コロナ時代以降の世界状況と、彼自身の青春期での体験や目にした社会的、政治的風景（ストライキ、階級闘争、抗議デモ集会等々）が結びついてインスピレーションされて制作され「Reality Therapy」とタイトルされたニューアルバム。やはり、ただでは済ませてくれないRussell Haswell節がユーモア・インテリジェンス・リズミック・ヒプノティックに炸裂する全10トラック。フロアミュージックとノイズ・ヴァンギャルドの狭間を痛快に漂うエレクトロニック・テクノ・エクスペリメンタルなライブエレクトロニクス電子音楽暴れん坊作品。
Factory Records / Hacienda, Juan Atkins, Durutti Column等との仕事で知られるアルゴリズミックな手法に焦点をあてた活動を続けるデザイナーチームMuirMcNeilとのスペシャル・コラボレーションによるビジュアル・アートワークとなっている。 (コンピューマ)

伝説的なIdm覆面音楽家集団Gescomの初期一員だったともいわれ、〈Edition Mego〉等から先鋭的なソロ、コラヴォレーションリリースを続け, Powellの代表作「Club Music」にもゲスト参加したRussell HaswellがPowell主宰のレーベル〈Diagonal〉からアルバムに続いてシングル・リリース！エレクトロニクスのユニークな質感とリズムの変則的な遊び心。Russell Haswellやっぱり一筋縄ではいかない刺激的面白さ！ (サイトウ)

LTD LP＋12inchでのリリースで、12インチ収録音源はヴァイナルオンリー！！！DLコード付き。お見逃しなくどうぞ。 (コンピューマ)

お互いGESCOM COLLECTIVEの一員でもあったRUSSELL HASWELLとAUTECHREの二人。2015年の締めくくりにDIAGONALからこんな形でリリースされるとは。たんたんとリズムを刻みながらカットアップ的グリッチ、電子音、言葉を失う抽象的な音世界。AUTECHRE流ダンス・ミュージック。〈DIAGONAL〉首謀者POWELLのふりきったミックスも凄い。AFXへの挑戦状。B2はDJ STINGRAY aka SHERARD INGRAMのリミックスもRAWクレイジーなミニマル・ダンス・ミュージックです。 (サイトウ)

RUSSELL HASWELLの狂いっぷりは止まりません。音楽的かどうか疑うくらい浮いたSUE TOMPKINSの声がヤバさを引き立てているB1（sample2&YouTube）が相当キテます。彼女のソロの動画も見ましたが、いい感じに狂っててRUSSELLと同じ臭いがプンプン。その曲はこのLPのハイライトですが、DIAGONALの創設者の１人であるJaimie Williamsに捧げられたA2（sample1）もバッチリ最高なトラックでDJにも使えそう。ところでThanksの欄にSLEAFORD MODSが入ってて（我らがM.A.S.F.も！）、一瞬意外だなーと思いましたが音楽的にシンクロするところがあるのかもと思いました。対バンしたら合いそう。 (日野)

今年の初め頃、その歴史は60年代にまで遡る、資料ライヴラリーやスタジオなどを併設したスウェーデンの由緒ある電子音楽アカデミー・センター・EMS (Elektronmusikstudion)にて、アーティスト・イン・レジデンスのゲスト講師として招かれた際にレコーディングされた11分にも及ぶパフォーマンスを収録。Tiptop Audioをメインに据えた４つ打ちの上で痙攣するレイヴィー・ノイズな様相。(※試聴音源は前半・後半に分けてあります)

HeckerにIannis Xenakisに、初期PAN SONIC、Aphex Twin、Whitehouseらとのコラボレーションでも知られEdition Megoの中心アーチストであるエレクトロニクス・インプロヴァイザーの名手ラッセル・ハズウェルのリミックス・プロジェクトでの12インチ・アナログ盤が到着。まずは、リリース・レーベルDOWNWARDSのボスREGISによるアシッドでテクノ＆ノイズなA.Chua Rave (Regis Remix) 、そしてあのWHITEHOUSEのWilliam Bennettによる、もともとモノラルの音源を立体的な3D的な凶暴ステレオ・エレクトロニクスへと再構築したA2.Harshing (William Bennett Remix) さらにUSシカゴ信頼の静謐の音響構築人Kevin Dunnによる8分にもおよぶノイズ・アンビエントなサウンドスケープ・リミックスのB1.Harshing (kevin Drumm "GODDAMNIT!!1,2,3" Remix)の３リミックスを収録。どれも強力だが、REGISのビート入りのリミックスはションテンがあがる。 (コンピューマ)

UKエクスペリメンタル大御所RUSSELL HASWELLから強力アシッド・ノイズな電子音楽作品が登場。リリースは名門EDITIONS MEGO. アナログ・モジュラー・シンセシスによる重厚でふくよかな電子音の粒子が大迫力で弾けております。17トラック。音の気配を存分にお楽しみください。異端アシッドハウス＆テクノ好きにも爆音でぜひ。11分にもおよぶ12曲目「Acid Noise Medley」(sample1)だけでも買いですな。強力。乗りこなしてください。sample3は2曲。CDのみの発売。 (コンピューマ)