合わせ、「Resonant Bodies」のシンフォニーを創り出すと想像してください。共鳴はコミュニケーションの原理であり、音は人と人との絆や相互関係を構築するものです。「Resonant Bodies」の作品は、全体の一部であると同時に、全体を生み出すものでもあるのです。他の作品とは異なり、「Resonant Bodies」を完成させるのにかかった約2年の間、作品は徐々に完成し、前のレイヤーで発生した振動によって小さな音の粒子が加えられ、不完全で同期した音のオブジェクトが出来上がったのです。"コミュニケーション"」。 (サイトウ)
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しかもそのうちの一つの楽曲は、Éliane Radigueが彼女の為に書き下ろした作品、Side-B「OCCAM IX」を収録。Side-Aには彼女の2023年の新しいソロ作品「A Song For Two Mothers(2023年)」を収録。たおやかな共鳴美学。音の処方箋。
Oren Ambarchi主宰Black Truffleからの入魂リリース。
Laetitia Sonami、Éliane Radigue、Paul DeMarinisによる写真とライナーノーツを掲載した4ページ少冊子封入。 (コンピューマ)
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-info-
今回リリースする作品は、『聴くことのアレゴリー』の第三部で行われた米子氏のライブ・パフォーマンス(公開録音)の音源です。
これまでに非楽器から生じる音にフォーカスした作品や日常空間で意識されることが稀な現象などを音へ還元するパフォーマンスを手掛けてた米子氏。
オーディオ機器の製造・開発を手掛けるlistudeのショールームは小規模ながら「質の高い音響環境」を目指し、電源環境や場所固有の響きに注意深い設計と徹底した物量を投じることで同規模では最高峰と言える環境が構築された場で米子氏による空間の響きを存分に活かした非楽器と楽器(トロンボーン)を用いたパフォーマンスを行いました。
このパフォーマンスの録音、マスタリングを柳沢英輔氏、ばばまさみ氏が行いました。
柳沢英輔氏、ばばまさみ氏が使用する機材、マスタリング環境は異なりますが、同一のパフォーマンスを録音しています。
柳沢英輔氏による録音とマスタリングが行われたのは1から3トラックで、ばばまさみ氏による録音とマスターリングが行われたのは4から6トラックとなります。
各トラックを聴き比べるみることで、録音芸術における主体と客体、メディウムの差異、記憶と記録、演奏(運動)と空間と聴衆の関係性などについてリスナーの解釈が更に広がることを私たちは願ってやみません。
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-info-
日本を含むアジア圏では四季を24等分した二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のことを七十二候という。
そのうちの1つである'蟄虫坏戸'の時期である2023年10月2日(月)の日没時刻17:42を挟む17:12から18:12までを大阪の箕面山桜谷休憩所にて録音を行なった。
箕面山桜谷休憩所の外周の手摺4箇所より以下の虫の音(鳴き声)に近いサイン波をポータブルスピーカーで再生した。
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北側 2489.02Hz | クツワムシの基音。キリギリス科の唯一の例外で低い(非常に多くの倍音を含む)。
東側 4186.01Hz | スズムシ、エンマコオロギの基音(倍音、3倍音が強い)。
南側 5274.04Hz | マツムシ
西側 8372.02Hz | ヒガシキリギリス
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数年前に私は箕面山へハイキングに出掛けた際、山中に位置するコンクリート造の桜谷休憩所に出会した時はその存在感に虚を突かれた思いがした。
現在の桜谷休憩所にたどり着くルートに車両幅の道はない。
最寄りの管理事務所に問い合わせたところ、築年数は不明とのことだったが、目視する範囲でかなり以前に建築されたものだと分かる。
竣工当時は不明だが、現在の桜谷休憩所からの見晴らしは良いとは言い難い。
自然の中に放置されたかのような人工物であるコンクリート造の建物から周辺に生息していると思われる4種類の虫の音を模したサイン波を流すことで建築物に加えて音響面から自然への干渉を試みた。本作はその記録である。
本作は人と自然とのコミュニケーションを意図したものではない。
虫や鳥類の他、箕面山には鹿、猪、天然記念物である猿などが生息していることで知られている。
