- 2LP
- CD
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- New Release
サイケアウツ
逆襲のサイケアウツ: ベスト・カッツ 1995-2000
Em Records
- Cat No.: EM1203CD
- 2024-10-11
Rewind Dubsレーベルの国産ジャパニーズ・ダブ復刻シリーズ第3弾。今回は、関西が誇るダブマスターHav率いるリヴィングレジェンドなDUBバンドSOUL FIREのアーカイブからピックアップし初のシングルカット!
Aサイドは200年代初期の国産Dub史重要作「Soul Fire」からクレイジーなエフェクト処理に妖しさ満点のサックスとエキゾチカなギターが絡み合う、ありそうでないステッパーサウンドを披露する「Rizla」が初のシングルカット!そしてカップリングには、重厚かつどこかブルージーなウエスタンのような世界観が最高に痺れる未発表曲「Who is DirtyHarry?」を収録。
Track List
2001年、バンドの中心人物でもあった市原"icchie"大資(通称イッチー)が個人で運営していたBUS-recordsからCDとしてリリース、それから20年以上の時を経て、今回初めてLPフォーマットでリイシューされる。ルーツ・レゲエやダンスホールなどジャマイカ音楽の要素に加え、クンビアやアフロ・キューバンなど中南米音楽のフレイヴァーを加えたサウンドは、ユーモアと心地よいグルーヴに満ちたサイケデリックな世界に導く、間違いなく唯一無二な作品。
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先日Fun Trick Recordsでご一緒した白川くんたちのバンドBagus!。中津Hawaii Record や、桜川Drum & Bass Recordsのラヴァーズ・ロックのスペシャリストZunggu Zungguのこのレーベル〈It's A Romance Production〉からリリースしているバンド。昨年リリースした7インチで取り扱い開始いたします。白川大晃が作曲、書き下ろしたリリックをギタリスト小西誠が歌っています。国産の良質なロック、ポップスのエッセンスを旨く昇華したソングライティング、こんなにまっすぐに恋に落ちる詩の世界を描ける。ラバースロック。才能です。E-Mura(Bim One Production)がミックス、アルバムとは別のミックスだそうで、レゲエ・アレンジがとても良い。B-SIDEはダブマスターHAV、スペース・エコー・ダブ・ミックス。言葉の溶かせかたなどマッド・プロフェッサーへのオマージュのようでもあります。大阪産まれのレコード。是非。 (サイトウ)
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大阪のダブ/レゲエ、アフロビート界隈の伝説のバンドBUNVESTOROの未発表のままだった音源がCORNER STONE BARのレーベル〈タカラディスク〉からアナログ・リリース!AmanitaやDuvali、Red Red Mohicanなどで活躍中の当時のアンバーに加え、Soul Fireのうーちゃんも加わり、再結成のライブもあります。 (サイトウ)
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プラネタリウムリラ
素敵な作品に出会いました。
この類の音楽に関する専門的な知識は全くありません。
僕自身もバンドを30年弱、やり続けています。
その中で得た「好きな音」「出したい音」の定義とプラネタリウムリラの音がとても似ています。
理知的、文脈的、共奏的であること。
僕が思うに、この3つには、それぞれに対応するアウトプット方法があります。
理知的とは、何かを為す際、理性と知恵が備わってる事。
文脈的とは、今までの経歴に根差した土台がある事。
共奏的とは、相手を信頼しきって、委ねる事。
プラネタリウムリラはこの3つが全て整ってる。
理知:1曲目のタイトルにそのテーマが集約されてると思います。
妖精の持つ「可愛いらしさ」だけではなく、色々な狭間(ジャンル)を飛び交う姿を自然に思い浮かべられました。
文脈:構成においては、2曲目以降の「柔-堅-静-動」的なパッケージ。
1時間があっという間です。
曲順も重要だけど、曲名はそれ以上。タイトルが付いて、はじめて曲概念が表立ってきます。
Vajraはその意味では、とても力強い曲に聴こえてきます。
美意識という含意も、なるほどなーと。
で、個人的に特筆したいのは、共奏と描写。
一般的に言うとソロアルバムは、中央集権的なリーダーの下で音が独裁的に作られる事が多いと感じてます。
