アムステルダムの〈M>O>S〉からのR-A-Gにも参加している二人、M. A. SPAVENTIと〈ECHOVOLT〉のGSTRINGによるプロジェクト。アナログな厚み＆深みの音色、エレクトロニックな歪み、ユニークなサウンドが良いです。 (サイトウ)

Sander Prins & Tim Gaalが操縦しているポスト・デトロイト派〈aDepth Audio〉に、ダイナミックなアナログサウンドの初アルバム・タイトルが10番でお披露目！〈M>O>S Recordings〉のプロジェクトのR-A-Gというトリオユニットの残りの2人、SecretsundazeのJames　Priestleyとのデュオで知られるオーディオ・エンジニアのMarcoAntonioとG-Stringのデュオ、CRYSTAL MAZE。ライブ一発なノリで録ったような、後半に向けてのビルド・アップが、どれも予想もしない効果をうむディープな姿勢のアシッド・トラックもずらりとオリジナリティを抽出させており、ひじょうにクオリティーの高い作品！デトロイトテクノへの愛情を滲ませながらも、果敢なモジュラー実験が迷路を突き抜けて、未知なる領域まで踏み込んでます。そのマッドなハマり具合はDJプレイにも優れて、特にB3、B1、C2あたりがばっちりなキラーチューン！またトップからの試聴ファイルには、イントロのスローモーなクリアトーンA1、トーキングモジュレーター使いのフランジング・アシッド・ハウスC1と、最後に収録されたのネオ・ロマンティック溢れるエレディスコD3を抜粋しています。シンプルながらも個性豊かに、且つ実用性もかなりある2LPとなっております。そして信頼のDubplates&Masteringカッティング、ユニットロゴ・ステッカー封入。リストから全曲試聴可能です、是非どうぞ。