古びたコンクリート造の建物からから途切れることなく再生された4つのサイン波を建物周辺に生息する生物はどのように受け止めたのか。
自然に対する人工物の干渉が本作の主題である。
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御年58歳、存在が神々しい領域に達するRICHARD YOUNGSによる2021年作品。ドローン・コズミックな宇宙世界にダビーな要素が美しく不気味に織り込まれ、どこ途方に暮れる懐かしいサウンドに。色々な疑問も残りながら感動しました。 (Hamon)
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2005年から2009年までWILL LONGとDANIELLE BAQUET-LONG(CHUBBY WOLF)からなるユニットとして活動、現在はWILL LONGのソロプロジェクトであるCELERによる秘蔵CDRハンドメイド作品を〈ROOM 40〉が装丁新たに再発。無料オーディオ処理アプリを使用し、水音のそのものを流れにまで還元し美しいドローンへと変換。そこにDANIELLE BAQUET-LONGのアコースティックドローンを重ねて稀有なレイヤーを生み出した傑作。 (Akie)
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長年のコラボレーターであるノルウェーのジャズアーティスト/トランペット奏者EIVIND LØNNINGに作曲、日本の山中にあるJIM O’ROURKEと石橋英子の自宅スタジオにて録音した三部作がリリース!EIVIND LØNNINGがトランペットで生み出すリズムサイクルとJIM O’ROURKEの制御するシンセドローンの生々しい交錯。機微な揺れを孕んだ第1幕から、叫びのようなインプロの第2幕、そして力強いリバーブと低音を突き刺した第3幕まで。優しく幻想的な瞬間からの痛烈な悲鳴、終始緊張感を漂わせながら繊細に切り替えるJIM O’ROURKEのエレクトロアコースティック技法は圧巻です。ミックスとマスタリングも自身が担当。推薦盤です。 (Akie)
彼女の主な楽器である、パイプオルガンや、クワイアー、室内楽団などによるドローン、ミニマルミュージックのコンポーザーとして、最も注目されてきた若き女性コンポーザーKali MaloneがStephen O'MalleyとLucy Railtonをフィチャリングしてリリースした3LP。ELIANE RADIGUEの音楽を愛する人にも薦めることができる数少ないアーチストのひとり。 リリース時は即完売だったアナログ、2ND PRESS。ストックしました。 (サイトウ)
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1998年オリジナルCDでのDavid Toopによるライナーノーツに加えて、本人による新たなライナーノーツも掲載。Lasse Marhaugによるニューデザインも眩しく美しい。 (コンピューマ)
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YPYこと日野浩志郎が主宰を務める〈NAKID〉から注目の新作がリリース!なんとNSI=NON STANDARD INSTITUTE.が登場です。ニューエイジ、フォルクローレ、モダンクラシカル、シューゲイザーなど、様々な切り口でアンビエントを探求したユニークな作品。特異にチューニングされたドローン「Index」といった重量のあるアプローチから、ミニマルな電子フォルクローレ「Are You One Of Them」のように耳に穏やかなエキゾジャムまで。幅広いバリエーションの楽曲を微調整し、統一感ある荘厳な景色が描かれていて興味深い。緩急のあるダイナミックなアルバム構成で約1時間半じっくりと世界観に没入できる名作。推薦! (Akie)
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THE PILOTWINGS、MORI RA、EVA GEISTなど、世界各地のオルタナティブ異能を擁するリヨン拠点〈MACADAM MAMBO〉新作!バンドの中核メンバーであるCHRISが独りでギターと少しのアナログギアセットを持ち込みジュラの山中にて制作。フォークミュージックを軸に、初期電子音楽やドローンのエッセンス、フランス語ボーカルを吸収。哀しいコードでアルペジオを奏でるミニマルフォーク「Luis Gil (Long Song For Selva)」(sample1)や、電子ドローンから東洋シャーマニズムへと帰結する「Tromper le temps」(sample2)など、どこか切ない雰囲気、焦燥感が特別な電子アコースティック作品。 (Akie)
