「Love In Outer Space」のボーカル・バージョンで幕開け、アーリーイヤーのドゥーワップな曲から、近年スポットの当たって来た曲、入手困難を極めた曲も多数収録していて、足がかりとしてとても有用なアルバムになっています。ジャイルス自身と、SUN RAのオーソリティーとして知られるロバートLキャンベル教授も参加したライナーノーツも濃厚。 (サイトウ)

膨大で数多くの作品を残し、数多くのリイシューもされているサン・ラですが、このコンピレーション、Strutからのリリースということもあり、よりソフィスティケイトされた楽団の魅力がより分かりやすく伝わる、デューク・エリントン楽団ともまた違う魅力のソウルフルで宇宙エキゾチックでオーセンティックなオーケストラ・ジャズが素晴らしくコンパイル収録されております。BGMとしても機能しそうな落ち着いた名曲名演ばかりが満載です。B2「Island In The Sun（Extended Version）」C1「Reflects Motion（Part1）」の2曲が未発表ヴァージョンとなります。 (コンピューマ)

〈EL SATURN RECORDS〉から76年に発売されたオリジナル盤は現在Discogsで20万の値が付けられている貴重盤。それがUSの〈SUPERIOR VIADUCT〉オリジナルのジャケットの状態で再発！これまでCDでは再発されていましたが、初めてのレコードでの再発となります。裏ジャケの写真でドラム3台と管奏者達が並んでいる写真のなんとも言えない雰囲気が良く、内容も呪術的なカルト即興！！ (日野)

今回は、第一弾で1950-60年代においての彼自身のによる過激な宇宙理論等の詩の朗読や、リハーサル音源等々をまとめたもの。いきなり秘蔵っ子Yochananによる宇宙R＆B、JUMP&BLUESなツイスト傑作で幕を開け、リハーサル音源も含めて、MOONDOGにも通じる桃源郷なパーカッション＋ポエトリーなど貴重音源のオンパレード。全18トラック収録。先に発売されていた初期音源集「DooWop From And Beyond」シリーズをさらに深化させた今回のシリーズ、もちろんリリースはUSのNORTON。2010年リリース。ストックしました。 (コンピューマ)

第二弾は、1966,1968年、1982年の彼自身のによる詩の朗読や宇宙哲学と、リハーサル音源等々をまとめたもの。全19トラック収録。今回はより宇宙空間を彷彿させる抽象的でうっすらとした音空間の中や、エキゾチックでポコポコとした桃源郷なパーカッションの中にポエトリーリーディングが広がり、前衛的でクール＆ビートニク的な世界観も感じさせてくれている。先に発売されていた初期音源集「DooWop From And Beyond」シリーズをさらに深化させた今回のシリーズ、もちろんリリースはUSのNORTON。2010年リリース。ストックしました。sampleはそれぞれ2トラックづつ (コンピューマ)

第三弾は、1967年、サン・ラがラジオドラマ的プログラムの背景の宇宙音楽を奏でているもの、そしてアーケストラのメンバーが次々と朗読し、サン・ラ含めたアーケストラの他のメンバーがスペースサウンドを奏でている1969年の作品「The Outer Darkness Part1」(sample1)そしてジューン・タイソン、そしてラストにはサン・ラ本人まで登場しピークを迎える「The Outer Darkness Part2」(sample2)を収録。さらには1977年のラジオWXPN-FMの番組でのセッションも収録。全８トラック。アルバム収録とはまた違ったサン・ラ宇宙のもうひとつの世界を存分に堪能できる。アート＆宇宙。あらためてのマッドリブやRAS Gらへの影響は計り知れない。先に発売されていた初期音源集「DooWop From And Beyond」シリーズをさらに深化させた今回のシリーズ、もちろんリリースはUSのNORTON。2010年リリース。ストックしました。 (コンピューマ)