Tag: EM RECORDS
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バーンイェン・ラーケン
ラム・プルーン ワールドクラス:ジ・エッセンシャル・バーンイェン・ラーケン(選曲:Soi48)
Em Records
- Cat No.: EM1174CD
- 2025-11-07
アンカナーン・クンチャイやホントーン・ダーオウドンたちも憧れたタイ、モーラムの国民的歌手、バーンイェン・ラーケンの70年代の素晴らしい音源のコンピレーション登場!EM + Soi48 タイ音楽アーカイブ。タイ音楽の至宝。アジア、タイの音楽に興味があるなら聴くべき魅惑の一枚です。
* JUU4EとEM RECORDSのタイ関係の商品を3枚購入したら非売品CD1枚プレゼント・キャンペーン実施中!!
今のタイ音楽ファンに愛されているモーラムのスタイルを代表するキーマンで、マフト・サイも真っ先にコンピレーションをリリースし、アナログはLIGHT INTHE ATTICからリリースされたタイ音楽の最重要プロデューサー、テープパブットのプロダクション(Theppabutr Productions)とランシマン楽団。そのテープパブットのプロダクションの70年代の看板アーチストでアイドル的存在、やがて国民的歌い手へと成長する、バーンイェン・ラーケンにスポットを当てた数珠の12曲をコンパイル。歌謡の中に潜むスピリチュアルガイドなストリーテーリング、歌唱の魅力。ミニマルなグルーヴ、民族楽器とストリングスや電子楽器もまじえたプロダクション。ダブにもつうじるようなエフェクト、ミキシングのマジックも魅力。伝統とアバンギャルドな音の感覚。アジアン・サイケデリック。モーラム、タイ芸能の素晴らしさを是非。 (サイトウ)
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Takao
Stealth [Gold Edition]
Em Records
- Cat No.: EM1080GECD
- 2025-11-03
名盤『Stealth』 を丸ごと作り直し、別作品として提示する希有な試みのNEWアルバム。〔Gold Edition〕と題したもう1枚の『ステルス』が完成しました。
日本産のアンビエント・ミュージック、京都発話題を呼んだ若き才能TAKAOのアルバム「Stealth」を丸ごと作り直したオルタナティブ・バージョン。「Stealth [Gold Edition]」。環境音楽の系譜といえる、音響、アンビエント・サウンド。 (サイトウ)
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Yoshi Wada
Off The Wall
Em Records
- Cat No.: EM1078CD
- 2025-11-01
バグパイプ・サイケデリック・ドローン傑作。2021年5月に他界されたドローン・ミュージックのパイオニア、ヨシ・ワダ。ヨシ・ワダ・トリビュート・コンサート開催を記念して限定再プレス。
NYCの60年代アヴァンギャルド/現代音楽の最深部、ラ・モンテ・ヤングの永久音楽劇場やフルクサスにも参加したYOSHI WADAのEM + OMERGA POINT共同企画による再発第3弾!85年のバグパイプのドローン。ドローン〜サイケデリック・ミュージック・ファンマストの脅威のアルバム。ドローン/ミニマル・ミュージック。傑作。 (サイトウ)
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Finis Africae
El Secreto de las 12 (The Secret of 12 O'Clock)
Em Records
- Cat No.: EM1118CD
- 2025-11-01
フィニス・アフリカエの第二弾は、いよいよアノ曲の登場! 80 年代からプレイされ続けれるバレアリック・ クラシック「エル・セクレト・デ・ラス・ドス(深夜0 時の秘密)」 をタイトルにした6 曲入りミニ・アルバム!
