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- New Release
Dominique Grimaud
19 Feedbacks
Discrepant
- Cat No.: CREP74
- 2024-03-24
「Zomia Vol.1は、ジェームス・C・スコットが『The Art of Not Being Governed, an Anarchist History of Upland South East Asia』で提唱したZOMIAという概念的なアイデアをもとに、国家のルールが適用されない半ユートピア的な地域にインスパイアされた独自の神話的なサウンドスケープを構築しています。Zomiaは(ほとんど)なくなってしまったかもしれませんが、Kink Gongは、この地域の擬似的な神話的特徴を称える一連のアルバムをリリースすることで、その精神を維持しようとしています。」東南アジアの少数民族の文化、音楽を愛し、伝え、新たな音として送り届けるLAURENT JEANNEAUの〈DISCREPANT〉からの新作ストックしました。 (サイトウ)
Track List
ワールド・ミュージック、フィールドレコーディングをキーワードにサウンドコラージュ、電子音楽等にも取り組むイギリスのキーレーベル〈DISCREPANT〉を主宰するGONÇALO F CARDOSOが、LIEVEN MARTENS MOANA主宰の〈EDICOES CN〉からアルバムリリース。アフリカの楽園「ウングジャ島」(ザンジバル島)での録音をベースにした「Impressões De Uma Ilha」。楽園、快楽モードなだけではない、謎に満ちた世界のヒーリング・ミュージック。じっくり音に耳を傾けたものだけに広がる音世界です。 (サイトウ)
Track List
フランスのサウンドアーティスト/作曲家でありPALI MEURSAULTは、10年もの間にフランスや日本、南アメリカなどで自然の中での動物や虫などのコミュニケーションにフォーカスしたフィールドレコーディングを採集。そして2014年から2017年にかけ、その鳴き声に重ね合わせながら行うパフォーマンスを通じて少しずつ出来上がった作品がこちらとなります。全編に渡って聴こえる虫の声が次第にシンセと溶け合い、虫の声として意識して聴かなくなっていく。フィールドレコーディングものとして聴くのもいいかもしれませんが、これはどちらかというとシンセサイザーミュージックと言った方がいいかも?BEN VIDAやJAN JELINEKを好きな人にも聴いてほしい。素晴らしいです。 (日野)
BIBIO(WARP)やFULGEANCEやCoco Bryce達と、トルコ、レバノン、中東のMCたちもフィーチャリングしたアルバムをBesides Records からリリースしたトルコのプロデューサー、ビートメイカーGRUP SESによる、トルコ産ニューエイジ、映画や舞台音楽、実験音楽から抽出した驚きのセレクション。 (サイトウ)
民族音楽、SP盤のようなヴィンテージサウンド、フィールド・レコーディングを素材にコラージュした、空想的でミステリアスなラジオ・プログラム、怪電波のような作品です。 (サイトウ)
SUBLIME FREQUENCIES/SUN CITY GIRLS作品でも幾度と取り組んでいるラジオ・スタイルのコラージュ的な作品。POREST名義でのリリース面白い!
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70年代から活動しているマルチインストゥルメンタリストDOMINIQUE GRIMAUDの音源集。ロック的なバックグラウンドもちらほら見え隠れし、ビートルズやピンクフロイドの凝った録音編集からの系譜も感じさせていますが、ミニマルを基調としコラージュ的に音を添えていくスタイルで瞑想的な部分もあるもの。使われている楽器も多岐に渡り、レイヤーが重なった分深味を増しているように思います。 (日野)