• LP
  • Digital


Conflict

  • Cat No: STH2441
  • Release: 2020-04-02
  • updated:

Format

Digital 1200 JPY

新しきピアノ・ミュージック

思い切っていうと2020年代の音色のある部分を引っ張る存在になりそうな予感さえする、SAM GENDEL以降のL.Aの自由な風とIASOSからカルロス・ニーニョへの西海岸ヒッピー〜ニューエイジの系譜も感じます。かと言ってセンスだけで引っ張るわけでもなく、ビヨンセやフランク・オーシャンなどの今のアメリカ音楽の真ん中ともリンクする経歴から裏打ちされた新しきピアノ・ミュージック。ポストクラシカル、アンビエント、ニューエイジといった2000年代からのキーワードor言葉にできない感覚を更新しうる、新たな静かなる音楽だと思います。"今作は正しいことと間違っていること、勝ったことと負けたことなどの間にある空間を見つけようとしています"とのJohn Carroll Kirby本人談。DX7という安いシンセでも録音されたとのこと。安いマイクで拾うノイズも今作の一部だとも言ってますが、コンテンポラリーなジャズやブラジル音楽のピアノ作品と聴き比べてのダンス耳に対応する親しみやすさはその辺からとも。既にロングセラーの"MY GARDEN"と同時期ながらようやくのヴァイナル化。ダンスミュージック好きにこそ聴いてみてください。内省的でもあり、ファンタージーでもある名曲揃いすぎる。ずっと聴けます。美し。 (Shhhhh) (LPのコメントから参照)

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