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Kink Gong
Tanzania II
Discrepant
- Cat No.: CREP98
- 2024-10-02
アフリカ、アジアの少数民族の村を訪れ録音した、脅威のフィールド・レコーディングのアーカイブを持つ、自身音楽家でもあるLaurent Jeanneau。彼の初期ワークのタンザニアでのフィールドレコーディングをもとにしたサウンドコラージュ作品。ストックしました。
Track List
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世界の様々なトライバルな伝統音楽パーカッション、ハンドドラム、リズムマシーン、様々な声や未知の音の断片のサイケデリックなミュージック・コンクレート、アブストラクト・カットアップ・コラージュ、催眠術的ヒプノティックなループ、シンセサイザー、エレクトロニクス電子音等を織り交ぜながら妄想イマジナリーにアウトサイダー第四世界エキゾチカ、神秘的ミステリアスな架空祝祭音楽をみっちりと構築している、幻覚的密林ジャングルの奥地へと誘われる。マスタリングはRashad Beckerが手がけている。全8トラック。 (コンピューマ)
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中東アラビック路上ストリート砂漠の砂を彷彿させてくれるかのような乾いてひしゃげた音響もかっこいい。2021-2022年パリ録音。8トラックを収録。不条理が続く世界、絶え間なく続く紛争や災害、悲劇に対する静謐なる祈りの音楽。 (コンピューマ)
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Sugai Ken、Andrew Pekler、The Dead Mauriacs、Mike Cooper 、Francesco Cavaliere & Tomoko Sauvage、Sculpture等々、Discrepantレーベルゆかりの豪華強力アーティスト9組が参加。
幻の人型クジラ「ニンゲン」に関するテキストを英語と日本語で綴ったSugai Ken「Boundary」(sample1)でサイエンス・ミステリアスに幕を開け、海中と島のフィールドレコーディング素材を交えながら、まるで海中を泳いでいる人の耳に聴超えているかのようなエレクトロニクス・サウンドスケープを作り出したAndrew PeklerによるA2「Shima No Yume」(sample2)、エキゾチック・コラージュ・イマジナリーな名手The Dead MauriacsによるA3「Différents Aspects D'un Aquapel Eecomposé (edit) 」(sample3)、岩場に打ち寄せる波と共に、白昼夢的サイケデリック・ドリーミーなギターが溶け合いノスタルジック艶やかトロピカル郷愁する名人Mike CooperによるB1「Lamma Island」などなど、アクアティック・イマジナリーなトロピカル・アンビエント・エキゾチック・フューチャーなサウンドスケープ夢見心地の世界が優雅に広がっている。マスタリングはRashad Beckerによるもの。素晴らしい逸品。 (コンピューマ)
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SF作家巨匠アーサー・C・クラークが1979年に出版した「楽園の泉」にインスパイアされた、SF民族学的に未来の文明を音として妄想想像することで新たな物語を伝えるかのようなSFイマジナリー・トロピカル・エキゾチズム・フューチャーな音楽作品となっている。A3「Rumba Lactea」(sample1)では、Spencer Clark (Monopoly Child Star Searchers)による最高シンセ・ソロがフィーチャーされているのも最高すぎる!!!エレクトロニクス、ビートメイク、カットアップ・コラージュ、パーカッションなど演奏アンサンブルを交えてデザイン構築された15トラックを収録。マスタリングはRashad Beckerが手がけている。 (コンピューマ)
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70年代から活動しているマルチインストゥルメンタリストDOMINIQUE GRIMAUDの音源集。ロック的なバックグラウンドもちらほら見え隠れし、ビートルズやピンクフロイドの凝った録音編集からの系譜も感じさせていますが、ミニマルを基調としコラージュ的に音を添えていくスタイルで瞑想的な部分もあるもの。使われている楽器も多岐に渡り、レイヤーが重なった分深味を増しているように思います。 (日野)
