アメリカ実験音楽巨匠であり、脳波を電子音に変換したバイオ・フィードバック・ライブ・エレクトロニクス・システム&ミュージックの開発者にしてパイオニア、DAVID ROSENBOOMの1969-71年の代表作のひとつ”Plymouth Rock”シリーズのミニマル名曲「In the Begginning」を1978-81年の名演8パートを2CDにまとめたもの。
Buchla & Associates 300 Series Electronic Music Boxを使用した電子音楽から、トロンボーン、チェロ、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ピアノ、ハープ、パーカッション等々を駆使した牧歌的イマジナリーなコンテンポラリー・ミニマル全8パートからなる1978年から1981年「In the Beginning」名演を2枚のCDに収録した貴重な記録。 (コンピューマ)
Track List
1. In the BeginningⅠ
2. In the BeginningⅡ
3. In the BeginningⅢ
1. In the Beginning: Etude I (Trombones)
2. In the Beginning: Etude II (Keyboard-Plucked Strings)
3. In the Beginning: Etude III (Keyboard & Two Oranges)
未発表ライブ&スタジオ素材を新たに収録した完全版2LP。グレイト!!豪華見開きゲートフォールドジャケット、”Note on Furure Travel”と題された本人によるテキスト(英文)アーカイブ画像を掲載した12Pブックレット封入。
デジタルサウンド生成を利用したコンピューター・キーボード”TOUCHE"と、Buchla & Associatesの”300 SERIES”サウンドシステムを中心に、チベッタンシンバル、アフリカンハープ等民族楽器、タンバリン、ポッドラトル、手拍子等を交えながらして制作された妄想エキゾチック宇宙旅行イマジナリーな電子音響作品5トラック(LP1)、LP2には、これまで未発表だった、アルバム制作時の素材、そして、1982年にサンフランシスコで開催されたフェスティバル”Marvelous Unlimited Sounds in Concert”にて演奏されたライブ音源が収録されている。
宇宙ステーションにて魅惑のナレーションに導かれ宇宙旅行に誘われるA1「Station Oaxaca」(sample1)、時空を超えて遥か彼方の惑星へ旅立つA2「Time Arroyo 」、摩訶不思議惑星での祝祭ダンスA3「Corona Dance」(sample2)、オリエンタルなB1「Palazzo」、フリージャズ・スペーシーなB2「Nova Wind」などなど、ローカル宇宙とグローバル宇宙の間を行き来する、夢見心地のブックラー・サウンドシステムによる当時の最新鋭最前線の妄想宇宙エキゾチック・サイケデリック・シンセサイザー電子音楽トリップミュージックを存分に贅沢に堪能できます。そして 未発表だった18分にも及ぶ、Shackletonも真っ青、徐々に時空が歪んでくる呪術的ミニマル電子音響グルーヴのC1「Future Travel Patterns」(sample3)も最高すぎるのです。Robert Ashleyの作品でもおなじみ、David Rosenboom盟友Jacqueline Humbertが優しくキュートなナレーションを担当している。二人が共演作として発表した名作「Daytime Viewing」とほぼ同年代の作品というのも非常に興味深い。 (コンピューマ)