ベルギー産ボッサ、ソフトロック、ジャズの傑作、Guy Cabay による 78年『Tot-A-Fêt Rote Cou-D'zeur Cou-D'zos』と、79年『Li Tins, Lès-ôtes Èt On Pô D'mi』の2作の中から選りすぐられたコンピレーション盤が〈Tricatel〉からリリースです!
ベルギーの作曲家、ヴィブラフォン奏者。1978年、ブラジル音楽に多大な影響を受けた Guy Cabay は、ワロン語(ベルギーのワロン地方および北部フランスの一部の方言)で歌う、ボサノヴァを軸としたソロ名義のデビュー作を発表し、かのChet Bakerから 'ベルギーのジョアン・ジルベルト' と称されるほど、歌い手/作編曲家としての実力が高く評価されました。ベルギーのベスト・ヴィブラフォン奏者に選出されるなどジャズマンとしての評価も高く、現在も音大で教鞭を執る傍ら、精力的に活動を続けているそうです。日本では、2012年に〈Production Dessinee〉からの素晴らしい再発で知ることができた方も多いのでは。サウダージをたっぷり含んだメロディとフルート、キッズの合いの手がユニークなA4「Li sabat d’sinte mére l’oto」(sample_1)、エレピの鳴りが独特癖になる B2「Les d’mey dous de coste del mouse」(sample_3)など、素朴でありながらストレンジ、いまだ類を見ない素晴らしい作品たち。おすすめです。
(AYAM)
ベルギーの作曲家、ヴィブラフォン奏者。1978年、ブラジル音楽に多大な影響を受けた Guy Cabay は、ワロン語(ベルギーのワロン地方および北部フランスの一部の方言)で歌う、ボサノヴァを軸としたソロ名義のデビュー作を発表し、かのChet Bakerから 'ベルギーのジョアン・ジルベルト' と称されるほど、歌い手/作編曲家としての実力が高く評価されました。ベルギーのベスト・ヴィブラフォン奏者に選出されるなどジャズマンとしての評価も高く、現在も音大で教鞭を執る傍ら、精力的に活動を続けているそうです。日本では、2012年に〈Production Dessinee〉からの素晴らしい再発で知ることができた方も多いのでは。サウダージをたっぷり含んだメロディとフルート、キッズの合いの手がユニークなA4「Li sabat d’sinte mére l’oto」(sample_1)、エレピの鳴りが独特癖になる B2「Les d’mey dous de coste del mouse」(sample_3)など、素朴でありながらストレンジ、いまだ類を見ない素晴らしい作品たち。おすすめです。 (AYAM)