Tag: FIELD RECORDING
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Juyungo
Afro-Indigenous Music From The North-Western Andes
Honest Jon's
- Cat No.: HJRLP089
- 2024-11-28
16世紀、先住民であるチャチ族とニグア族、そこにアフリカのマルーン族コミュニティが融合し独自進化を遂げたエクアドル・エスメラルダス州の民俗音楽に焦点を当てた貴重なコンピレーション!マリンバを軸にした演奏とフィールド録音、フィンガースタイルのギター演奏が繊細に共鳴。深い癒しの音楽。
名門〈HONEST JON'S〉がアフリカ系エクアドルの民俗音楽に復刻着手!奴隷制と抵抗という文化的背景に基づき独自に進化。エクアドルルーツであるマリンバ音楽と伝統的なアンデスギターとパンパイプ、コールアンドレスポンスのチャント、そこにアフリカンが合流した類なき音楽。今回ユニークなのが古いフィールド録音のレイヤーワークで、未来と過去を超越したサウンドトリップを展開しているところ。全16ページの全編カラーブックレットを付属! (Akie)
Track List
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Death Is Not The End
Making Records: Home Recordings c. 1890-1920
Death Is Not The End
- Cat No.: DEATH080
- 2024-11-13
1800年代後半から1900年代初頭、蓄音機が普及した頃の貴重なホームレコーディング・コレクション・カセットテープ作品が、戦前ブルースから世界各地の古く貴重な音源、80年代90年代のロンドンやブリストル海賊ラジオCMカットアップ集などを発掘カセット音源を中心に続々と貴重音源をリリースする名レーベルDeath is Nor The Endよりリリース!!!
「円筒蓄音機は1890年代後半に初めて家庭/お茶の間に入り、1920年代に新しい技術に取って代わられるまで使われたようで、”歌っている人、楽器を演奏している人、おしゃべりをしている人、ジョークを言っている人、遠い未来のために海外の家族にオーディオ・レターを送っている人、子供の泣き声や喃語、農場の動物の鳴き声など”、商業音楽や民族学でなく、様々なプライベートな記録や遊び心、未来へのメッセージなどが自在に蓄音機に録音、記録されていたようで、それらの時代を超えた言霊宿るロマンチック貴重な録音記録をコンパイルしてカセットテープ作品化したもの。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校シリンダー・オーディオ・アーカイブ所蔵、デイヴィッド・ジョバンノーニ・コレクションからの厳選コンパイル。34トラック収録。 (コンピューマ)
Track List
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Felix Hess
Frogs, a Selection of Field Recordings
Dead Mind Records
- Cat No.: DMR 060
- 2024-10-02
フィールドレコーディング・ファン、実験音楽愛好家に愛され、コレクターの間で高値で取引されていたFelix Hessの蛙のフィールドレコーディング、「Frogs」シリーズからセレクトされた6つの録音。自然の神秘を使った音のスピリチュアルなエンターテイメント。「Frogs, a Selection of Field Recordings」。オランダの〈Dead Mind Records〉からトリビュート的アナログ・リリース。
オランダ人のサウンド・アーチスト、電子音楽家で、原子物理学者でもあったフェリックス・ヘスによるカエルの鳴き声のフィールド・レコーデイング「Frogs」シリーズからのセレクション。1983年にメキシコ、オーストラリアや、1990年の日本の丹後半島での録音も収録されています。
『カエルの合唱の波長やリズムが、指揮者や楽譜なしにどのようにして生まれるのか、また、このコミュニケーション方法の物理学に神秘を感じた彼は、1982年、同じように互いに反応し合う小さな電子音の生き物を設計・製作し、この現象の研究を始めた。これらのクリーチャーや他の様々なインスタレーションによって、彼は国際的な賞賛を得た。』
晩年は「禅」に傾倒し、日本にもなん度も訪れており、このレコードのアートワークは彼の禅画のコレクションからの絵が元になっているそうです。LP、ストックしています。 (サイトウ)
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Slowfoam
Transcorporeal Portal
Somewhere Press
- Cat No.: SP02
- 2024-09-27