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ショウイン
パープル・ガーデン
EM RECORDS
- Cat No.: EMC-020
- 2025-10-31
EM RECORDSによるヘンリー川原の音源復刻最終章。中国語で繰り広げられるサイケデリック・ファンタジー。非現実的な世界が繰り広げられています。
1994年に川原自身のレーベル、HMDから自主リリースされたショウイン・プロジェクトは、上海出身の歌手、ショウ・イン・ウーとサイバーオカルト音楽の巨匠、ヘンリー川原が組んだデュオで、川原の信頼した作家、沖啓介がサポート参加。川原がプロデュースを担当し、ギター、キーボード、プログラミングを彼の手で行って、浮遊感があり幽玄な雰囲気をもつウーのヴォーカルを引き立てている。歌詞を除き作品のほとんどを川原が編曲し、アルバム用に書き下した曲、過去に発表した川原のソロ作品の再編版、マンダリンポップ名曲のカヴァーを収録。近未来SFの国際的なアジアを思わせるような、サイバーオカルト的な感覚をもつ楽曲はSNSの時代にアジア圏で交流しているアーティスト達の感覚を予見していたかのよう。 (サイトウ)
Track List
- 7inch
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7FO
ヒーリング剣 c/w 蛇 (Live)
EM Records
- Cat No.: EM1207SS
- 2025-10-31
勇ましいニュールーツが根底にあるという視点から曲全体を見渡すといいと思います。ヴェイパー、ニューエイジやエキゾやレイヴも超越した謎のスピリチュアル。「ヒーリング剣」。EM Recordsかの7インチ。7FO。7FO。7FO。
「サーフ・シンセ・アシッド・ダンスホール・ロック!!」(©Tapes)
電子音楽家、7FOの新曲はこれまでのイメージを更新するド変ポップな一曲でかつシングル・オンリー。まるで温泉でのぼせた寺内タケシをサイバー幻聴してしまったかのようです。
「謎のDIY音楽家になった気分」(気分でなく実際そう)で臨んだという新曲「ヒーリング剣」は、7インチポップス時代とジョー・ミークへのオマージュとして、7FO史上初めてシングル・フォーマット用に制作したもの。しかし、7FOがそのままジョー・ミークになろうはずはなく、その意気込みは温泉の湯気のように霧散して湯上りRGMサウンドに凝結、、、この曲を聞いたジャクソン・ベイリー (Tapes/Rezette) は「Surf synth acid ...もっと読むdancehall rock!!」とのけぞった。
カップリングの「蛇 」は一発録りのモノラル・ロウファイひと筆書きチューンで、定評ある7FOのライブ演奏が堪能できます。
アートワークはジャンボカゾク(撮影・デザイン:たけむら千夏、装丁:山尾圭介)が担当。
Track List
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- New Release
Noah Creshevsky
Hyperrealist Music, 2011-2015
Em Records
- Cat No.: EM1140LP
- 2025-10-30
スペンサー・ドーランの《コンポニウム・アンサンブル》の契機ともなった、ノア・クレシェフスキーの「Hyperrealist Music」。発売10周年記念そして故人となった作家に捧ぐ初のLPエディション。ロングセラー『The Tape Music of Noah Creshevsky』(EM1042CD 解説:佐々木敦)からひと回りしてエム再登場。御年70歳を祝した最新“ハイパーリアル・ミュージック”自選作品集。(2015年リリース)
「クレシェフスキーはナディア・ブーランジェとルチアーノ・ベリオに学んだ作曲家で、初期は電子音楽/テープ音楽をやっていたが、徐々に「ハイパーリアリズム」に接近し、その概念を取り込んだ音楽である「ハイパーリアル・ミュージック」の第一人者となった(一般にはこの音楽スタイルの創始者とされる)。日本では竹村延和氏のフェイバリット作家としても一部に知られる。
彼のハイパーリアル・ミュージックは、実際の生演奏に聞こえるが全て人工的な操作・配置で創作されたものである。そこでは人間による生楽器や肉声の演奏が素材となり、シンセサイザー(合成音)は用いられない。録音年、ジャンルを異にする楽音がいち作品中で任意に結合され、あるものは人間技では不可能な演奏に変容され、ある音は過剰に強弱・長短のアクセント ...もっと読むがつけられる等々、彼の意匠をこらしたドラマ性とユーモアが加味されている。
本アルバムは近年の作品を作家が自選したコレクションで、鋭敏なリスナーならば、聞き進めるにつれて姿を現す、狐につままれたような世界に惑わされること必至!」- EM RECORDS
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Ntski
Orca
Em Records
- Cat No.: EM1199CD
- 2025-10-30
米Orange Milkとエム・レコードダブルネームでのリリースとなるNTsKiのEMからのCD。フィジカルオンリーのコシ・ミハルの80sチューン「パラレリズム」のカバーやCDのLe MakeupとDoveとの共作「On Divination in Sleep feat. Dove」のTakaoによるリミックスも収録。
京都を拠点に活動するアーティスト/ミュージシャン、NTsKi(エヌ・ティー・エス・ケー・アイ)が、そのキャリアの<始点>として提示するファースト・アルバム。Le MakeupとDoveとの共作「On Divination in Sleep feat. Dove」のTakaoによるリミックスは本CD盤のみの収録。NTsKiの最初期の姿が聞ける「H S K」、初ライブ時からのオープニング・チューンでありファンにはおなじみのヴォーカル多重録音曲「Orca」、自主盤7インチでリリースし注目されるきっかけとなったアーバンR&B風の「1992」、敬愛するコシ・ミハルの80sチューン「パラレリズム」のカバーなど変化に富む。本アルバムのため、illicit Tsuboiが過半のミキシングを行い、マスタリング ...もっと読むはREM SoundのRick Essigが担当。装丁はOrange MilkのKeith Rankinが行った。米Orange Milkとエム・レコードのダブルネームでリリース。
