そのアンダーグラウンドな少数集団「Exchange Place」と同名の、FRED Pの〈STRENGTH MUSIC〉からのコンピレーション傑作EP”Exchange Place”でデヴュー、今年は自らのレーベル〈SOUND THEORIES〉を立ち上げJOEY AANDERSONとのスプリット・シングルをリリースし注目されるNICURI。ダークになりすぎずに男気も兼ね備え浮かび上がってくる絶妙なハーモニーは、一聴して彼のサウンドだとわかるような抜群の出音。デトロイトっぽいシンセの流れとベース・キックとマイクロなハイハットのコンビネーションがテクノ方面でも活躍しそうなタイトル・トラック”Outflight”(sample1)から、中域のダビーなアルペジオとアタック・シンセ、そこにサイケデリックにうねるアシッド・ベースラインが挿入されてくる”Ascension”(sample2)もオススメ！トライバルなリズムにアトモスフェリックな雰囲気のウワ音の抜き差しがなんとも気持いいマシーニックなディープハウス”On Thin Ice”(sample3)もいい感じです。