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Takao
Stealth
Em Records
- Cat No: EM1180CD
- updated:2024-12-01
何よりも鮮烈なエレクトロ・アコースティック・コンポジション。ネット空間に生成された音楽土壌に育まれた新世代の才能、Takaoが発表する脅威のデビュー・アルバム。
Track List
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01. Stealth
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02. Water Music
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03. Boat
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04. Matsura
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05. Ama Nita
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06. Trode
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07. Crystal Tunnel
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08. Bird Ensemble
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09. Ce La
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10. Wet Dry World
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11. Secret Town
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12. Song of Time
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13. Sweet Dreams
「"美しい水彩画のような"、"空想的パソコン室内楽"」(中村悠介/SAVVY)
「このアルバムには黄金色の海が広がる。僕にとって、その新しい音楽の海には、吉村弘、芦川聡を初めて聴いた時の感覚だったり、あの時のNuno Canavarroの質感、晩年のRobert Ashleyの構造にもたどり着く。音楽の深海へ、時空を超える面白さ。Takaoの秘めた好奇心にリスペクト。」(蓮沼執太)
「行ったことのない街や、登ったことのない山の景色を、会ったことのない友達から届く写真で知るような美しい傑作!」(古谷野慶輔/空間現代)
「Takaoはニューエイジの包摂からステルスする。繰り返し聴いてほしい。隠れた新エリアが出現するまで…」(小松千倫 Kazumichi Komatsu)
「このアルバムには黄金色の海が広がる。僕にとって、その新しい音楽の海には、吉村弘、芦川聡を初めて聴いた時の感覚だったり、あの時のNuno Canavarroの質感、晩年のRobert Ashleyの構造にもたどり着く。音楽の深海へ、時空を超える面白さ。Takaoの秘めた好奇心にリスペクト。」(蓮沼執太)
「行ったことのない街や、登ったことのない山の景色を、会ったことのない友達から届く写真で知るような美しい傑作!」(古谷野慶輔/空間現代)
「Takaoはニューエイジの包摂からステルスする。繰り返し聴いてほしい。隠れた新エリアが出現するまで…」(小松千倫 Kazumichi Komatsu)
リアル・ゲーマーの作ったクラシック/電子音楽。ネット空間上の音楽土壌に育まれた新世代の才能、Takaoの脅威のデビュー・アルバム。
濱瀬元彦、武満徹、新津章夫、芥川也寸志、ヤン富田、Sean McCann等々に影響を受けたと率直に語るタカオだが、これら先達に新旧有名無名の区別はなく、ただアクセスした特定の作品が作家の創作意欲を突き動かしたのみで、そこから得たインスピレーションを衒いなく定着させたのがこの『Stealth』だ。ゆえに『ステルス』は作曲の楽しさと想像性に溢れ、心地よい美しさと、聴き込めば現れる意想外の深さが同居している点で近年まれに見る(感じる)存在感をもつ。1年半かけて仕上げたという『Stealth』は13曲で33分(!)この流儀の作風にしては異端的な短さで、かつ、ひとつとして同じ体裁の曲がないにもかかわらず、シームレスな環境音楽的体験ができる。それは装丁にあるような晴れた日の海の表情を映し出しているかのようだ(※写真はTakao自身が湘南で撮影したもの)。控えめだがこだわり抜いたタカオの音感覚にも注目。この末恐ろしい才能には今後も目が離せない。 (サイトウ)