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銅金裕司/藤枝守
エコロジカル・プラントロン
Em Records
- Cat No.: EM1202LP
- 2025-10-30
「植物からみた生きものたちのインターフェイス」。植物の視点から我々の身体を包み込む生態系の連鎖を音によって体感させるインスタレーション、『エコロジカル・プラントロン』(1994年)を再検証復刻。アナログバージョン・リリースされました。
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Lieven Martens Moana
Three Amazonian Essays
Em Records
- Cat No.: EM1165LP
- 2025-10-23
DOLPHINS INTO THE FUTURE ことリーヴォン・マーティンス・モアーナがフィニス・アフリカエの熱帯雨林バレアリック傑作『AMAZONIA』を素材にして制作したソロ・アルバム。エキゾチックでありながらリゾート的ではないディープサウンド。素晴らしい音世界です。じっくりどうぞ!
来日まじかのLIEVEN MARTENS MOANAとEM RECORDSのコラヴォレーション企画。FINIS AFRICAEのアルバムを丸ごと素材にリーヴォンが音源を構築したニューアルバム。楽しみにしていた一枚がついにリリースです。フィールド・レコーディング、アルバムの素材、エレクトロニクスをベースに、テープやアナログな手法と、デジタルなプロセス両方を駆使しながら、綿密に、かつ情景的な音世界を構築していて聴きこむほどにその世界の不思議な魅力に引き込まれていきます。是非ヘッドフォンか、良い音環境で体験してみてください。それぞれの曲は、フィニス・アフリカエと彼の息子以外に、武満徹、湯浅譲二、米現代音楽のパイオニア、チャールズ・アイヴズに捧げられている。 (サイトウ)
- LP
- CD
- Digital
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7FO
竜のぬけがら Ryu no Nukegara
EM Records
- Cat No.: EM1178LP
- 2025-10-21
EM RECORDS名作「再プレス」。Captain Ganja + 細野晴臣 + A.ラッセル!? これが噂の浄土ダブ・ニューエイジ・ベース!あのTapesも惚れ込んだ天然の才、7FOの全曲新録2018年アルバム。ほのかに草の香り漂う涅槃用BGMでフワフワ〜と白昼夢体験。
レゲエ、ダブ、ドローン、ニューエイジなんかをキーワードにユニークサウンドを送り出し、COMMEND NYCや英BOKEH VERSIONS, METRON等などの海外のレーベルからもリリースしてきた大阪のLO-FI電子音楽家7FOがEM RECORDSからニューアルバム「竜のぬけがら」リリースです。 (サイトウ)
Track List
- LP + DL
- Digital
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Georgia + Dove
Air from Air
EM Records
- Cat No.: EM1209LP
- 2025-10-20
USの電子音楽デュオ、ジョージアと日本のヴォーカリスト/プロデューサー、ドーヴの初コラボレーション作。朗読と、言葉の意味を溶解して浸透させていくようなGeorgiaが産み出す音の世界。
『エア・フロム・エア』は、人間の声の詩、言葉によって伝えられる精神、心、魂といった精妙なものを、現代の電子音楽技術の魔術的な仲介によって変化させ、強化し、抱擁する。この特異なパートナーシップは、ドーヴが呼吸するように発する言葉が、音節ごとに、またはフレーズごとに、修正され、拡大され、揺り動かされ、祝福されるオーディオ詩のコレクションである。ジョージアはドーヴの声を思慮深く強調し、電子回路のエーテルを通して呼吸と空気を変化させ、意味を解体しながらも、逆説的に言葉と音楽の両方の新しい意味を明らかにする。日本語を理解するリスナーは、これらの雰囲気の中に意味の雲や星座を見出すだろうし、ドーヴの母国語を理解しないとしても同じ雰囲気の中に純粋な音節音響の喜びを見出すだろう。現代音楽のパイオニアたちが電子 ...もっと読む音楽やサウンドアートにおける人間の声の可能性を追求した試みの、まったく新しい延長線上にある作品と受け止める者もいるだろうが、『エア・フロム・エア』はむしろ現代のベース・ミュージックやその他の分野にまで拡張された、まだ名付けがたい音楽の未踏の領域への進出となるかもしれない。LP版はDLカード付き、ディスクはBioVinyl使用。
Track List
- 10inch
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Tapes
Summer Jam c/w Summer Jam (Live Acid Mix) by Tapes & 7FO
EM Records
- Cat No.: EM1191TS2
- 2025-10-20
あのキラー・チューンが帰ってきた!発表以来ファンを増やし続ける幸せなべースミュージック名曲「Summer Jam」待望の2025年リプレス。盟友7FOとの伝説的ライブ・セッション・ヴァージョンにカップリング変更し、サマージャム感が増した新装丁にてパワフルかつフレッシュに再登場。<キラー>は再び更新される!
