- LP
- Recommended =
- New Release
Catbug
Musjemeesje
On The Level
- Cat No: OTL009LP
- 2024-12-10
素晴らしき、、オランダはアントワープ郊外のウェストマール産のオーガニック・フォーク・同地で有機農園も運営しているという彼女。今作はその農園の鳥たちへの賛歌という意味もあるそうです。前作が一世を風靡したCATBUG、オランダ語で紡がれる10曲・鳥の声、2024末に向けて素敵な一枚です。
Track List
-
A1. Kievit
-
A2. Torenvalkje
-
A3. Reiger
-
A4. Braamsluiper
-
A5. Winterkoninkje
-
B1. Musje
-
B2. Meesje
-
B3. Maanlief
-
B4. Mountainsong
-
B5. Bob
2018年のデビューでオランダで有名人になったが都会生活に馴染めず、地元であるウェストマールに戻りDe Paardebloemhoeveという農園を運営、その自然に囲われた環境が前作で日本でも有名になった『slapen onder een hunebed』のインスピレーションになり、新しきオランダ産のオーガニック・フォークアーティスト、CATBUGの誕生になりました。
今作は待望の新作のテーマは、"農場とその周辺のすべての鳥への賛歌"。2021年のある冬の日、CATBUGは双眼鏡をプレゼントされ、農場とその周辺の鳥について観察し始める。やがて彼女はさまざまな種類の鳥の特徴的な鳴き声や飛び方を聞き分けられるようになり、それぞれの鳥に別々の物語がを発見し始めた。鳥たちの中に共感する何かがあり、それを地図にしてみたいと思いそこで、鳥の歌を集めたアルバムを作ろうというアイデアの本作。
シンプルな歌とギター、ですが驚くほど多様。感覚やオーガニックな質感に頼るような安っぽさはなく、アンビエント耳にももちろんバッチリですが、かといってそれっぽいシンセに頼らず、アルバム後半につれてどんどん深まっていく。プロデュースの妙とシンプルに実力を感じます。いや素晴らしい。パーティのアフターからひっそり自宅でほっこり。寒くなった今バッチリすぎる。長く聴き続けれそうな一枚。 (Shhhhh)