加工を施したフィールドレコーディング音源とハイパーデジタルな音色。自作竪琴やフルート演奏も導入し、デジタルな音世界と有機的質感が入り混じる独特のサウンドテクスチャーが完成しています!ベルリン拠点の前衛電子音楽SLOWFOAMことMADELYN BYRDがレコードでは初のアルバムを発表。
アコースティックとデジタルを、複雑に相互作用させるアプローチで作品を発表してきたパフォーマンスアーティストSLOWFOAMによる最新アルバムがグラスゴーの〈SOMEWHERE PRESS〉よりドロップ!加工&変形させたフィールド録音(鳴き声や水中音)とシンセサイザー音色、そのデジタルな光沢感と有機的な質感を繊細にブレンドした幻想的アンビエントIDMスケープが完成。 (Akie)
Track List
- LP (Blue Vinyl)
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Lucy Railton
5 S-Bahn
Boomkat Editions | Documenting Sound
- Cat No.: BKEDITDS09V
- 2024-08-27
頭上の飛行機、通過する列車、小鳥の囀り、教会の鐘、、、チェロの響きと多種フィールドレコーディングを融和。ロックダウン下のベルリンでのゆったりとした生活を描写したモダンクラシカル作品。〈PORTRAITS GRM〉〈PAN〉 〈MODERN LOVE〉に作品を残すチェリストLUCY RAILTONの最新アルバム。推薦!
CHRIS WATSON、RUSSELL HASWELL、MARK FELLとのコラボレーションでもその名を知らしめるLUCY RAILTONが、昨年〈BOOMKAT EDITIONS〉から発表したカセットアルバムをバイナルカット!詳細に録音されたフィールドレコーディング音源に自身のチェロ独奏を埋め込んだリスニングスケープ。使用されているフィルレコサンプルは全て彼女自身の生活/暮らすベルリンに密着した音(自宅側を走るベルリンの主要鉄道線etc)であり、チェロの旋律に宿る感情と相互作用。音の場所とその中での自身の位置、彼女の感覚を追体験できる独特な音楽体験を提供、手放しで推薦します。 (Akie)
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Vincent Moon
Chansons D'indonesie / Tembang Dari Indonesia
Le Saule
- Cat No.: (none)
- 2024-08-18
旅する映像作家、VINCENT MOONによるフィールド・レコーディングシリーズの最新作はインドネシア。彼にしかできない一編の映画のような一枚。大推薦です。
インドネシアと一言いっても多言語/多民族、タイトルを聞いた時どうやってまとめるんだろうって思ってましたが、なるほどこれは彼が赴くまま旅して出会い録音、録画した場面瞬間を徒然につなぎとめたロードムービー。学術的な要素よりも、現地の音と映像そのものに驚いて繋げた現場感が伝わり、そして下手な文章の解説よりも饒舌にフォルクローレ・現象が伝わります。曲目を見るとFuture Terrorや橋の下世界音楽祭にも出演したSENYAWAや、クロンチョン(ポルトガル領の影響下で進化した世界最古のポピュラー音楽)の現役グループ、ORKES KERONCONG CAFRINHO TUGUの名前もあり、そこにいきなりバリ島のケチャが入ったり。そこを細かくクレジットしないで並べてるのもVincentらしい編集でしょう。彼はVoodoohopのフェスでもvjしたり色々繋がってますね。ロシア、ペルーに続いての一風変わった外側の不思議なフィールド作品。ワールド系興味あるけどどこから聴いてみれば?みたいな方にもこの辺からどうでしょうか。ベルギー/フランスの変わったレーベルLe Sauleからのリリースというのも面白い。末長くレコード棚に置いておきたい一枚。尚、ここに収録の音源は彼の主催のPetites Planètesのウェブサイトで全編を確認できます。 www.petitesplanetes.earth (Shhhhh)
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Nika Son
Aslope
V I S
- Cat No.: VIS011
- 2024-07-31
車のワイパー、電車の通過音、コオロギの鳴き声。初期電子音楽への頷きを感じるシンセサイザーミュージックに、様々なフィールド録音を埋め込んだサウンドスケッチ。〈ENTR'ACTE〉〈MMODEMM〉にも作品を残す音響作家・NIKA SONによる新作アルバム!ハンブルグの電子音楽専科〈V I S〉より。
