- 7inch
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Nora Guthrie
Emily's Illness c/w Home Before Dark
Em Records
- Cat No.: EM1083
- 2024-10-11
オリジナルは、Sugar Cane というUSピッツバーグのローカルバンドの勇逸のシングルで、ディガーの間で高音をつける7インチ「What You Do To Me」。「WDVE: Pittsburgh Rocks Album」という当時のローカルコンピレーションにも収録された曲です。Jordan GCZmのシンセサイザーもフィーチャリング、Diego Herrera(Suzanne Kraft)がサウンドプロダクションも手掛けて、歌っています。COOL &b THE GANG「Summer Madness」にも通じる空気感。B-SIDEのダブにトリートしたミックスも良い。7インチには未収録のUNIVERSAL CAVEによるリミックスもダウンロード出来るというダウンロードコードがついてます。 (サイトウ)
Track List
ベルギーの作曲家、ヴィブラフォン奏者。1978年、ブラジル音楽に多大な影響を受けた Guy Cabay は、ワロン語(ベルギーのワロン地方および北部フランスの一部の方言)で歌う、ボサノヴァを軸としたソロ名義のデビュー作を発表し、かのChet Bakerから 'ベルギーのジョアン・ジルベルト' と称されるほど、歌い手/作編曲家としての実力が高く評価されました。ベルギーのベスト・ヴィブラフォン奏者に選出されるなどジャズマンとしての評価も高く、現在も音大で教鞭を執る傍ら、精力的に活動を続けているそうです。日本では、2012年に〈Production Dessinee〉からの素晴らしい再発で知ることができた方も多いのでは。サウダージをたっぷり含んだメロディとフルート、キッズの合いの手がユニークなA4「Li sabat d’sinte mére l’oto」(sample_1)、エレピの鳴りが独特癖になる B2「Les d’mey dous de coste del mouse」(sample_3)など、素朴でありながらストレンジ、いまだ類を見ない素晴らしい作品たち。おすすめです。 (AYAM)
Track List
電子音楽の隆盛でクラシックロックやガレージロックから人々の目が離れた時代、それらをルーツに持つ”ARA PACIS”は、この上質サウンドにも関わらず自主盤1枚を残し解散。コレクターズアイテムとしてレア化していたアルバムから特に人気の高い「TO THE WESTCOAST」が嬉しいシングルカット。アコギのフォーキーな哀愁とエレキの泣きの哀愁、そのセンチな世界観を完成させるのがソフトなヴォーカルとコーラス。アーバンやメロウではなく”柔らかさ”や”滑らかさ”と言うAORの側面を感じられる作品。加えて、アルバムを再現したアートワークが実際に見ていただきたいほど美しい。 (Akie)
イギリスの伝統あるフェルトを使った玩具「ファジー・フェルト」を使った、60年代にBBCで放映された子供向けTV番組 「Vision On」のサウンドトラックをTRUNK RECORDSがコンパイル。曲をを手がけてるのは実験音楽家BASIL KIRCHINをはじめBARBARA MOORE SINGERS,ORRIEL SMITHたち。ファンタスティックな世界。ANDY VOTELとも繋がりのあるUKのライブラリミュージックののオーソリティJONNY TRUNKとMARTIN GREENがコンパイル。どんな番組だったんでしょうか。感動のディープな音世界。驚きの音です。名盤。 (サイトウ)
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ウディー・ガスリーの実娘ノーラがひっそりリリースしたウルトラレアにして奇跡の一枚。(サイトウ)
『「Emily’s Illness」はビーチボーイズ『 Pet Sounds』のような音像と、耽美的サイケデリア/アシッドフォーク感覚が併存した奇跡のような曲として60年代音楽マニア界隈を越えてきき継がれる美しき傑作だ。
「 Emily’s Illness」の題名と歌詞内容は19世紀の詩人エミリー・ディキンソンへあてたオマージュといわれ、装丁に使ったノラの当時の写真もディキンソンの時代世界を思わせる。この曲を書いた当時18歳のエリック・アイズナーは彼女のボーイフレンドで、フィフス・アヴェニュー・バンドの前身となるストレンジャーズというバンドでピーター・ゴールウェイと一緒に活動していた。エリックとノラは当時ジョアン・ジルベルト(とその歌い手のアストラッド)に夢中で「Emily’s Illness」にも「Home Before Dark」にもその影響を聞き取ることができるが、何よりも歌手として全く素人のノラを歌わせたことで別のミラクルが発生。録音面では職業音楽家のアーティー・シュロックが印象的なハープシコードや弦楽器を入れてメランコリックな世界を演出した。(なお、その後エリック・アイズナーがハウディームーンに提供した「Nora Lee」とはノラ・ガスリーのこと。)』