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Visible Cloaks, Yoshio Ojima & Satsuki Shibano
FRKWYS Vol.15: serenitatem
Inpartmaint/- Cat No: AMIP-0166
- updated:2019-06-07
日本盤CD発売日が4月19日発売。スペンサー監修の日本のアンビエントを編んだ「環境音楽」でも取り上げた日本の環境音楽、エレクトロニックミュージックの重要アーチスト、尾島由郎とピアニスト柴野サツキとのコラヴォレーションです。VISIBLE CLOAKS流モダン・ニューエイジ。大推薦!!
尾島由郎の大ファンだったVisible Cloaksが連絡を取り、事前にレコーディングしたサウンドの概要を尾島がヨーロッパツアーの期間に渡しました。そこから音源交換しながら準備を進め、2017年12月のVisible Cloaks来日公演の際にSounduno Studiosでレコーディングを行いました。アンビエントや環境音楽を制作する事自体が目的ではなく、完成までに深く掘り下げた過程の記録を音源化した作品であり、人間とコンピューターの違いを感じさせる部分を聴き手は見つける事はできない程に精巧に作られています。そして、アルバムを通して柴野のサティーを思わせるピアノはゆっくりと変化して行き最終曲で見事なアンビエンスを響かせます。90年代の環境音楽を再構築し、芸術的で美しい現代のアンビエントを提案した作品。
世界的な日本の環境音楽、アンビエント再評価の中でエポックメイキングな役割を果たしているVISIBLE CLOAKSと、評価の高かった吉村弘「Pier&Loft」のプロデュースでも知られ、80年代の東京のアート、環境音楽をとりまくシーンで重要な枠割りを果たしスペンサー監修の「環境音楽」にもピックアップされた尾島由郎と、柴野さつきの二人のレジェンドとのコラヴォレーション。NYCのモダン・ニューエイジ/サイケデリックなアート音楽シーンと並行して、先鋭的で深さもある文句なしのアンビエント、音響サウンド。今の感じです。文句なしに推薦の一枚!日本盤のみのボーナストラックあり。 (サイトウ)