HELENA WITTMANN監督「Drift」(2017)サウンドトラックも素晴らしかった音楽家NIKA SONが、CHRISTOPH DE BABALON、RVDS、DITTERICH VON EULER-DONNERSPERGらが名を連ねる〈V I S〉に登場!コスミッシェムジーク、初期シンセサイザー音楽に系譜したサウンドに、情景を浮かばせる多種多様のフィールド録音サンプルをコラージュしたサウンドアート。不可思議な会話と反響する足音、リスナーの実体験と音をオーバーwアップさせるドラマにも似たアルバム。 (Akie)
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Jacaszek
Gardenia
Touch
- Cat No.: TO117V
- 2024-07-26
ポーランドの音響作家Michal Jacaszekによる、南アフリカ・ムマボレラの自然保護区の原生林でフィールドレコーディングされた音源を使って制作されたUK老舗名門音響レーベルTOUCHから2020年にCD&デジタルリリースされていたサウンドアート音響作品名作「Gardenia」が2024年待望アナログ化!!限定300枚LPリリース。
鳥やカエル、昆虫などの鳴き声、風に揺れる木や草の茂みの音、石や貝殻などを叩いた音など、様々な自然物から発せられる音を素材に、微細なエレクトロニクス加工、丁寧なプロセッシングを施して磨き作り上げられた静謐オーガニックなアンビエント・サウンドスケープ作品。仄かなに感じとれるバロックの気配も気品を感じさせてくれる。全9曲48分収録。 (コンピューマ)
Track List
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Photay with Carlos Niño
An Offering (Black vinyl) US
International Anthem
- Cat No.: IARC0062LP
- 2024-07-03
好調リリースの続いているUSシカゴ名レーベルINTERNATIONAL ANTHEM新作は、Carlos Niñoとのスペシャルなクリエイティブ・パートナーシップを築いているシンセサイザー奏者/ビートメイカーPhotayとCarlos Niñoによる新作アルバム「An Offering 」ブラックヴァイナルLP。USAプレス。待望再入荷。
水面に反射する色彩や風景を音に反映させたかのような、この二人ならではのモダン・ニューエイジ・アンビエント・フューチャーとでも呼ぶべき、コンテンポラリー・ミニマリズムでどこか懐かしさを感じさせながらも、切れ味鋭いエレクトロニクスやフィールドレコーディングも交えながら自然回帰スピリチュアルで新たな音色音響の佇まいのサイケデリックなサウンドスケープ桃源郷音楽世界をゆったりと心地よく繰り広げてくれている。Mikaela Davisによるハープ、Randal Fisher、Aaron Shawによるテナーサックスも印象深い全9曲を収録。MVも必見。 (コンピューマ)
Track List
- LP
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Nino Gvilia
Nicole / Overwhelmed by the Unexplained
Hive Mind
- Cat No.: HMRLP029
- 2024-06-20
沈黙した深夜の空気、田園の薄明を想起する実験フォーク/カントリーミュージック!架空のフォークシンガーNINO GVILIAによるミステリアスな作品。サウンドアーティストGIULIA DEVALによる作り上げた存在しないキャラクター。宗教音楽とミニマリズム影響下のソングライティング、透き通る歌声も沁みます。
ディープ発掘専科〈HIVE MIND〉からまたも見逃せないユニークなリリース!発声を仕様したサウンドアートで知られる音楽家GIULIA DEVAL手掛けた架空のフォークシンガー(ジョージアのパリアストミ湖近くに住むエコロジスト)を想定したアルバム作品。鍵盤にBORDOVACH、ギターにPIETRO CARAMELLI、その他にもバイオリンやチェロの客演。モダンミニマリズムと宗教音楽に根付いた神聖なサウンド、フォーク調の体温感じるボーカル。そしてフィールドレコーディングも導入した夢見心地テクスチャのサウンドスケープ。川のせせらぎや鳥の囀りとも共鳴してしまう、その透明な歌声。 (Akie)
Track List
- CD + insert
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Compuma & 竹久圏
Reflection
宇治香園/Something About
- Cat No.: UJKCD-5188
- 2024-06-01
道行く息遣いも伝わるフィールド録音と繊細な電子音、そしてギターの叙情的な旋律。静寂を慈しみながら存在する”音”を、じっくり味わう。京都の老舗茶問屋・宇治香園の創業155年の記念の年、同社が取り組んできた音と光で茶を表現する”Tealightsound”シリーズ最新作の番外編として、COMPUMAと竹久圏(KIRIHITO/GROUP)による5年ぶりの新作がリリース!
