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Torn Hawk
Trustfall
The Trilogy Tapes
- Cat No.: TTTTHT
- 2024-06-11
ANGELA SCHANELECを師事したHELENA WITTMANN手掛ける”航海・放浪”を描いた作品のOSTとインスタレーションでの音源を纏めたアルバムが登場!〈ENTR'ACTE〉〈MMODEMM〉にも作品を残す音響作家・NIKA SON。海辺や海上でのフィールドレコーディング音源。水音をストーリーテラーに設定し、リスナーの感覚をボートの本体に共鳴させる没入型サウンドスケープ。曲名に経緯度を使用し、地点ごとに表情を変える波音の聴き比べもできます。 (Akie)
Track List
今期最も楽しみにしていた一枚がブラジルの発掘レーベル〈LUGAR ALTO〉から到着!芸術と学術におけるあらゆる分野を短期間のうちに渡り歩くドリフターAKIRA UMEDAの楽曲集。自宅より発見された無数の作品を繋ぎ合わせたミックススタイルの2LP。イタズラ電話録音、ビートトラック、ニューエイジポップ、ノイズ、歌モノまで、本人の肩書きと同様に数多のジャンルが奇妙に結合した4トラック収録。楽曲ごとの音質差さえ、独創の世界に一要素としてアルバムに働きかけてます。推薦! (Akie)
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この世を去った音響現象と聴覚を探求する孤高の音楽家ALVIN LUCIERの「I Am Sitting In A Room」が制作されて50年。音のパターンがどのように配置されているかを探求する作品が届きました。デュッセドルフの”Salon des Amateurs Club”にてレジデントを務め、スポークンワードやボイスノイズを研究してきたMARC MATTER。コンピューターに読ませた一節、そのカット&ループ、ズレを活用したフェージングを実行。脳が音声の移り変わりを認識するために、実際に必要なオーディオ素材がいかに少ないかに気づきます。推薦。(試聴は一曲を3つに分けています) (Akie)
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インドネシアの芸術集団UWALMASSAから現代エレクトロニックミュージック屈指の才能NICOLAS JAARまで、様々なフィールドの才覚たちがアカデミックに音楽を探求する〈MANA〉18番。フィールド録音作曲家のKATE CARRがエントリー。狭い居住区とユートピア思想、先端都市でありながらディストピアな側面を持つ、大都市ロンドンにおける生活を音として表現。閉鎖的空間音響とサンプルコラージュ。クリップノイズやゴングなどが閉鎖音響に与える臨場感。音響作品としてのおもしろさだけでなく、ディストピアを表す物語的コラージュワークも素晴らしい。 (Akie)
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インドネシアの芸術集団UWALMASSAから、ミニマルハウス/テクノ作家PRETTY SNEAKY、そして現代エレクトロニックミュージック屈指の才能NICOLAS JAARまで、学術的見地より音楽を探求する〈MANA〉が送り出すコンクレート作品。アーティストJACOB DWYERがリトアニア滞在記を音声記録。川のせせらぎなどの環境音だけでなく、カリンバといったミュージックインスツルメントも導入しコラージュ。臨場感のある圧倒的な録音技術とミキシングし、4編にまとめ上げでいます。〈MANA〉はレコードの音質が素晴らしいので、コンクレート作品は勿論バッチリハマる、大プッシュさせて頂きます。 (Akie)
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イギリスの奇才JONNY TRUNKが運営、音源発掘やマニアック再発で信頼のある名門〈TRUNK〉から奇盤がリリース。カスタマイズされた1986年製から、アルミニウムで作られた2019年特注モデルまで。使用用途の違いで変わる板バネの強度などで、微細に変わるタイピング音がバイノーラル録音。ついにASMRがレコード化される時代へ。推薦。 (Akie)
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RON MORELLI率いる〈L.I.E.S.〉はもちろん、〈NO 'LABEL'〉〈CAV EMPT〉からの作品も人気が高く、加えて"PPU VIDEO PARTY"を手がけるなど、映像作家としてもカルトな支持を集める奇才。近年彼が力を入れて探求しているのがスピーチ。幼少期の記憶を辿りつつ、最終的には自己表現の有用性までひたすら語り続けた34分を収録。時折自身のトラックのサンプリング音源や効果音を使用したシューツかつ遊び心溢れる作品。 (Akie)