だけど、プラネタリウムリラは、脱-中央化/中枢化とでも言うのか、リーダーを軸とした天動説的な創造ではなく、中心人物が色々なネットワークに入り込み、かつ、その方々でのコラボレーションで得た描写力でそれぞれの曲が見事なまでの完成度に。
これも、彼女が今まで経過してきた多くのジャンルや音、LIVEに起因してると思います。
僕の世代で言うと、プラネタリウムって、すごくリッチな娯楽でした。
動物園とか、公園とかとは比べ物にならないくらい。
僕はプラネタリウムがとても好きでした。
広い宇宙を感じつつ、星々の距離感は遠いんだけど、ナレーションの声とか、
色々なナビゲーションの作用で「遠い向こう」に親近感があって、何時間も居てた事を覚えています。
プラネタリウムリラ
僕は何時間も聴ける。良い音楽です。
ありがとうね、マユコちゃん。
⚫︎second to none タク
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コロンビアのクンビアをベースとした中南米グルーヴにストリートのセンスをミックスするジャパニーズ・クンビア・バンドReal Thing。自主レーベル<クンビア商店>から2017年にリリースし600枚が完売した1st7インチ「Cumbia Descarga / Ragga Cumbia」が、それぞれ新規のリミックスを収録して12"リリースです。リミックスを手掛けるのは、20年以上に渡って大阪を拠点に活動するDJ/プロデューサーAkio Nagase(Makedub Records)。原曲が持つルーディーでな雰囲気はそのままに、トライバル〜レフトフィールドなアシッド・ハウスに仕立て上げたフロア・ヒット必至の限定盤!
Track List
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アフロビートに影響を受けて活動する大阪のバンドAMANITAが、自分達で立ち上げたレーベルKing Jeje Recordsから新しい7インチをリリースします。「A.P.D」 (After Party Down)。今回はぐっとメロー。優しい音色でマッドネスの余韻をクールダウンさせる。5ピースのディテールとアンサンブル。いい音。そして凛とした次に向かう力強さを感じさせます。B-SIDEには、ダブマスターSOUL FIRE、HAVのリミックスを収録。音を捉えて増幅、反復の軌道を描く。4分半のサウンドマジック。アートワークはベンジャミン。この辺りの人たちも大阪の音楽カルチャー最良なシーンの一つ、歩みを続けています。 (サイトウ)
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MOLE MUSICとメルボルンのDJ TIM HEANEYの交流から産まれたVESSELからの12インチ。入荷しています。ヴィンテージハウスなヴォーカルサンプルを使いながら、「Keep it Coming」「止めないで」と投げかける、エクスタティックでもあり、シーンへのメッセージでもあるようなハウスチューン「Yotogi」。オリジナル・ヴァージョンと、ルーディなベースラインとヴォイスループ、カオスに突入する(Dry Version)の2ヴァージョン。B2は、ダビーなブレイクステップ「Space Infomation」。ショートのスキットも交えた3 TRACKS。清さと、意識にマトリつく官能。謎すぎるアートワークとともにお楽しみください。 (サイトウ)
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〈Darker Than Wax〉のメインマンDean Chew 監修で2020年にリリースされた「Bodyclock」の続編となるVol. 2が到着しました。、バンクーバー、大阪、東京、ケープタウン、ウィーン、パキスタン、アムステルダムなど世界各地のシーンに住む8人のプロデューサーに焦点を当てた作品。シアトルのレーベル〈Tech Startup〉からのリリースが当店でも話題だったバンクーバーTEO MATTRESS(sample1)。聴き混むほどにミステリーが増すような天才性を感じます。注目。ウィーンのエレクトロニック・ブレイクビーツ作家B.VISIBLE、ジャマイカ出身のLAZYによるブレイクスなど、AKI NAGASEは、Jack The Body, Move Your Body、JACKIN' ACID +サックス、いなたさぎりぎりを攻めるアシッドファンには堪らないドープシット。 (サイトウ)