【11/11水曜発売!】平成27年の創業記念作品であり、本シリーズ”Tealightsound”の原点ともなっている作品「SOMETHING IN THE AIR ‒ the soul of quiet light and shadow layer -」から5年、、前作録音直後に放棄され廃園となってしまった茶園での詳細なフィールドレコーディングに宿った風情と、無機質な電子音、じっくりと感情に語りかけるギターの演奏、その三者の調和。
廃園を踏みしめる足音や電子音という”人為的サウンド”と、川のせせらぎや心情が映された旋律という”自然音”が一体化したアルバムに。茶葉がお湯に滲むように、空間(静寂)に音が滲みます。
ミュージックコンクレート作品として、生活空間に息を吹きかけるサウンドスケープとして、聴く人によって様々な味わいを魅せる作品。アートワークは前作に続き、画家・五木田智央氏とデザイナー・鈴木聖氏、コメントはLOS APSON? 山辺圭司さん、威力さんが担当されております。推薦です! (Akie)
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- Back In
Pretty Sneaky
Koldd
Marionette
- Cat No.: Marionette023
- 2024-05-12
鳥が囀るフィールド録音、牧歌的シンセライン、ポリリズミカルなパーカッションが共鳴するエレクトロニクス/オーガニックダンスプロダクション!バナナのセルフスタンプラベルでお馴染み、匿名性と前衛サウンドに数多くのフォロワーを抱えるPRETTY SNEAKYがアルバムをリリース。
無属性のエレクトロアコースティック音楽を取り扱ってきたトロント拠点〈MARIONETTE〉から、〈MANA〉〈MEAKUSMA〉からもリリースする詳細不明のアーティストPRETTY SNEAKYが新作をドロップ!鳥の鳴き声とモジュラーがシームレスに交わるスローモーダブ「Beginning Theme」(sample3)に始まり、神秘的な土着ポリリズムワークアウト「Entering Theme」(sample1)に至る、自然界と電子の交信。それを深いサブ使いで、ダンスとしてもアウトプットした怪作に。 (Akie)
Track List
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Nika Son
Drift
Futura Resistenza
- Cat No.: RESLP028
- 2024-05-06
第74回ヴェネツィア国際映画祭にて上映されたHELENA WITTMANN監督「Drift」(2017)サウンドトラックを入荷しました。カリブ海からアゾレス諸島まで大西洋を放浪する物語とリンクした海上フィールドレコーディング・エレクトロニクス作品。時間や地点により表情を変える波音。寂寥や虚無、一種の海の恐ろしさも切り取られた臨場感あふれるサウンドです。
ANGELA SCHANELECを師事したHELENA WITTMANN手掛ける”航海・放浪”を描いた作品のOSTとインスタレーションでの音源を纏めたアルバムが登場!〈ENTR'ACTE〉〈MMODEMM〉にも作品を残す音響作家・NIKA SON。海辺や海上でのフィールドレコーディング音源。水音をストーリーテラーに設定し、リスナーの感覚をボートの本体に共鳴させる没入型サウンドスケープ。曲名に経緯度を使用し、地点ごとに表情を変える波音の聴き比べもできます。 (Akie)
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Kaoru Inoue(井上薫)
Dedicated to the Island -soundwalk & music for SAUNTER magazine-
DEEP GROUND
