• LP
  • Recommended
  • Back In


Coming Together / Attica / Les Moutons De Panurge

  • Cat No: BS044
  • updated:2018-11-26

70s NYCアッティカ刑務所の暴動を取り上げた、現代音楽~実験音楽フィールドと、公民権運動、ブラックパワーが結びついた歴史的な一枚。怒りや悲観ではない力。みんな買って欲しい。そう思えうような素晴らしい音楽。再発、アナログ。

イタリアの即興音楽集団ムジカ・エレットロニカ・ヴィヴァ(MEV)の創設メンバーの一人で、シュトックハウゼンやブーレーズのコンポーズ作にも参加している、ポーランド系アメリカ人のピアノニスト、フレデリック・ジェフスキが中心となって1971年に起きたNYCのアッティカ刑務所の暴動を受け録音した音源を収録した74年のアルバム。JON GIBSON, KARL BERGER(MOVE DのCONJINTにも参加の), MEVの仲間ALVIN CURRANやGARRET LISTたちと、暴動のキーパーソン、ブラック・ムスリムの活動家RICHARD X. CLARKとSAM MELVILLEのテキストを元にしたSTEVE BEN ISRAELの朗読の2曲。そしてB2に、マリンバ、シロフォン等のBLACKEARTH PERCUSSION GROUPによる演奏。ガムランにもつうじるような感じですが、数列を元にした作曲によるものだそうです。ベトナム戦争、黒人解放運動、サイケデリックスを背景に、ジャズ、現代音楽、ロック、ニューエイジなどがひしめいたNYCの前衛音楽に関わった人たちの変革への意識、その高さのゆるぎなさ。震える名盤。 (サイトウ)

Back to List

ページトップへ戻る

fold the sound player