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アンビエント・ドローン的精神世界と、日本伝統楽器のような研ぎ澄まされた笛の音、さりげない実験的ダブワイズ・エフェクティズムが静かに調和した小さな音世界が奏でられた名作。注目すべき作品が続々とリリースされる鬼才Horatio Lunaによるレーベル、オーストラリア・メルボルンLA SAPEからのリリース。 (コンピューマ)
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Monsoonでの「Wings Of The Dawn」やSHEILA CHANDRA名義でのスピリチュアル・ヒンディーダンス「Prema , Shanti , Dharma , Satya」、PRODIGYはじめダンスプロジェクトとの共演、サンプルング等でダンスミュージック・フィールドでも知られるインド系英国移民シーラ・チャンドラがピーター・ガブリエルの〈REAL WORLD〉からリリースしたCD,カセットオンリーのアルバム「ABoneCroneDrone」をアナログ再発。 (サイトウ)
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「かいじゅうたちのいるところ」でおなじみ絵本作家モーリス・センダックや画家フィリップ・ガスキン、ファイン・アート、絵画アニメーション、そして、ヴァジュティ・バニヤンなどのブリティッシュフォークから、モートン・フェルドマン、クラシカル現代音楽にまでインスパイアされたという、穏やかな郷愁エレクトロニカ・アンビエント・アシッドフォーキー・ドローン実験的イマジナリー音楽世界が優しく広がっている。インスト曲も交えた10曲を収録。メンバーDax NiestenによるA5サイズ16ページ絵本ZINE封入。トイポップ・エレクトロニカ・アヴァンポップのユニーク・リリースが続いているRichard Greenan主宰Kit Recordsからのリリース。 (コンピューマ)
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音の処方箋。 (コンピューマ)
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ポップアートの草分けED RUSCHAの作品リリースでも話題となったレーベル〈FOURTH SOUNDS〉からのリリース!視覚アートのフィールドでも活躍する芸術家GILLIES ADAMSON SEMPLEによるオルガンドローン作品。ヴァレール教会にある木製パイプオルガンでの演奏をエアー録りした繊細な作品。ペダル踏みや物音、チューニング音も拾われています。スタジオに持ち帰った録音素材をミュージックコンクレートの古典手法に則り再構築したユニークな一枚。オルガンの純度高い音色で瞑想へと導くミニマルドローン、シネマティックな独奏で構成されたアルバム。限定200枚、現状デジタルリリース確認されておりません、お早めに是非。 (Akie)
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US信頼リイシューレーベル〈SUPERIOR VIADUCT〉より。MEVのメンバー、実験音楽レジェンドALVIN CURRANが設立した〈ANANDA〉レーベル第二弾として発表された唯一アルバムが再発。独アヴァン名門〈WERGO〉からもリリースするLANERIによって集められた4人組ヴォイス・インプロ・アンサンブル”PRIMA MATERIA”。そのグループ名が示すように、声という原料のみを使用し、その音波を重なりや倍音手法で紡ぐドローン作品。インドやチベットといった古典声楽の影響を感じる瞑想世界。 (Akie)
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2020年6月、スウェーデン・ウナリッドの何世紀もの歴史ある教会でレコーディングされたパイプオルガンによる持続する和声音の重なりが、静謐なる空間に神の息吹のように満ち引き、緊張感の中で繊細に響き合い共鳴する荘厳なる自然現象のようなミニマリズム・ドローン傑作。5トラックを収録。
Sarah Davachi、Eliane Radigue、Charlemagne Palestine.のファンにもお勧めの作品。音の処方箋。 (コンピューマ)
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A-SIDEは、プラン・ナートのラーガ、インド古典声楽にインスパイアされたMARIAN ZAZEELAとのヴォイスドローン。B-SIDEは3つのサイン波からなるドローン。究極。 (サイトウ)