TERRY RILEYの歴史的名盤のリイシュー!!ヤマハのオルガンを使用したソロの演奏ですが、リアルタイムにオープンリールを操作していくもの。ロスとパリの演奏を録音した2枚組のライブ盤です。Cutting by Rashad Beckerの1000部での再発。この機会に是非!
ライヒのヒントを得て画期的手法な作曲でミニマルの金字塔となった68年「In C」、全ての楽器を自分で演奏してオーバーダブ録音された69年「A Rainbow in Curved Air」と続き72年に発表された「Persian Surgery Dervishes」。これは71年4月のロサンゼルス公演が1枚目に、そして72年5月のパリ公演が2枚目というように2つのライブ録音が2枚のLPにそれぞれ収録されています。ソロでヤマハのオルガンを演奏しながらオープンリールをリアルタイムに操作していく手法で行われており、前半のロス公演ではゆっくりとした幽玄な響きから始まり、少しずつドライブして静かに興奮が高まっていくもの。2枚目のパリ公演では頭からオクターブ高くスピードも早い状態から始まっていき、1枚目の瞑想的な部分は控えめに伸び伸びと前のめりな演奏となっています。2つのライブは同じ曲でありながら内容はかなり違っていてどちらも素晴らしい。持っていない方はマストです!!
(日野)
ライヒのヒントを得て画期的手法な作曲でミニマルの金字塔となった68年「In C」、全ての楽器を自分で演奏してオーバーダブ録音された69年「A Rainbow in Curved Air」と続き72年に発表された「Persian Surgery Dervishes」。これは71年4月のロサンゼルス公演が1枚目に、そして72年5月のパリ公演が2枚目というように2つのライブ録音が2枚のLPにそれぞれ収録されています。ソロでヤマハのオルガンを演奏しながらオープンリールをリアルタイムに操作していく手法で行われており、前半のロス公演ではゆっくりとした幽玄な響きから始まり、少しずつドライブして静かに興奮が高まっていくもの。2枚目のパリ公演では頭からオクターブ高くスピードも早い状態から始まっていき、1枚目の瞑想的な部分は控えめに伸び伸びと前のめりな演奏となっています。2つのライブは同じ曲でありながら内容はかなり違っていてどちらも素晴らしい。持っていない方はマストです!! (日野)