「Zomia Vol.1は、ジェームス・C・スコットが『The Art of Not Being Governed, an Anarchist History of Upland South East Asia』で提唱したZOMIAという概念的なアイデアをもとに、国家のルールが適用されない半ユートピア的な地域にインスパイアされた独自の神話的なサウンドスケープを構築しています。Zomiaは(ほとんど)なくなってしまったかもしれませんが、Kink Gongは、この地域の擬似的な神話的特徴を称える一連のアルバムをリリースすることで、その精神を維持しようとしています。」東南アジアの少数民族の文化、音楽を愛し、伝え、新たな音として送り届けるLAURENT JEANNEAUの〈DISCREPANT〉からの新作ストックしました。 (サイトウ)
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パスカル コメラードやジャック・ベロカルとのコラヴォレーションを皮切りにおよそ半世紀に渡り、メカニウムによる音楽を制作続け、REPHLEXからのリリースやHaco、ロバート・ワイアット、ヤキ・リーヴェットなどさまざまなアーチストともコラヴォレーションしてきたフランスの巨匠ピエール・バスティアン。愛すべき機械仕掛けのユニーク音楽。ストックしました。サン・ラにも通じる、太古と宇宙、虫の音の神秘まで、スミソニアンも意識した想像力を掻き立てるようなアートワーク、裏ジャケットには、近年のコラヴォレーターでもあったTOMAGAのTOM RELLEENへの追悼が記されています。 (サイトウ)
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レバノンのギター+パーカッション+エレクトロニクスのトリオMALAYEEN。ロンドンのエスニック+エクスペリメンタル・ミュージックレーベルDISCREPANTからのアルバム。ストックしましたSUBLLIME FREQUENCIESからの再発でも知られるエジプトのギタリストOmar Khorshidにインスパイアされた、アラビック・サイケ! (サイトウ)
カラフルにポップにムーディーに情景がめまぐるしく移り変わるストーリーテリングな名人芸コラージュ・ポップの数々。イパネマの娘、ケ・セラ・セラ、ポップスからムード音楽まで誰もがきっとどこかで聞いたことのあるようなアメリカの有名なスタンダードな楽曲の数々が粉々に切り刻まれ、芸術的なまでに組み合わされ繋ぎ合わせられてます。子守唄、ムーディー&ジャジー。流石!!!Rashad Beckerによる安心のマスタリングも嬉しい限り。 (コンピューマ)
カラフル&キュートにポップにムーディーに情景がめまぐるしく移り変わるストーリーテリングな叙情的名人芸コラージュの珠玉。毒気ながら、どこか泣けてくる美しさと詩情に満ち溢れている。Rashad Beckerによる安心のマスタリングも嬉しい限り。8章に及ぶSide-A「All on a Beautiful Day」、3章のSide-B「The Parallel Broadcasts」を収録。 (コンピューマ)
SUGAI KEN新作です。DISCREPANTから「てれんてくだ」(手練手管)。カスタムメイドのモジュラーシンセも導入。昭和とかもっと古の日本的なまやかしの情景、ぐっと音に焦点を当てると奇想、ユニークな音世界が繰り広げられていて、かなり不思議な世界。新たな次元に到達している。SUGAI KENの間違いなくベストな傑作で、日本から生まれつつある音楽カルチャーの革新的な意味をもつ作品になるのではないでしょうか。大野松雄やDAVID TUDARたち先人へのオマージュ的でもあり、音の楽しさに満ち溢れている。絶対聴くべき。聴いてほしい! (サイトウ)
いきなりOtis Redding「Sit-in’ On(The Dock Of The Bay)」やElvis Presley「Love Me Tender」、Laurie Anderson「O Superman」等々大名曲のコラージュで幕を開ける、カラフル&ポップにノスタルジック・ムーディーに情景がめまぐるしく移り変わるストーリーテリング名人芸コラージュ・ポップの名演集。名曲スタンダードの数々が粉々に切り刻まれ、メランコリック芸術的なまでに組み合わされドリーミーに繋ぎ合わせられてます。素晴らしき職人芸!!! (コンピューマ)
People Like Usのノスタルジック・ムーディー・コラージュをシャープに鋭角的にダンスミュージックにもコラージュしたライブ・レコーディング作品。山小屋的ブルージー&カントリー・ウエスタン・ムーディーな唯一無二のスリリングにして穏やかなカットアップ・コラージュ・ダンスミュージック子守唄の宝箱。トラックリストからもどうぞ。全12トラック。 (コンピューマ)
