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Myriam Bleau
Lumens & Profits
Where To Now?
- Cat No.: WTNLP10
- 2024-02-15
以前はダンスフロアに焦点を当てていましたが、DIYアプローチを重厚なチェロの世界に持ち込んで実験音楽へとシフト。ささやかなエレピの甘美な響きをチェロドローンで誘導する「Unruly Grid」(sampple1)や、ハンドドラムとはじいたチェロがゆったり交わる「Anticipate The Heat」(sample2)など、チェロをコンダクターとして使用したアンビエント/アヴァンジャズ。ラーガともリンクする弦ドローンのメディテーショナルな響きにも惹かれる。オリジナルペイントの透明スリーヴまで、装丁も拘ってます。 (Akie)
Track List
英国先鋭電子音楽レーベル〈WHERE TO NOW?〉から、実験的かつ電子的なサブカルチャーシーンを吸収しようと試みた一枚が到着。話し声を主にしたフィールド録音とエアリーな電子音、ノイズ、ピアノを配合した「Frío」(sample1)をオープナーに、曲後半にかけてブロークンビートが差し込まれる「This Track Is For You」(sample2)やアブストラクトビーツ「Emails」(sample3)などのダンスを志向したビートトラックが至極。 (Akie)
Track List
YPYやBEATRICE DILLONら実験ラインの数多鬼才集う〈WHERE TO NOW?〉より、アコースティック楽器と電子音を用いて”フォーク”というジャンルを解体したコンセプチュアルな作品が到着!ビブラフォン、スチールギター、バンジョーなどのリードが優しくユニゾンする「Desert Glyph Coffee Mug」(sample1)、パーカッション&ギターの柔らかい反響にポエトリーを忍ばせた「Evidence」(sample2)など。フォークミュージックが持つ郷愁を駆り立てる実験精神。不協和ギリギリの音数を扱いながら、温かい世界観を崩さない素晴らしい作品。トラックリストからも是非! (Akie)
Track List
〈TECHNICOLOUR〉〈PHANTASY SOUND〉からの諸作、並びにBABE TERRORとのユニット"BTU"でも知られるロンドンの才人がニューシングルを発表!ジャジーなコントラバス支えるダウンビート「Junkies」(sample2)、ボッサのリズムを採用しリワインドでフックする「Too Good For Me」(sample3)。エキゾチックな撥弦楽器と重低音ビートを組み合わせたエキゾトライバルビート「Almost Man」(sample1)ではマーチングスネアが登場するなど、奇抜なアイデアを盛り込みながら統一感のある音世界が形成されていて、やっぱりUは最高です。リミテッド200。 (Akie)
〈MORPHINE RECORDS〉からのアルバムや、SUGAI KENによるリミックスワークでも衝撃を与えた実験ヒップホッププロデューサーMAと、イタリアの実験音楽レーベル〈HOLIDAY RECORDS〉や〈ENTR’ACTE/SENUFO EDITIONS〉GIUSEPPE IELASIとのBELLOWS 名義で 〈BOOMKAT EDITIONS〉からリリースしているNICOLA RATTIの共作。NICOLA RATTIによる耳心地よい鍵盤&パーカッションは、トリッキーなミニマリズム。MAの浮き出るようなMCと異質に交わるアヴァンギャルド・DIY・POP。 (Akie)
Track List
YPY、METRIST、CVN、MELLY、BEN VINCEらがエクスペリメンタルラインでダンスミュージックを構築する鬼才が集う〈WHERE TO NOW?〉新作。VISION FORTUNEとして〈MANNEQUIN〉からも出しているAUSTIN PERU擁する”DEKALB WORKS”が始動。イギリス英語、アメリカ英語、それらのアクセントの違い所謂方言に対する社会学的関心を音として昇華した今作。サックス、ハープ、ベルなどのアコースティック楽器と電子音をミニマリスティックに縫合。「of a」(sample1)のようなオリエンタル・ユーフォリックなサウンドもあれば、「or」(sample2)のような電子ノイズを交えダブ加工を施したビートトラックも。 (Akie)
Track List
YPY、METRIST、CVN、MELLY、BEN VINCEらがエクスペリメンタルラインでダンスミュージックを構築する鬼才が集う〈WHERE TO NOW?〉新作がかなり良いです。細かく素早く打たれたパーカッションとメランコリックな鍵盤で、ミステリアスな音世界を創造、そこにハーフタイムの重低音を加えたオープナー「Traum'a」(sample1)。持続する鍵盤の下をジャジーにドラムをシャッフルさせた「Nabi」(sample2)、フリーフォームに奏でられたベルシンセやギターをダブステップで割く「Hebdamu」(sample3)など、ジャンルでいうとエレクトロニカ〜ベースミュージック、ジャズまで飲み込んでます。実験とダンスミュージックがサイケデリックに交錯、全曲素晴らしい。。 (Akie)
Track List
その作品数は数知れず、、説明不要というよりも説明しがたいほどの作品数/作品幅を誇るロッテルダム出身のサウンドアーティストMACHINEFABRIEKが、YPYやBEATRICE DILLONら実験ラインの数多鬼才集う〈WHERE TO NOW?〉にエントリー。ANNE BAKKERのヴィオラ、ヴァイオリンを始めとするアコースティックインスツルメントそして、意味を持たない歌唱(ハミング)、電子音を合成。スェーデン民謡、ポストクラシカル、ミュージックコンクレート、ノイズという伝統〜先端音楽に依拠した抽象的表現。切り取る瞬間によっては、”不協和音”とも捉えうるリミナルなサウンドアート作品。ダンスミュージックやニューフェイスの取り上げが続いていた〈WHERE TO NOW?〉がトレーラーを製作するほど気合の入りようも素直に納得するクオリティ、加えてマスタリングにはRUPERT CLERVAUX。感動しました。 (Akie)
