60年代にバーミンガム大学でオペラを学び音楽学士を取得、70年代にスコットランドで、王立スコットランド音楽演劇アカデミーでで電子音楽と出会う女性音楽家JANET BEAT。磁気テープのミュージックコンクレート、エレクトロアコースティック、イギリスで初めて市販されたモジュラーシンセサイザーを所有し、電子音楽の録音を残しています。 (サイトウ)

イギリスBBC放送の名TVSFドラマ「Dr.WHO」のサウンドエフェクト仕事に、名シンセサイザーメーカーEMSのVCS3シンセ制作にも一役かっていた、そして航空機のエンジニア技師の顔も持っていたというイギリス紳士の異色電子音楽家トリストラム・カーリィの1960年代から1970年代頃に制作されたTV、映画、エキスポなどの為に作られた面白くユニークでジェントルでフレッシュな数々の裏方な電子音楽効果音楽作品の小品達をたっぷりとお楽しみください。 (コンピューマ)

イギリスの奇才JONNY TRUNKが運営、音源発掘やマニアック再発で信頼のある名門〈TRUNK〉から奇盤がリリース。カスタマイズされた1986年製から、アルミニウムで作られた2019年特注モデルまで。使用用途の違いで変わる板バネの強度などで、微細に変わるタイピング音がバイノーラル録音。ついにASMRがレコード化される時代へ。推薦。 (Akie)

サーストン・ムーアが再発掘したというロスト・ガール・ポスト・パンク。当時ジョン・ピールがラジオでプレイしたものの、自主でリリースした7inchは30枚しか存在しないといわれる逸品。ニューウェイヴ・ダブ。THE ADVISORY CIRCLE名義等でお馴染みのGEORGES VERTや、LEMON JELLYのFRED DEAKIN、レーベル主宰のJONNY TRUNKらのリミックス収録した2010年の〈TRUNK〉からの再発&リミックスEPがリプレスされました！ (サイトウ)

幾度かの再発でもおなじみ、ミュンヘン・ジャズロックのスーパーグループNIAGARAのドラマーであり、MPS等からのリーダー作でも知られるKLAUS WEISSのレア音源！超絶リズムに、エフェエクト、エレクトロニクスのサイケデリックな感覚を追求したすごい人。サンプリング素材、ブイクビーツのキラーなネタとして、マニアックにディグされてきたTVやRADIO用の短い曲、ジングル、効果音の為に製作された音源、ライブラリー・レコード。ドイツの〈SELECTED SOUND〉の78年リリースをTRUNKが再発！！ (サイトウ)

60年代から自主で、映像から音楽までを自らが手がけ製作している、短編実験映画の映像作家、フランス・ツヴァルテスの音源を、オブスキュア・レコード再発の名門にして異端のJONNY TRUNKのレーベルTRUNK RECORDSがアナログリリース。60年代から90年代末までに製作された50本にわたるカセットテープから、STANLEY SCHTINTERが本人とともに掘り起こし、セレクトした音源集。彼の映像作品はファンの手でYOUTEBEにアップされており、いくつか視聴することができます。(貼ってるYOUTUBEショートフィルムはこのレコードの音源ではありません。) (サイトウ)

RAYMOND SCOTTファンも必聴！LUKE VIBERTがセレクトしたライブラリー・コンピにフィーチャーされREPHLEXからも再発がリリースされたBBC RADIOの為のジングルやサントラをてがけたBBC Radiophonic Workshopに参加していたJOHN BAKERにスポットを当てた素晴しいコンピ登場！ジャズピアニストとしての素養があり、テープによる、ミュジック・コンクレート的なことや電子音楽の面白すぎる数々の音源を収録！NANNY TANGOのALAN GUBBYが監修！ (サイトウ)

すでに10作を越えレーベルのライフワークともいえるベイジル・カーチン関連の音源をリリースしているTRUNK RECORDSから新たな再発。70年代に黒人奴隷を主人公に描き歴史に残る大反響をおこしたTV番組「ROOTS」の初代の監督でもあるデイビット・グリーンが、ジェニー・アガターを主人公に70年に制作した映画「I Start Counting」の為に制作した音源。映画の冒頭に使われているLindsey Mooreを起用したヴォーカルソングは、日常の中のブリスフルな朝の風景とともに送られるタイトル。ワールドミュージック、東洋的な世界観も垣間見にもインスパイアされた素晴らしいサウンド。B2からは80年代初頭のドキュメンタリー「Third World」エキゾチック、ニューエイジ、数的な実験、ミニマル、プレテクノ、トリップホップ的要素もある驚きのサウンドです。 (サイトウ)

