- 7inch
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U
Joy Of Labour
Where To Now?
- Cat No.: WTN701
- 2022-07-25
BABE TERRORとのユニット"BTU"でも知られるUお久しぶりのニューリリースは、METRISTやBEATRICE DILLON、YPYら実験気鋭が名を残す〈WHERE TO NOW〉から。生ドラムなブレイクビーツのキャンパスにアシッドラインをくぐらせた「Arctic Eden」(sample1)、連射キックからまさかの808カウベル、意味深な会話サンプルなどを埋め込んだ「Don't Fuck With The Dragon」(sample2)、チリノイズとクラシックピアノの旋律がセンチメンタルに溶け合った「High Tide」(sample3)など。ダンストラックでもアンビエントでも、シンセサイザーの浮遊感を詩的に活用する手法、たまりません。 (Akie)
Track List
これまでになかったような美しいシンセのウワ音が浮遊するトライバル・フロート”Friendly Ghost”、アセンションへと導くナレーションとドラマティックかつトランシーな展開でアンセム化しそうな”Ascension Hymn”のカップリング!
〈PHANTASY SOUND〉からのシングルはMISTER SATURDAY NIGHTもピック、そしてNINJA TUNE傘下の〈TECHNICOLOUR〉からのシングルでもインダストリアルなベッドルーム・ミュージックの志向性を広げ、未だミステリアスな姿勢を崩さぬ先鋭プロデューサー・Uの初となるアルバム。ヴァケーションで訪れた音楽の都・ウィーンにて埃まみれの古典クラシック・レコードを収集し、オールドスクールなサンプラーでそこからループを作成したという全15トラックのフラグメント・ツール!その深く不安めいて忍び寄るスリリングなオーケストラの断片の数々は、もはや名門〈ASH INTERNATIONAL〉の”National Anthem”あたりも思わせる催眠的なトランスフォームから、ディストーションや破壊的なカットアップなど、カオティックなブリコラージュなど嗜好する方などにレコメンドです。
MAN MAKE MUSICやPHANTASY SOUNDからのリリースもカルトヒットLIFE FORCEにも参加したロンドンの若きプロデューサーUの新作!TECHNICOLOURから。ベッドルーム・インダストリアル。複数のリズムが交錯するLOWなエレクトロニクスのかっこいい一曲「Our Place」音色のユニークさ、遊びごごろ。L.I.E.S.あたりとPANやSNDあたりの両方の感覚をもってるような。非常に面白いと思います。 (サイトウ)
パーティー「LIFE FORCE」にも登場したミステリアス・ヤングカマー、U。ロマンティックなアルペジオ・シンセ使いに、眼球を揺らすようなドスの効いた低音で進みながら、徐々にディストーションが覆いかぶさるキラー・ビートダウン”The Kids Will Take Care Of Themselves”(sample1)、ロウ・ビットな音響が脳内配線を狂わせつつイーヴンキックの抜き差しでグルーヴを作るロー・インダストリアルな4/4トラック”Monogamy”(sample2)、バンドをサンプリングして極度なピッチダウンを施したTECHNO ANIMALみたいなドゥーム・ダブを聴かせる”Shame”(sample3)もどちらかといえば好きです。ラストの生ぬるい残響ドローンとピアノが景色を一変させる”Pilgrimage”の鳴りは圧巻です。
異端音楽家・EVIL MOISTUREやDANIEL HIGGSから、SMEGMAのアーカイヴ音源までをもリリース&リイシューするスウェーデンの老舗〈iDEAL Recordings〉と、FRAKのメンバー・JAN SVENSSONのレーベル〈Börft Records〉が共同体制で、昨年37歳の若さで惜しまれつつこの世を去った電子音楽家・JOEL BRINDEFALKの残したアーカイヴスをリリースするプロジェクトが動き出した!その第1弾は彼の数多い名義の中でも、92年から97年のあいだに、ここ〈Borft〉から多くカセットや12inchを発表していた、ダンスにこだわった「Ü」名義のアルバム。アルバムといっても片面フル収録ノンストップの2トラックのみ、ローファイな機材から生み落とされる温かなダブが鮮烈に描かれた秘蔵のダンストラック!A面の”The Subdubba Beat”(sample1)はレギーなベースラインの幻想的なダブディスコにさまざまな実験音響が飛び交う4/4、B面もおなじく、早すぎたニュールーツ的ステッパー・ベースに明るくドリーミーな電子アナログ回路で無邪気に遊んだ”The Hubbadubba Beat”(sample2)のカップリング。才能溢れるアーティストであったJOEL BRINDEFALKの功績を讃え、このレコードの収益は彼の家族や友人たちに寄付されるようです。
〈DISCO DEVIANCE〉シリーズでRUB'n'TUGのERIC DUNCANもエディットした、ロフト古典/ガラージクラシック、CROWN HEIGHTS AFFAIR"Say A Prayer For Two"の中盤のブレイク&シャウトをフィーチャーしたディスコライクなエディットを収録!そして、Bサイドではソウル系定番の謳い文句、「Let the Sunshine In」のフレーズをカットアップ、情緒にハマるアコースティックギター交えたフォーキーなハーフビートB1、ラストは単調に奏でられるファジーなピアノの残響、ループ、そこにシンセやフィールド録音がレイヤーになったノンビート・トラックのB2。
チルウェイヴまでも軽く横断するManMakeMusicからの期待の新鋭Uの4トラック入りデビュー10インチ。限定1000枚手書きナンバリング入り。 (コンピューマ)
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〈TECHNICOLOUR〉〈PHANTASY SOUND〉からの諸作、並びにBABE TERRORとのユニット"BTU"でも知られるロンドンの才人がニューシングルを発表!ジャジーなコントラバス支えるダウンビート「Junkies」(sample2)、ボッサのリズムを採用しリワインドでフックする「Too Good For Me」(sample3)。エキゾチックな撥弦楽器と重低音ビートを組み合わせたエキゾトライバルビート「Almost Man」(sample1)ではマーチングスネアが登場するなど、奇抜なアイデアを盛り込みながら統一感のある音世界が形成されていて、やっぱりUは最高です。リミテッド200。 (Akie)