ルーズに繰り出すキックにベースドローンの揺らぎ、抉みのある発色のモジュラー・スパイラルで締め上げる”Woke Up As A Copy”(sample1)、スラッシーな歪みぐあいのバンギンに走らせるミニマル・リズムにトランシーに構築されていくメロディーで昇天必至の”Panic Time Tryout”(sample2)、不協和な金属サーベルを引き抜くようなサウンド・エフェクトがパンキッシュに叩きつける”Little Djinn”(sample3)など、ほかでは聴けないかなり個性的なトラックを創りあげている、要注意です。