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Curtis/Live!

  • Cat No: ASH504
  • 2024-07-02

70年代アフリカン・アメリカン・ミュージック。当時のシカゴ、ソウル、最高な瞬間、時代の空気感を封じ込めたライヴ・アルバム。Donny Hathawayの「Live」と並び、愛され続ける名盤中の名盤。現代音楽や実験音楽からサイケ、ポストパンクまでこだわりのラインナップ、信頼の仕事、US名レーベル〈Superior Viaduct〉のサブレーベル〈Antarctica Starts Here〉からの再発。見開きスリーウ2LP。リプレスされました。

シカゴR&B重要グループThe Impressionsから、ソロへと移行するカーティス・メイフィールドの、指折りの名作にして70年代のニューソウルの幕開けを記録した名盤。フィル・コーランのバンドなどシカゴ・シーン多くの作品に足跡を越すコンゴ奏者、"マスター"ヘンリー・ギブソンたちと1971年1月、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジのクラブ「ビター・エンド」でのライブ録音。冒頭、MCの紹介とともに、Impressionsでリリースしたカーティス作の名曲「Mighty Mighty (Spade And Whitey)」で幕開けます。演奏、グルーヴ、歌、メッセージ、観客からフィード、全てに心打たれる。後にWILLIAM PARKERがこの曲をタイトルにCURTISトリビュートプロジェクトを行う「I Plan To Stay A Believer」、「We're A Winner」、カーペンターズで知られるロジャー・ニコルス+ポール・ウィリアムス作の名曲を取り上げ、「ブラック・パワー」、さまざまなルーツ、肌の色を持つ人たちに向け、本来は恋人たちの門出を歌った曲の「We」に別の想いを込め「We've Only Just Begun」と歌いかけ、「People Get Ready」へと展開する。公民権運動を象徴することになる曲で、後に多くの人がカバーする名曲。ソロデビュー作より「The Makings Of You」「We The People Who Are Darker Than Blue」。MC、マリファナ・ジョークで沸かせながら、会場と完全に一体になり「Stone Junkie」で幕を閉じる。時代を象徴する記録、素晴らしい時間。多くに人にこの場にいたかったと思わせる生々しい録音も魅力です。語り継がれるライヴ・アルバム。是非。 (サイトウ)

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