ポーランドのプロデューサーMIECIO ASKANASYがブラジルを訪れ作曲家だったJOSÉ PRATES達と制作した1958年のアルバム。ポリリズム、アフロ・ブラジリアンな感じと、ミュージカル的な様相もあるような、コーラス、ビックバンド・ジャズ、オーケストラ。カンドンブレなんかのラテンアメリカの黒人の霊性と、非ラテンの西洋的な霊性がミックスされたような特異なサウンド。あの「マシュ・ケ・ナダ」に、元ネタがあったことにも驚きだけど、アルバム・トータルのエキゾチックで高度な音楽性と音の情景の魅力、そして音楽の喜びに溢れている。マスターがなくレコード起こしですが、現時点でベストの盤からのマスタリングでの復刻。すでに廃盤のTRUNK RECORDSからのアナログ再発デッドストック発見しました。 (サイトウ)

イギリスの伝統あるフェルトを使った玩具「ファジー・フェルト」を使った、60年代にBBCで放映された子供向けTV番組 「Vision On」のサウンドトラックをTRUNK RECORDSがコンパイル。曲をを手がけてるのは実験音楽家BASIL KIRCHINをはじめBARBARA MOORE SINGERS，ORRIEL SMITHたち。ファンタスティックな世界。ANDY VOTELとも繋がりのあるUKのライブラリミュージックののオーソリティJONNY TRUNKとMARTIN GREENがコンパイル。どんな番組だったんでしょうか。感動のディープな音世界。驚きの音です。名盤。 (サイトウ)

1972年に公開されたAnthony Rolandによる実験映画「Circle Of Light」の音楽を伝説的女性電子音楽家DELIA DERBYSHIREとELSA STANSFIELDが担当。そのサントラ音源が発掘されてリリースとなりました。Luc FerrariのPresque Rienにも通じるような美しいフィールドレコーディングに、アトモスフェリックなシンセや鳥の声にわざと周波数を合わせたようなオシレーターが乗っていく。元Cabaret VoltaireやThe Hafler Trioでフィールドレコーディング名士のChris Watsonをして「これまで聴いた中で最も素晴らしいレコードのひとつ」と言わしめたレコードです。映画本編の動画も約1分YouTubeに上がっていて、画質が荒いながらも美しさが伝わってきます…。 (日野)

電子音楽史に多大な影響を与えたBBCラジオフォニック・ワークショップの一員で、ポップフィールドに電子音楽と、サウンドコラージュを取り込んだあのアーリー実験ポップの傑作69年WHITE NOISEの「An Electric Storm」のエレクトロニクスに重要な役割を果たした女性電子音楽家デリア・ダービシャーと俳優のアンソニー・ニューリーによる電子音楽ユニークな一枚。名曲「Fire Bird」にもつうじる寸劇的ストーリテリング。ユニーク感覚のラップ・ミュージックでもあります。 (サイトウ)

英国ジャズの奇才ピアニストMICHAEL GARRICK のオリジナルは99枚のみと謂われる64年のレア・アルバム。ユニークな再発をしているJONNY TRUNKのTRUNK RECORDSから再発！オリジナルは市場に出れば30万近くも値をつけるという脅威のレア度らしいです。テクニカルでフリーキーなピアノと乱れうちのドラムにベースがカラム壮絶セッション。すごい！ (サイトウ)

６０年代に機械仕掛けの演奏装置や機械俳優を産み出した、音楽家でパフォーマー、メディアアートのオリジネーターにして偉大なるイギリスの奇人BRUCE LACEYの映画のための音楽や即興を集めたレア音源！！奇人繋がりケン・ラッセルが監督デビュー以前に残した映像のYOUTUBEも是非ご覧下さい！ (サイトウ)