フランスのサウンドアーティスト/作曲家でありPALI MEURSAULTは、10年もの間にフランスや日本、南アメリカなどで自然の中での動物や虫などのコミュニケーションにフォーカスしたフィールドレコーディングを採集。そして2014年から2017年にかけ、その鳴き声に重ね合わせながら行うパフォーマンスを通じて少しずつ出来上がった作品がこちらとなります。全編に渡って聴こえる虫の声が次第にシンセと溶け合い、虫の声として意識して聴かなくなっていく。フィールドレコーディングものとして聴くのもいいかもしれませんが、これはどちらかというとシンセサイザーミュージックと言った方がいいかも?BEN VIDAやJAN JELINEKを好きな人にも聴いてほしい。素晴らしいです。 (日野)
そもそもDroneという言葉は蜂の羽音という意味で、いくつか説はあるようですが音楽のドローンと無人航空機のドローンは語源が同じで綴りも同じ。それを狙ってなのかドローンの機械的ドローンをひたすら記録したものを収録しています。A面は完全に素材集ですが、B面は鳥の声やドローンのサウンドを取り入れてGONCALO F CARDOSOにより構築された曲(sample3)。A面での無感情なサウンドと対照的にB面は機械の音が叙情的で人間味の溢れたもののように聴こえます。変態的な機械サウンドフェチの素材集めとしても良い一枚! (日野)
JAMES FERRAROとの伝説のTHE SKATERSはじめDUCKTAILS, TOMUTONTTU、そして近年はDOLPHINS INTO THE FUTUREことLIVENS MARTENS MOANAとのパートナーシップでもお馴染み、ナイスキャラクターSPENCER CLARKがMONOPOLY CHILD STAR SEARCHERS名義でDISCREPANTからアナログ・リリース!自主のPacific Cityから2010年にCDRでリリースした音源だそうです。ラジオからの怪電波、フェイクなエキゾ感。空想的サウンドトリップ。スペンサー名作です! (サイトウ)
アジア少数民族のフィールド・レコーデイングのスペシャリストで前衛電子音楽家でもあるLAURENT JEANNEAUのKINK GONG名義の新作アルバム、入荷しました!文化においても圧倒的な影響力をもっていた中国の影響をうけ、東南アジアの各地でも主要な楽器として受け継がれる「Gong」(ドラ)。「KINK GONG」とは、「ねじれた(奇妙な)銅鑼」の意。カンボジアやラオスの少数民族の独特のミニマリズムやリズム構造をもった演奏を、コンピュータープロセスした、快楽の周波数とコラージュのユニークさサイケデリック・メディテーショナル、幻想的情景的な音楽です。開かれる。 (サイトウ)
タンザニア滞在記のフィールド・レコーデイングに、LAURENT JEANNEAUによるエレクトロニクスが炸裂した2015年の名作。彼の電子音楽作品これまでの中でも、一番バランス良い音に仕上がってます。B-SIDEあたりフロアで聴いてもむちゃやばい。推薦! (サイトウ)
QUANTICが組んだONDATRÓPICAやFRENTE CUMBIEROにも参加しているドラマーPEDRO OJEDAを中心に、MERIDIAN BROTHERSのEBLIS ALVAREZ達が参加しているコロンビア、ボコダのバンドROMPERAYOのデビューアルバム!MERIDIAN BROTHERSやFRENTE CUMBIEROと並ぶ、モダンなロック、エレクトロニクスのエンターテイメントの感覚で繰り広げられる、クンビア/南米サウンド。GRUPO FOLKLORICO Y EXPERIMENTAL NUEVAYORを使ったsample_2(笑 面白い。ボコダのバンドの中でも、実験的なユニークさとポップさ、ちょうどよいバランス感覚。おすすめ! (サイトウ)
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〈Sublime Frequencies〉からの「Ethnic Minority Music」シリーズや〈Sub Rosa〉からのカンボジアの少数民族の音楽、また〈Discrepant〉、〈Akuphone〉などから自身の作品のリリースを行なってきたKink Gong。この名前は、アジアの民族音楽の重要な楽器のひとつGONG(銅鑼)に基づいていて、kink (よじれた、ねじれた) 銅鑼といった意味があります。タンザニアは、アジアの少数民族をリサーチはじめる1999-2000年にかけて訪れていて、世界でも残り少ない狩猟採集の生活の伝統のまま生きる部族セレンゲティ平原のハヅァ族、モザンビークのマコンデ族の録音を元にKink Gongがサウンドコラージュした「Tanzania」の続編。 (サイトウ)