- Cat No.: DGR-002
- 2024-04-25
日本屋久島発インディペンデントな旅のドキュメントマガジン 「SAUNTER Magazine」 第6号!特集:屋久島の現在、世界自然遺産30周年、の為にChari Chari 名義でも知られるDJ/音楽家の井上薫が製作した音楽CD「Dedicated to the Island」(全9曲42分)が新たなプロセスを経て初アナログレコード化!2024年4月20日(土) <RECORD STORE DAY 2024 限定盤>発売。
Chari Chariこと井上薫がここ近年より深く取り組んでいるサウンドスケープをテーマに、屋久島へのフィールドレコーディングを敢行して「SAUNTER Magazine」の為に制作した、氏ならではの現代音楽、第四世界、クラウトロック/ジャーマン・エレクトロニクス等を経由した真摯で柔らかくあたたかなオーガニック・トライバル・エレクトロニック・ミニマリズム気品の全9トラック40分強の珠玉のOrganic Electronic Music、アンビエント環境音楽傑作アルバムが誕生している。(180 g 重量盤、ライナーノーツ付き)。 (コンピューマ)
Track List
- CD
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Philip Jeck & Chris Watson
Oxmardyke
Touch
- Cat No.: TONE83
- 2024-04-23
元キャバレー・ボルテール、元ハフラー・トリオ、BBC音響技師フィールドレコーディング作家の第一人者巨匠Chris Watsonによる3年ぶりのフィジカル・リリース、Touchからは7年ぶりとなる待望新作CDは、残念ながら2022年3月末に他界された長年にわたりUKエレクトロニクス音響シーンを牽引してきたレジェンドPhilip Jeckの遺作となるコラボレーション作「Oxmardyke」。グレイト。推薦盤CDとさせてitだきます。
踏切での鉄道の駆け抜ける音、馬の駆け抜けるような音、鐘の音、様々な街の雑踏、鳥の鳴き声、波の音、そしてエレクトロニクス。ノーザン・イングランド東海岸にあるハンバー河口近くの街、Oxmardykeに何度も足を運び、この場所の音が、6世紀のアングロサクソン時代からテンプル騎士団まで、この地域の古い歴史と物語、時代の音、リズム、テクスチャーが現代の風景にどう息づいているかを調査、妄想、そして、チャールズ・ディケンズによる怪談「信号手」や19世紀の風景画家ジョセフ・ターナーの絵画「雨、蒸気、速度 - グレート・ウェスタン鉄道」からインスピレーションを得て制作されて、Philip Jeck亡き後にChris Watsonが作品として完成させたイマジナリー圧巻音響によるロマンチック/ドラマチックなフィールドレコーディング力作にしてソウルフル・エモーショナルな傑作。そして、Philip Jeckの才能とその仕事ぶりの凄さへのリスペクトをあらためて再確認させてくれる入魂の遺作となっている。全9トラック。ここ最近のTouchリリースでは定番となっているDVDサイズ長方形デジパックCDでの装丁も美しい。フィールドレコーディング音による魔法。 (コンピューマ)
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Sam Dunscombe
Two Forests - Oceanic
Black Truffle
- Cat No.: Black Truffle 111
- 2024-04-18
セラピーにおけるサイケデリックの効用を長年研究してきた経歴を持つドイツ・ベルリン在住のサウンド・アーティスト、パフォーマー、オーディオ・エンジニアSam Dunscombeの2年ぶりの新作が、Oren Ambarchi主宰Black Truffleよりリリースされた!!
