MOLE MUSICのMITSUKI、レーベルのアートワークも手掛ける服田雄介。奈良のAKIRA、Y.N。レーベルの核となる４人によるオムニバス・スタイルによるEP「Hiogawa EP」。入荷しています。Fukuda Yusukeによる少ない音数とその隙間でじっくりとストーリーを描き出すディープハウス「Miyagatani」。LOWなグルーヴですがじっくり対峙して見える魅力があります。パーカッション、アシッディーなマシーングルーヴが規格外のところで調和する「Dalembase Jap」、低音をさけたフロアでも独特の音なりで進行していく「Constituents of a Theory of the media」。アナログな質感、LARRY HEARD達の先人へのオマージュ的でもあり、忘却の先のハウスのユートピアがじっくり展開されています。ポエットをフィーチャリングしたYNも躍動があり、どれもフロアで再現されるべき深みを携えていて、デトロイトや、ベルリン、メルボルン、バンクーバー等々各地に産まれてきたハウス・カルチャーにも匹敵する関西のシーンからのサウンド、ソウルミュージックです。 (サイトウ)

レーベルクルーもパーティ開催する、今年23周年を迎えたレコードショップ〜マルチヴェニュー「COMPUFUNK」のボスによる、コズミックなシンセの発色するIDM〜インテリジェントテクノ系譜をアップデートするブロークンテックな冒頭”Cosmic Cloud”(sample1)から、Y.Nによる軟くなでるような稜線のKCライクなディープハウス”Ten Spot”(sample2)、＜MOLE MUSIC＞代表・MITSUKIの空間に充ち零れるスピリチュアルなダストが瀬々らぐ”Chiri Akuta”(sample3)、AKIRAによる近未来的モーターシティソウルに灯をともすラストの”3=”、全４トラックを収録！