オーストリア・ウィーン出身の天才アーティストDorian Conceptが、2020年夏にスイス電子楽器博物館(SMEM)でのレジデンスに招待されて、そこでの膨大なキーボードやシンセサイザーから楽器を選んで10日間かけて『Music From A Room Full Of Synths』となる作品をレコーディング作りあげた!!SMEMコラボレーション・シリーズ第2弾!!興味深いユニーク・リリースが続いている-OUSレーベル新作48番。
Dorian Conceptは、20年近くにわたり音楽を発表し続けているエレクトロニック・ミュージシャンであり、ジャンルを超えた「シンセサイザー名手」として、キャリアを通じて、フライング・ロータス、サンダーキャット、ケニー・ビーツなどのミュージシャンやプロデューサーとコラボレーション、実験的なエレクトロニック・サウンドをジャズ、アンビエント、クラブ・ミュージックとしてミックス創造しており、今作においては、Dorian Conceptが「Music From A Room Full of Synths」のレコーディングのため、スイス電子楽器博物館に10日間滞在して、そこに展示されてある、何千台ものキーボードやシンセサイザー、1950年代にさかのぼる電子音楽機器、そのような膨大な機材に囲まれなが...もっと読む (コンピューマ)ら、Memorymoog、Roland SH101、SH-3A、Korg M1、Eventide DSP-4000、Crumar Digital Synthesizer DS2、Korg WD-1 Wavedrum、Boss Delay Machine DM 100等を駆使して、シーケンスやプログラミングを一切使わず、全曲ライブでレコーディングを行い制作された、のどかで牧歌的なシンセサイザーサウンズが9トラック収録されている。 アヴァンギャルド実験音楽からのテクノ・ミニマリズム、ダブ・エクスペリメンタルを探求提案する意欲的チャレンジUK注目レーベル-OUS新作48番。 (コンピューマ)
リマスタリング180g重量盤アナログ復刻!!!素晴らしい逸品。1960年代中頃にはデヴィッド・バーマン、アルヴィン・ルシエ、ゴードン・ムンマと共にSONIC ARTS UNIONのメンバーとして米実験音楽界を率先し、その後はテレビオペラなる映像と電子音楽との表現の研究でも知られるアメリカ実験音楽を代表する巨匠のひとりRobert Ashleyの1967-1979年に制作され1979年にLOVELY MUSICよりリリースされていた初期音源集であり、
Pauline Oliveros、Ramon Senderと共に1961年にサンフランシスコ・テープミュージック・センターを設立、1963年からDon Buchlaと共に初期シンセサイザー「Buchla Series100」を開発したBuchla シンセ・マエストロにしてレジェンドMorton Subotnickによる1967年のデビューアルバム「Silver Apples Of The Moon」に続く1968年の野心的作品。メソポタミア文明初期の都市シュメールに残された詩にインスパイアされて制作されたミステリアルでオブスキュア神秘的な時空を行き来するかのようなブックラー・シンセサイザー電子音楽の宝。最初期の100シリーズが大暴れしております。素晴らしい。知覚の扉を開いてください。 (コンピューマ)
US現代音楽の父John Cageと盟友David Tudorによる、1965年夏 ニューヨークNew York Philharmonic French-American Festival programにてパフォーマンスされた、必然性のある偶然。コラージュ・サウンズ不確定音楽(indeterminate music)のもうひとつの代表作「Variations IV Volume II」のModern Harmoniからの全世界初となる2017年のクリアヴァイナル・アナログLP復刻。ストック発掘。
NYのテクノ/エレクトロプロデューサーBERGSONISTが、〈WHERE TO NOW?〉から新作EPを発表!正統派ハードウェア・テクノを追求しながらも、波形を見たくなるほど巧妙かつ大胆にトリックを仕込んだ4曲を披露。
〈CLAN DESTINE〉〈BÖRFT〉〈STYLES UPON STYLES〉等、エレクトロ/エクスペリメンタル・ダンスの尖鋭どころで活躍をしている才媛BERGSONISTことSELWA ABDが〈WHERE TO NOW?〉に登場。シリアスな重量テクノかと思いきや後半にかけて煌びやかなメロディにエンカウントするA1「Solyaris」、ポリリズミックなボトムを組み上げたロウ・テクノB1「Former Alien Who Has Been Naturalized as a US Citizen」など。ウワ音とパーカッションが驚異的な手数で掛け合うトライバル・テクノA2「Conflict in Yemen」(sample2)が唖然とするかっこよさ。(試聴不備訂正しました) (Akie)
彼の故郷に生息する3700種の中から厳選した12種の在来蝶を研究、観察、飼育することからインスパイアされた、それぞれの種ごとの生態、動き、色彩を音楽的モチーフとして構築、Dominik Eulbergならではの緻密で繊細はサウンドデザインと自然科学が見事に結実した、ダンサブルなリズム、アンビエントなサウンドスケープ、オーケスとレーションの優雅な響き、オーガニック柔らかで豊かな質感が交錯し、フロアサウンズを超えたエレクトロニックサウンズが繰り広げられており、素晴らしきリスニング体験を生み出している。
アルバムカバーには、卵、幼虫、さなぎ、成虫という蝶の4つのライフステージにおける変態の奇跡を視覚化したアートワークとなっており、今後のプロジェクトとして、子どもと大人向けのワークショップ、講演も計画されているようです。 (コンピューマ)