レコードは1996年にファンクラブ・オンリーで限定リリースされたのみで、入手困難を極め、神格化され、10万円以上の値をつけていたGuided By Voicesののレアアイテムを〈Superior Viaduct〉が再発。フリーキー、サイケデリックなインプロから、コラージュ、ビートルズのごとき輝きを持つ歌。LOW-FI ROCKの至宝です。
コアメンバーRobert Pollardと、Tobin Sproutも脱退前の録音。MATADORと契約、マスターピースとして燦然と輝く『Bee Thousand』、『Alien Lanes』、『Under the Bushes, Under the Stars』の3部作をリリースした時期に、DIY、LOW-FIなスタイルで制作された音源で、即興的な楽曲をメインに、彼らのライブの定番となっているという「Dayton, Ohio-19 Something And 5」なども残されています。天才の音楽。 (サイトウ)
KIng Tubbyの一番弟子にして右腕ダブマスター・レジェンドScientist初期を代表する1枚で、1981年リリースの中毒性の高いミニマル・モノクロームなダブ名作にして激レアとなっている「In The Kingdom Of Dub」がUS信頼リイシューレーベルSUPERIOR VIADUCTより祝LP復刻。(レゲエ便り2019.01.16)
絶妙な黄色と雷ジャケも神々しい一枚。スライ&ロビーによるドラム&ベース、ギター、ピアノ、オルガン、パーカッションには、The Revolutionaries, The Aggrovators and The Soul Syndicateのメンバーらが参加、録音はジャマイカ、チャンネルワン・スタジオ。Roy Cousinsプロデュース。禅問答のような全12ダブを収録。丁寧に丁寧に構築された錬金術のようなダブの施しが哀愁と共に実に効いてくる。トラックリストからもどうぞ。 (コンピューマ)
The Telexマスターピース名曲「My Time」のオリジナルで知られるイタリアの鬼才ロベルト・カッチャバーリアによる1979年ミニマル電子音楽マスターピース珠玉傑作アルバム「Sei Note In Logica」が、およそ10年ぶりにLP復刻。US名門Superior Viaductよりリイシュー・リリースされた!!!
フランコ・バッティアート、ジュスト・ピオ、リノ・カプラ・ヴァチーナ、フランチェスコ・メッシーナなどと共に、1970年代のミラノのアヴァンギャルド・シーンを代表する重要人物の一人であり、音楽院で学んだ後、RAIのStudio of Musical Phonology(ドイツのNDR/WDR、フランスのGRM/IRCAM、BBCラジオフォニック・ワークショップに似た電子音楽研究所)で働いていた、イタリアの作曲家、ピアニストRoberto Cacciapaglia(ロベルト・カッチャバーリア)による1979年にリリースされた彼にとってのセカンドアルバムにして傑作「Sei Note In Logica」がUS名門Superior ViaductよりLPリイシュー。スティーヴ・ライヒ、フィリップ・グラス、テリー・ライリー、ムーンドッグらの巨匠によるアカデミックでアウトサイダーなミニマル・クラシックスにも負けず劣らず、室内楽的オーケストラ・アンサンブルとヴォイス&コーラス、コンピューター電子音による牧歌的なミニマルの調べ。エバーグリーンな異彩を放っている奇跡の名作。彼の同時期に制作されたフューチャリスティックなテクノ・ポップ名盤「The Ann Steel Album」のメインヴォーカルにして主人公Ann Steelも何気にコーラスで参加しているのもうれしいですね。今作もジャケットのアートワークも秀逸で美しい。ジム・オルークはじめ多くのアーチスト達に影響を与え続けているマスターピース。 (コンピューマ)
絶対聴くべき。今もって素晴らしいドローン/ミニマル・ロックの歴史的遺産。TONY CONRAD WITH FAUSTの「Outside The Dream Syndicate」が再発!
ドリーム・シンジケートの一員としてラ・モンテ・ヤング、マリアン・ザジーラ、アンガス・マクリース、ジョン・ケイルらと共に永久音楽劇場に早い時期に関わっていたヴァイオリニスト、トニー・コンラッドが72年にFAUSTと録音した、90年代以前のリリースでは唯一となるアルバム「Outside The Dream Syndicate」。(音楽から離れ映像作家として活動し90年代にジム・オルークのバックアップで復活をとげ、60s70sの録音がリリースされます。)前衛ロックに多大な影響を与え続けた大名盤。絶対聴くべき一枚です。ジム・オルークがライナーノーツを手掛けています。まずはCDで入荷しました。久々にこのアルバムを売ることが出来ることを心待ちにしていた矢先の訃報。残念。 (サイトウ)
ミニマル/ドローン・ミュージック・ファンに嬉しいリリース。トニー・コンラッドによる幻の音源が遂に復刻。1972年、ニューヨーク、THE KITCHENでの録音。「Ten Years Alive On The Infinite Plain」.「Ten Years Alive On The Infinite Plain」. 6-panel digipak with 12 pp. booklet.
