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Jon Hassell
Listening To Pictures (Pentimento Volume One)
Ndeya
- Cat No: NDEYA1LP
- 2020-09-25
ブライアン・イーノとデヴィッド・バーンによる1981年アフリカ・コラージュ傑作「My Life Is Bush of Ghost」はもちろんの事、その後のロックやジャズ・フュージョンなどのジャンルに、当時は未知の音楽世界だったアフリカやブラジル、東南アジアなどワールドミュージックの要素がハイブリッドに融合され、新たな都市音楽が誕生していくきっかけともなった1980年の重要作品「第四世界の鼓動」で知られる、現在のクラブシーンからも絶大な再評価が高まる近代音楽史に於いての最重要音楽家のひとりであるジョン・ハッセル9年ぶりのニューアルバムが届きました!!!前進あるのみ!素晴らしい!!!
Jon Hassell | ジョン・ハッセル
トランペット奏者、作曲家、コンセプチュアリスト、、、アヴァンギャルド史と現代音楽の発展において、ジョン・ハッセルは様々な役割を果たしてきた。ケルンでカールハインツ・シュトックハウゼンに師事し、テリー・ライリー『In C』(1968年)のレコーディングやラ・モンテ・ヤング『Theatre Of Eternal Music』に参加、パンディット・プラン・ナートからカルナティックの伝統的歌唱法を学び、楽器の技術やトランペットへのエフェクトの掛け方を習得した。多様な民族音楽への傾倒はブライアン・イーノの興味を引き、『Possible Musics』でハッセルとのコラボレーションへと昇華、デヴィッド・バーンとの共作『My Life In The Bush Of Ghosts』においても『Fourth World』流のアイデアが多く採り入れられた。
また、トーキング・ヘッズの『Remain In Light』、ピーター・ガブリエル、デヴィッド・シルヴィアン、ビョークといったアーティストの作品に参加し、映画のサウンドトラックや舞台の音楽仕事もこなしている。次世代のアーティストにもその影響は波及しており、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、フエルコ S、ビジブル・クロークスといったここ数年で台頭してきた人気アーティスト達も、ハッセルの音楽的影響に言及。2017年には、〈Optimo Music〉から、ハッセルが後世の音楽史に与えた多大なる影響を讃えるコンピレーション『Miracle Steps: Music From The Fourth World 1983 - 2017』がリリースされた。
トランペット奏者、作曲家、コンセプチュアリスト、、、アヴァンギャルド史と現代音楽の発展において、ジョン・ハッセルは様々な役割を果たしてきた。ケルンでカールハインツ・シュトックハウゼンに師事し、テリー・ライリー『In C』(1968年)のレコーディングやラ・モンテ・ヤング『Theatre Of Eternal Music』に参加、パンディット・プラン・ナートからカルナティックの伝統的歌唱法を学び、楽器の技術やトランペットへのエフェクトの掛け方を習得した。多様な民族音楽への傾倒はブライアン・イーノの興味を引き、『Possible Musics』でハッセルとのコラボレーションへと昇華、デヴィッド・バーンとの共作『My Life In The Bush Of Ghosts』においても『Fourth World』流のアイデアが多く採り入れられた。
また、トーキング・ヘッズの『Remain In Light』、ピーター・ガブリエル、デヴィッド・シルヴィアン、ビョークといったアーティストの作品に参加し、映画のサウンドトラックや舞台の音楽仕事もこなしている。次世代のアーティストにもその影響は波及しており、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、フエルコ S、ビジブル・クロークスといったここ数年で台頭してきた人気アーティスト達も、ハッセルの音楽的影響に言及。2017年には、〈Optimo Music〉から、ハッセルが後世の音楽史に与えた多大なる影響を讃えるコンピレーション『Miracle Steps: Music From The Fourth World 1983 - 2017』がリリースされた。
自身で設立した新レーベルNDEYAからのリリース。アナログ盤CD盤共に全8曲、インナースリーブ+DLコード付き。あらゆる音楽の解体、再構築、融合を繰り返し、無限の可能性への挑戦を続けるハッセルは本作において油彩における絵画的なテクニックをプロダクション・アレンジメントに反映させ、サウンドの上にサウンドを被せながらテクスチャーを解体、緻密に構成されたタイミングでトラックの骨組みを露わにしていく。『Fourth World』のリリースから40年、様々な音楽を経た2018年の耳を傾けてもなお、まったく古く臭くならず、温故知新はおろか、そのまさに深化進化し続ける時代性とフューチャーを内包提案したJON HASELLならではの至高のサウンドスケープは圧巻の一言。「ジョン・ハッセルのコンテンポラリー・ミュージック史における偉大さは、マイルス・デイビス、ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、もしくはヴェルヴェット・アンダーグラウンドに匹敵する。」- The Wire トラックリストからもどうぞ。推薦盤とさせていただきます。 (コンピューマ)