サイケデリック・セラピーにおける音楽の役割の研究をテーマに、カリフォルニア中央部のセコイアの林での鳥のさえずりや虫の鳴き声のフィールドレコーディング素材をもとに魔法のようなデジタル・シンセシスによる音響処理によって時空や距離を超えて空間と時間が同時に膨張と収縮を繰り返す、奇妙な場所の感覚、非現実的な異次元空間での19分30秒に及ぶ音響体験ができるSide-A「2F」(sample1)、様々なビーチでの波音のフィールドレコーディング素材のフェードイン、フェードアウトを繰り返しながら、波のリズムとそれぞれの録音の奥行きと距離感において、ホワイトノイズと共に均質でありながらも絶えず変化するテクスチャーが作り出されながらメディテーショナル・セラピーにサイケデリックな色合いが淡く彩られる18分14秒に及ぶSide-B「O 」(sample2)を収録。 (コンピューマ)
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Death Is Not The End
"Vous Ecoutez La Voix du Peuple": The Kreyol Language Pirate Radio Stations of Flatbush, Brooklyn
Death Is Not The End
- Cat No.: DEATH071
- 2024-03-05
Death Is Not The End新作は、NYブルックリンのハイチ人、ジャマイカ人、トリニダード人コミュニティーに向けて放送されていた移民コミュニティ海賊ラジオ・チャンネルFlatbushからの放送を記録したドキュメントした強力ミックステープがリリース!レコメンド。
BBC, Jazz at Lincoln Center Radio, the Wall Street Journal Magazine, and NPR's "Lost and Found Sound" seriesなどを制作しているラジオ・プロデューサーDavid Gorenによる、2014年以降のNYブルックリン移民ハイチ人コミュニティーへ向けて放送されている海賊ラジオ・チャンネルFlatbushの草の根的な活動を録音した貴重な進化のドキュメント記録にして資料。 (コンピューマ)
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Monolake
Hongkong
Field
- Cat No.: Field 35
- 2024-01-24
1997年、Basic Channel内サブレーベルChain ReactionよりリリースされていたMonolakeによるデビューアルバムにして実験的エレクトロニカ・ダブテクノ・ミニマリズム・アンビエント歴史的名作「Hongkong」が25年の歳月を経てリマスタリング初の12インチ2枚組完全版(ブラックヴァイナル)としてヴァイナル化!!!Imaginary Softwoods最新作、Sugai Ken、Ena、Ioriのリリースでも知られるオランダField Recordsからのリリース。
ドイツ・ダブテクノ鬼才デュオ、Robert HenkeとGerhard Behlesの二人による、ベルリン・ダブテクノ・シーンから深く影響を受けていた頃に、香港でのフィールドレコーディングした音素材を基にMax/MSPコンピューター・プログラミングを使用してコンピューター・サイエンスに制作された初期のシングル・コレクション。Porter RicksやVladislav Delayの画期的な作品群とも並ぶ、ベッドルーム・リスニング的にも効能する自然音フィールドレコーディング実験的音響エレクトロニカ・ダブテクノ・ミニマリズム・アンビエントの歴史的傑作。緻密で繊細なプログラミングの妙が秀逸な黎明期の金字塔。オリジナル・リリースから25年を経て、遂にRobert Henke本人によるリマスタリングが成されて完全版として2枚組12インチとしてヴァイナル・リリースされた。全7トラック。素晴らしく研ぎ澄まされた音質音響にもハッとさせられる。 (コンピューマ)
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Jacaszek
Gardenia
Touch
- Cat No.: TO117
- 2024-01-23
ポーランドの音響作家Michal Jacaszekによる、南アフリカ・ムマボレラの自然保護区の原生林でフィールドレコーディングされた音源を使って制作されたサウンドアート音響作品。全9曲48分収録。パッケージはDVDケース・サイズの長方形の大きなデジパックでのUK老舗名門音響レーベルTOUCHからの2020年リリースの名作。ストックしました。
鳥やカエル、昆虫などの鳴き声、風に揺れる木や草の茂みの音、石や貝殻などを叩いた音など、様々な自然物から発せられる音を素材に、微細なエレクトロニクス加工、丁寧なプロセッシングを施して磨き作り上げられた静謐オーガニックなアンビエント・サウンドスケープ作品。仄かなに感じとれるバロックの気配も気品を感じさせてくれる。 (コンピューマ)
Track List
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DOUGLAS QUINNは知る人ぞ知るサウンド・デザイナーでフィールドレコーディングのベテラン&第一人者のひとりでもあります。数多くの現地録音作品を発表している彼ですが、中でも北極でのアザラシ達の水中での生態を録音した作品が非常に印象深く、その音世界は、神秘的で瞑想的で宇宙的な広がりを感じさせるかのような奇跡的な音となっており、極地的に好き者達の間で話題騒然となりましたが、緯度・経度がそのまま曲タイトルとなっているこの新作でも北極・南極それぞれ2カ所づつ計4カ所の録音作品が収録されております。ええ音だらけ。想いを馳せるロマン溢れるフィールドレコーディング作品。今回もアザラシ達の音も収録されております(sample1)。アナログのみのリリース。限定1000枚、初回150枚のみ200gクリアヴァイナル重量盤。特殊豪華なエンボス加工のアート・ジャケ仕様。 (コンピューマ)