トニー・コンラッドは、映像作家で、1960年代のNYC前衛音楽の重要な遺産ラ・モンテ・ヤングが結成したTHE DREAM SYNDICSTE,「永久音楽劇場」にジョン・ケイルらと共に参加し、THE VELVET UNDERGROUNDの結成とその名前の由来に関わったことでも知られ、FAUSTとのミニマル・ミュージックの歴史的リリース「Outside The Dream Syndicate」を残している。しかし後の復活以前の正式のリリースはこれのみで長く音楽シーンから離れていて、伝説の存在だった。90年代に彼の熱狂的なファンだったJIM O'ROUKE達との共演で音楽シーンに復活し、未発表音源も彼らの手でリリースされる。この「Ten Years Alive On The Infinite Plain」は、71年にダンス、音楽、映像、文学などの前衛アーチスト集団として結成され、パフォーマンス・スペースとして現在まで続くTHE KITCHENで行われた72年の演奏。「Outside The Dream Syndicate」の前年。女流電子音楽家LAURIE SPIEGEL,RHYS CHATHAMとの演奏に、プロジェクターによるフィルム・インスタレーションの2時間にわたるパファーマンス。今回のリリースにあたってJIM O' ROUKEが90分弱の音源として編集、リマスターはCGB(DUBPLATE & MASTERING)が担当している。「Ten Years Alive On The Infinite Plain」は、GASTOR DEL SOL期のDAVID GRUBBSとJIM O' ROUKEと共に復活の年、95年に再演されている。この72年のオリジナルの録音は未発表だった幻の録音で待望のリリースとなる。彼は昨年惜しまれながら他界したが、「無限の計画」は、40年に渡り生きつづけている。 (サイトウ)
KEITH ROWEやCORNELIUS CARDEWの即興グループAMMに並び、偉大なグループMEVのメンバーであるALVIN CURRANによる75年の大名作「Canti E Vedute Del Giardino Magnetico」が再発!!静かに、そして自然に響くゴングと声、トランペットとシンセサイザーのドローンやバラバラに重なり合うアルペジオ、水や虫の声。どこを切りとっても美しい。歴史的名盤です。大推薦!!!!
Musica Elettronica Viva aka MEVで知られるALVIN CURRANが75年にリリースしたデビューソロアルバム。これまでCDで再発されたりCDボックスセットで聴けることができましたが、レコードでの再発は1981年以降初めてとなるようです。耳を澄まして聴く小さな音や和音のドローンなど、丸く心地の良い音に溢れていてMEVのアヴァンギャルドさから比べると真逆のアプローチのようにも聴こえます。しかし、シンセサイザーの不協和音やミュージックコンクレート的な手法で使われているフィールドレコーディングなどを細かいところに散りばめた細かい仕事が秀逸。B面ではテリーライリーのようにおそらくテープマシンを使用したオルガン曲やシンセサイザーを用いて作られた虫の音などもあり。ただ単純なスピリチュアルな作品ではなく、即興演奏を通じてきた音の探求を活かして実験した素晴らしい作品です。大推薦とさせていただきます。 (日野)
78年ブライアン・イーノが監修したNYC アヴァンパンク象徴的名盤「No New York」に、Arto Lindsay, Ikue MoriたちDna、Lydia Lunch達のTeenage Jesus And The Jerks、Marsとともにフックされ、よく年このデビューアルバムをリリース時にはメンバー間のもつれで解散するサキソフォニスト、シンガーJAMES CHANCEのTHE CONTORTIONS。伝説の一枚。 (サイトウ)
ミニマル音楽巨匠LA MONTE YOUNGとMARIAN ZAZEELA夫妻、彼らの初公式出版作品でありミニマルドローン金字塔アルバム・通称「THE BLACK RECORD」が遂に再発!サイン波とラーガ唱法の持続、音の内部に入り込むことで変化を感知する聴取行為。US信頼再発レーベル〈SUPERIOR VIADUCT〉による最新ワーク。
ケージ以降、フィリップグラス、スティーヴライヒ、テリーライリーと並び前衛ミニマル音楽の重要人物として、現在も尚多大な影響を与え続けるLA MONTE YOUNGの歴史的名作、初のリマスタリング公式アナログ再発が実現!1969年にミュンヘンのギャラリーにてライブ録音、持続正弦波とラーガ詠唱の重奏のAサイド。1964年にスタジオ録音、巨大なゴングと弓弦で奏でたBサイド。音の倍音構造、音響の知覚可能性に踏み入れた聴取の実践。リズムやメロデイのない持続音の中に変化を見出す、音と一体化を促す比類なき体験作品です、この機会に是非! (Akie)
2024リプレス!64年の大晦日にNYで演奏されたSUN RA AND HIS ARKESTRAのライブ録音。John Coltraneから引き継いでスピリチュアルジャズの代名詞でもあるPharoah Sanders、そしてフルート奏者のHarold Murray通称Black Haroldとのコラボレーションライブとなります。
【ストックしています】ミニマル・ミュージック/ドローン/実験音楽の重要な音楽家ラ・モンテ・ヤングの数少ないリリース音源、1974年の永久音楽劇場「Dream House 78'17」が〈Superior Viaduct〉からもアナログ再発されました。意識の拡張、同化、覚醒を目指すようなサイケデリック実験。
コアメンバーRobert Pollardと、Tobin Sproutも脱退前の録音。MATADORと契約、マスターピースとして燦然と輝く『Bee Thousand』、『Alien Lanes』、『Under the Bushes, Under the Stars』の3部作をリリースした時期に、DIY、LOW-FIなスタイルで制作された音源で、即興的な楽曲をメインに、彼らのライブの定番となっているという「Dayton, Ohio-19 Something And 5」なども残されています。天才の音楽。 (サイトウ)