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90年代から続けてきたMAKEDUBを拠点に大阪SOUND CHANNELクルーとしてもリリース、活動を共にしてきたAKIO NAGASE。SOUND CHANNEL時代の仲間GROUNDのレーベルChillmountainからのデジタル・リリース、シンガポールとアメリカをベースに展開しているDARER THAN WAXからのリリースを経て、EMOTIONAL RESPONSEのサブレーベル(Emotional) Especialが彼の音源から4 TRACKSを新作12インチリリース。到着しました。ハードウェア・サウンドに、ダブやワールド・ミュージック的な要素など様々な融合が試みられていた90年代のテクノ・ミュージックの雑多な魅力を受け継ぎ、ホーミーや、太古な中華のサンプル、アジアの情景が幻想のように、アシッドの中に練り込まれていくようなグローバル・アシッド。B1では日本のエレクトロニックの偉大な先達Y.M.Oも愛した日本のトロピカルの名曲「安里屋ユンタ」をアシッドしてます。庶民の可笑しみにすっと神話性が潜む。 (サイトウ)
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冒頭から、ドラム&ダブで魅せ、ミニマルなベースラインに、それぞれの演奏が音を橋渡ししながら、レイヤーされジャムを繰り広げる最高なインスト「Arata」。B-SIDEは、SOUL FIREはじめ、様々に活躍しているお馴染みのシンガーCHICAとその妹HIKARIのユニットCHICARIと、ex REAL THINGSのキーボディスト仲川達也をフィーチャイングしたうたもの。自主レーベル、DRUM & BASS RECがディストリビュート。大阪のシーンの魅力を是非。到着しています。 (サイトウ)
MOLE MUSICのMITSUKI、レーベルのアートワークも手掛ける服田雄介。奈良のAKIRA、Y.N。レーベルの核となる4人によるオムニバス・スタイルによるEP「Hiogawa EP」。入荷しています。Fukuda Yusukeによる少ない音数とその隙間でじっくりとストーリーを描き出すディープハウス「Miyagatani」。LOWなグルーヴですがじっくり対峙して見える魅力があります。パーカッション、アシッディーなマシーングルーヴが規格外のところで調和する「Dalembase Jap」、低音をさけたフロアでも独特の音なりで進行していく「Constituents of a Theory of the media」。アナログな質感、LARRY HEARD達の先人へのオマージュ的でもあり、忘却の先のハウスのユートピアがじっくり展開されています。ポエットをフィーチャリングしたYNも躍動があり、どれもフロアで再現されるべき深みを携えていて、デトロイトや、ベルリン、メルボルン、バンクーバー等々各地に産まれてきたハウス・カルチャーにも匹敵する関西のシーンからのサウンド、ソウルミュージックです。 (サイトウ)
Track List
バンドスタイル、ディスコダブのダブを受け継ぐ冒頭から、無国籍のエキゾ・ファンタジー、迷宮的世界のファンク。CDはアナログには収録されていないデビュー曲「Dodop」も収録。ALTZ.Pのアルバム「La Toue」。 (サイトウ)
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80年代関西ノイズ/インダストリアル・シーンを出自とする大橋アキラが、UKのゲトーミュージック新種、ジャングルに同じ匂いを嗅ぎ付け、それを呑み込んで変態した伝説のユニット、それがサイケアウツだ。本作には、天才的かつ大胆なサンプリングとアーメン・ブレイクを駆使した、ナードコアやJ-Coreの先駆にもなるジャングルの突然変異体から、インダストリアル・ミュージックの質量感を伴ったブレイクビーツ、2ステップやブレイクスを独自解釈した未来のベース・トラックなど、多様なクラシック・チューンを息つく暇もなく収録。雑多な音ソースとサブカルチャーを傍若無人にちゃんぽんし、内外アーティストにショックを与えたサイケアウツの美学は(当時、小西康陽や久保憲司をも興奮させたように)21世紀音楽の先取りであり、現在、世界中で盛り上がるモダン・ジャングルにも共鳴し今日もフリークどもを狂わせる。
本コンピレーションの選曲と監修はMurder Channelの梅ヶ谷雄太と、『イアンのナードコア大百科』著者、Ian Willett-Jacobという二人のエキスパートが担当。大半が初プレスCD化となり、彼らの代表曲、レア曲、ライブ音源を網羅してビギナーからマニアにまで対応する内容となっている。マスタリングは独Dubplate & Mastering。梅ヶ谷によるマル秘解説も必読!