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Kiko Kids Jazz
Tanganyika Na Uhuru
Mississippi Records
- Cat No: MRI-129
- 2022-05-02
素晴らしすぎる、、、タンザニアのほっこりギター・ミュージック!1950年代半ばに結成されたKIKO KIDS JAZZの1962年と1965年のオリジナルマスターテープからリマスター!世界のルーツミュージックを誠実に紹介するミシシッピ・レコードの2021年最新のお仕事。真冬のお部屋でチルアウト&トリップ。
Track List
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A1. Sili Sishibi
2:49 -
A2. Tanganyika Na Uhuru
2:44 -
A3. Tanu Imeleta Uhuru
2:40 -
A4. Umeniasi Mpenzi
2:46 -
A5. Tula Ubona
2:43 -
A6. Lumumba
2:45 -
B1. Nyerere Karume
2:45 -
B2. Bahati
2:43 -
B3. Nimeona Ua
2:43 -
B4. Nda Kuharashe
2:39 -
B5. Mpenzi Wanionea
2:45 -
B6. Sauti Yako Tamu
2:47
今年亡くなったメンバーのサリム・ザホロ(1936-2021)の協力の元に制作されたという本盤。そのサリムの暖かい声と、エレクトリック・マンドリンの重厚なトレモロが特徴的なKiko Kids Jazz。初期のアコースティックなキューバ・ソン、彼らの故郷であるタンザニアのリズム、ダルエスサラームやナイロビのアコースティック/エレクトリック・ダンス・バンドの刺激的で競争的なシーン、ターラブやアラブ音楽の詩的な系統、そしてタンザニアの"静けさ"を取り入れました。何よりサリムのマンドリンが奏でる表情豊かなメロディーと、キューバ風のトランペットが絶妙なラテン感を演出してリンガラやアフロ・ルンバのリズム美味しいとこが詰まっています。この辺がダンス耳にも刺激的な部分なのかなと。アフロ・ルンバのギター音楽はワールド・ミュージックでも沢山紹介されているんですが、このKIKO KIDS JAZZはその辺よりも抜けが良くて、ビンテージだけではない親しみやすさとチルアウトに楽しめます。普段アフロ音楽聴かない人でも、なによりもNyege Nyege Tapesでおなじみ、タンザニアと言えばのシンゲリの60年前の元ネタと言ったら大袈裟ですがそんな繋がりも感じれて楽しいです。永遠ループ中。DUST TO DIGITALのアフリカSP盤コンピにも収録されてましたね。年末年始のお昼寝音楽にも是非! (Shhhhh)