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New Sense of Hearing

  • Cat No: BF025
  • updated:2022-11-22

Format

LP ---- JPY

小杉武久と鈴木昭男が1980年にコジマ録音に残したインプロヴィゼーション。「聴くことの新たな感覚」。聴くという行為の意識の変革を促すようなタイトルで繰り広げられる。〈Blank Forms Editions〉からアナログ再発。

フルクサスの系譜に連なる日本の実験音楽の巨人小杉武久と、「1963年、名古屋駅でおこなった《階段に物を投げる》以来、自然界を相手に「なげかけ」と「たどり」を繰り返す「自修イベント」により、「聴く」ことを探求」してきた鈴木昭男の1980年のセッション。小杉はタージマハール旅行団、キャッチウェイヴの5年後、鈴木昭男はソロとして初のアルバムをリリースした年、二人と吉村弘・島田璃里による77年の「Continuous Performance No. 3」から発展した形だと思います。ラーガの影響と思われるようなヴォイス、エレクトロニックヴァイオリン、ノイズ、エコー、静寂。武満徹にも通じる日本の伝統芸能の音楽の影響も伺えるような。新たなNEWAGE、シャーマニックの影響、精神世界、深層での音の作用、効果が注目を集めるようになりつつある現代に復刻された、日本の実験音楽家二人の1980年の録音。オリジナルは数万円の値をつけ入手困難だった一枚。 (サイトウ)

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