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2061

  • Cat No: AR021
  • 2023-11-17

ポーランドを拠点にする新世代ジャズ・グループEABS(Electro-Acoustic Beat Sessions)。アーサー・C・クラーク著/スタンリー・キューブリック監督『2001年宇宙の旅』や『2010年宇宙の旅』の続編に当たる、まだ映画化されていない『2061年宇宙の旅』へのOSTをコンセプトにした傑作。

ポーランドを拠点にする新世代グループEABS(Electro-Acoustic Beat Sessions)。彼らは 1986年にSun Raがアーケストラを連れてポーランドを訪れた際に残した予言、未来主義的思想や宇宙哲学などに多大な影響を受けており、同年に ハレー彗星が地球に接近したことでアーサー・C・クラークが『2061年宇宙の旅』を執筆するきっかけになった(2061年はハレー彗星が再び地球のすぐ近くを通過する時期) というエピソードにもリンクすることからインスピレーションが広がったとのこと。スピリチュアルとヨーロッパ・ジャズをミックスした様な美しい旋律、Sun ra的エレピ使い、リズムチェンジなど面白さと洗練のバランスが素晴らしい「The Mystery of Monolith」(sample_1),「Dead Silence」(sample_2),「Human Hero」(sample_3)、ポーランドのレジェンド・サックス奏者 Jan Ptaszyn Wróblewski を迎えたラストの「A Farewell to Mother Earth」などの間に、ジューク、マイアミベース、トラップ、ドリルなど突然変異のように軌道の揺動が採用されるのもまた映画サントラらしくてユニーク。サンラもニヤリとするでしょうか。トラックリストから全曲ご試聴ください。 (AYAM)

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