Side-Aは、BBCでのサウンド・エンジニア、数々の音源を制作していたイギリス電子音楽の師であり、パイオニアお婆ちゃんダフーン・オーラムの激激レアな初のCM音源と子供の教育のために制作されたユーモア楽しい電子音楽18パターンをまとめた、タイトルも「Electronic Sound Patterns」、そしてSide-Bは、オランダの電子音楽パイオニアでもあり、マルチ・インストゥルメント奏者でジャズマンでもあった異色の電子音楽家Tom DisseveltのDick Raajimakers（a.k.a.Kid Baltan）プロデュースのイマジナリーでSF未来なグレイトな電子音楽４楽曲をまとめた「Electronic Movements」を収めたUKこだわりの面白音源発掘リイシュー信頼の名門Trunkによるすばらしき10インチ・アナログリイシュー盤。
Side One – Electronic Sound Patterns – Oram 1) – 3) Melodic Group Shapes 4) – 7) Three Single Sounds Taken In Canon 8) Rhythmic Variations 1) 9) Rhythmic Variations 2) 10) – 18) Ascending and Descending Sequences of Varying Nature　Side Two - Electronic Movements – Dissevelt 1) Syncopation 2) Vibration 3) Whirling4) Drifting

電子音楽、ジャズ、ライブラリー、カリビアン、モンド、キッズ・ミュージック、グレン・グールドまで素晴らしいラインナップをリリースしてきたJONNY TRUNK主宰の再発レーベルTRUNK RECORDS。 これまで再発してきたラインナップからのサンプラー的コンピレーション登場です！アナログは、既に入手困難だったりするので是非この機会に手にとって見てください。ファンクやダンスグルーヴといった所から離れながらも、時にムーディー、エキゾチック、ノスタルジック、ユニークな電子音、真摯な曲も。それぞれの年代、地域だからこその背景とファンタジー感。音との出会いの面白さ。大推薦の一枚です！ (サイトウ)

ノルウェー出身でオーストラリアの巨匠音楽家『SVEN LIBAEK』が総指揮した70年代初頭の水中ドキュメント番組『INNER SPACE』のサウンド・トラック！ジャケットはモロに『JAWS』ですが（この番組は映画JAWSに影響を与えたとか）内容は海中アシッド・ミュージック！ビブラフォン,フルート,ワウワウギターの三種の神器が織りなす浮遊感あふれるメロディー・ワークは海中よりも天空がお似合いでございます。リズム隊もご機嫌にスイングしており、トータルにイージー・リスニングやソフト・ロックの文脈となりそうですが、実は聴けば聴くほど毒素に犯されるアシッド大作！ (ヤスシ)

電子音楽、ライブラリー、奇盤、レア盤の再発最前線、UKのTRUNK RECORDSから、RUB N TUGやHARVEYもプレイして話題となった80sカリフォルニア産DIYポップ、BOB CHANCEをも超える奇盤登場！1980年にテキサス、ダラスでプライベートリリースされていたPALMER ROCKEYの自身が監督した自主映画(エド・ウッドに例えられた書評を発見)のためのサウンドトラック・アルバム「Rockey's Style」。94年にジェロ・ビアフラが、モンド・ミュージックの原点、USリサーチ誌「Incedibly Strange Music」に紹介したことで世に知られ、ebayでは200ドルもの値をつけるというカルト・アルバム。まず手に取れば、表のPALMER ROCKEYらしき写真と裏のPALMER ROCKEYと記された写真が同一人物なのか、表裏4~5回は往復することになるでしょう。そしてジャズ、フォーク、ディスコ・スタイル、ロックンロールと多彩なよれよれサウンドの中に、デヴィット・リンチの「ツインピークス」に匹敵するような世界を見出すころには、完全にとりこです。ジャケのクレジットと実際の曲名の違いについての考察や、彼の映画、彼の70年代当時の奥さんが書いた、彼の伝記「The Life And Crimes Of Palmer Rockey」については、JOHNNY TRUNKとJON BROOKS(GHOST BOX)の解説で触れられております。 (サイトウ)

80sカリフォルニア産の DIY ディスコポップの奇盤がイギリスのマニアック再発レーベルJONNY TRUNKのTRUNK RECORDSが再発！カリフォルニアにて'80年にプライヴェート・リリースされたDIYなディスコ・ポップ。チープなシンセ、ギター、ベースが生み出す絶妙なゆらゆらグルーヴ。ヴォーカルも味ありまくりです。そしてLO-FIに飛び立つインストパーツが素晴らしい！ (サイトウ)