Track List
やけのはら、P-RUFFらとのユニット、UNKNOWN ME名義の作品でも知られるH.TAKAHASHIの〈WHERE TO NOW?〉2年ぶりの帰還作が到着!「ゆっくり、静かで、力強く、生命力に満ちた植物を表現したかった。」というコメントも興味深いですが、80年代国産環境音楽の轍を引き継ぐようなミニマルアンビエント作品であり、再生する空間に寄り添うようなサウンドに仕上がっています。それでいて、脈打つようなシンセサイザーや生きた温もりを感じるサウンドメイクで、聴き手と音がシンクロ。自らが音と一体となるような瞬間もあったり。。。素晴らしいです。 (Akie)
YPY、METRIST、CVN、MELLY、BEN VINCEらがエクスペリメンタルラインでダンスミュージックを構築する鬼才が集う〈WHERE TO NOW?〉に、ダンサーやビジュアルアーティストなど多角的に活動するAKIKO HARUNAがエントリー!先行して発表された「Husband Established」(sample2)における「I just hate your Voice」のセリフや陰惨な日本語等の心臓に悪いサンプル使い。しかしパーカッシブなビートや4/4リズムなど、危うさはありながらもボトムフレームはダンスマナーなのが興味深い。 (Akie)
〈CLAN DESTINE〉〈BÖRFT〉〈STYLES UPON STYLES〉等、エレクトロ/エクスペリメンタル・ダンスの尖鋭どころで活躍をしている才媛BERGSONISTことSELWA ABDが〈WHERE TO NOW?〉に登場。シリアスな重量テクノかと思いきや後半にかけて煌びやかなメロディにエンカウントするA1「Solyaris」、ポリリズミックなボトムを組み上げたロウ・テクノB1「Former Alien Who Has Been Naturalized as a US Citizen」など。ウワ音とパーカッションが驚異的な手数で掛け合うトライバル・テクノA2「Conflict in Yemen」(sample2)が唖然とするかっこよさ。(試聴不備訂正しました) (Akie)
〈F T D〉, 〈WHERE TO NOW?〉, 〈PROTO SITES〉といった曲者レーネルから、ここ数年でユニークなリリースを重ねてきたポーランドLUTTO LENTO。WHERE TO NOW?から初のアルバム。ユニーク・コラージュ感覚。ねじれた音世界。 (サイトウ)
ブライトンエクスペリメンタルライン〈WHERE TO NOW〉からBEN VINCEのニューアルバムがリリース。ミニマルなサックスワークでその魅力を最大に拡張・開拓。あらゆる奇才とコラボレーションすることで新境地に踏み込んだエクスペリメンタル/エキゾジャズアルバム。BEATRICE DILLIONとの共作も素晴らしかったパーカション奏者RUPERT CLERVAUXとの「Sensory Crossing」(sample1)は、スリリングなサックストリルと乾いたドラミングの重なり合いが見事。MICA LEVI aka MICACHUをヴォーカルに迎えた「What I Can See」(sample2)では滑らかなサックスワーク。ヴォーカルとストリングスの浮遊するサウンドが奥行と空間を感じさせるスピリチュアルジャズ快作。美しい。エキゾチックなパーカッションに圧倒される「Tower Of Cells」(sample3)も素晴らしい。 (Akie)
カセットテープとアナログでエクスペリメンタル・ラインのユニークなダンス・ミュージックを模索するリリースが続く〈WHERE TO NOW?〉からダブリンのMELLY。カセット作品のリリースに続きてアナログ・リリース。ユニークなドラミングのマシーンリズムをベースにした、インダストリアルでどこか愛嬌もあるユニークな一枚。〈WHERE TO NOW?〉またしてもいいです。〈MISTER SATURDAY NIGHT〉からのリリースも話題だった同郷LUMIGRAPHのリミックスも収録。 (サイトウ)
Y(やけのはら)+P(P-RUFF)+H(H.TAKAHASHI)によるプロジェクトUNKNOWN MEでの活動でも注目されるH.TAKAHASHI氏のソロEPが以前カセットをリリースしている〈WHERE TO NOW?〉からアナログで新作リリース!心地よすぎる音色、淡くもビューティフルな世界。すごく良い。再ストックしました。 (サイトウ)
実験的かつ、エンターテメント性をもったIDM、ユニークなサウンド。初めての取り扱いになると思うのですがこれは素晴らしい。 (サイトウ)
ミュージックコンクレート的なサンプリング音を聴かせながら飄々としたリズムのA1や、淡々としながらも細かくネタを仕込みずっと聴いていられるA2など、あえて派手にせずにしながらもクールでカッコイイ!全体的に空間を埋めすぎないようにスッキリした印象ではありますが、キックのLOWは気持ちよく鳴っていてフロアで聴くと気持ちよさそう。試聴だとさらっと聞き流せちゃいそうですがここはじっくり聴いて欲しいです。対して裏面になるとWTN?特有の実験的精神が溢れた2曲のトラック。A面はDJで使えそうなトラックですが、エクスペリメンタルな方面も押し出すWTN?は面白いと思います。 (日野)
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出て来る音はMAX/MSPを使ったようなMARK FELL直系のインテリジェンスなエレクトロニックミュージックですが、アプローチの仕方が普通とは違って面白い。動画を見て頂けると分かりますが、回転するコマを回してそれに反応して光や音が出て来るようなシステムを作って制作されたもの。決められたアルゴリズムの中で反応しながらも、フィジカルな要素も足された肉体的なシーケンスが面白く見ても聴きいても飽きないもの。精査された無駄の無いサウンド選びも秀逸です。ビジュアルも含めてトータルで魅せる新しい才能だと思います。 (日野)