名盤『No Broken Hearts on the Factory Floor』(2015年) 以後、Rezzettでの活動に専念していたTapesが紆余曲折をへて発表したチューンそれが「Summer Jam」(2020年)。近未来的ディストピア感が覆う世の中であえてメジャー・コードのみの作曲に挑戦したこの曲は異質ですらある幸福感を放つが、それは(イージーな)ダークムードに対する彼一流の批評的態度だ。Rezzett作品のヨジれてヒネくれた電子的表現(<これも最高)に慣れた耳なら戸惑うような白玉コードを多用した曲で、二度訪れるブレイクの瞬間、忘れかけていた音楽のミラクルに遭遇するだろう。メロディアスでポップながらイージーリスニングにならないのはベース ミュージックを追求してきた手腕による。エ ...もっと読むレクトロニック・ ミュージックが複雑なアートフォームに発展すればするほど置き去りにせざるを得ない<プライマルな何か>を問いかける、ほがらかでシリアスな問題作だ。
2025年版のカップリングは、盟友7FOとの伝説的な2019年のライブ・セッションを収録。7FOの日本人丸出しの最高ロウテく・ギターソロをフィーチャーし「Summer Jam」は喜びの中に完結する!
Track List
- 3CD
- 2LP
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ヘンリー川原
電脳的反抗と絶頂:エッセンシャル・ヘンリー川原
Em Records
- Cat No.: EM1197TCD
- 2025-10-01
90年代の本邦サイバー・オカルトとメディアアートの地下水脈で暗躍した音楽家、ヘンリー川原の異形な作品群を追った世界初アーカイブ・リリース。企画から10余年の封印を解き、今ここにヘンリー川原を問う!
ヘンリー川原、CD先行で発売になりました!マルチケース/36P ブック封入/特殊アルミ紙使用、この時代にCD3枚組という暴挙。気合に入り様。CDというメディア、その価値、存在、魅力を問うリリースでもあります。 (サイトウ)
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高橋悠治/藤枝守
「電脳カフェ」のための音楽
EM Records
- Cat No.: EMC-019CD2
- 2025-10-01
現代音楽とサイバーオカルトが野合した日本の電子音楽裏歴史、 『「電脳カフェ」のための音楽』 (1991年)。
本作はアールヴィヴァン(西武)運営のスペースで高橋悠治が企画したイベント「池袋電脳カフェ」のために制作された幻のカセットの復刻である。これは高橋悠治と藤枝守のマック(*1)を用いたコンピューターシステムの共演で、柴田南雄宅で櫻井卓の手により録音。揺るぎない信念のもと、高橋がマックでコントロールしたサンプリング音源と、藤枝がMAXで操作した音響システムとFM音源(*2)が交錯する意味不明の音塊が収録された。当時のパンフレットに高橋が寄せた言葉 「日常のゆらめく時間のなかに暗い電脳空間の半透明な座標軸が陽炎のように見え隠れする」 は、彼がサイバーオカルト的なものに憑かれていた可能性を示し、また、当時の雑誌取材で 「来なかった人も重要。自分はそこにいなかったけれども、何かが起こっていたらしい、と後 ...もっと読むで知る。そのイメージから全然別のものが出てくる可能性がある」 と語ったのは予言だったのか。理性が基根をなす現代音楽と怪しい電脳オカルト的世界が交錯したのはごく短い期間であり、本作はその<残してはいけなかったかもしれないもの>を記録した裏歴史資料である。 解説は日本の電子音楽の泰斗、川崎弘二。
Track List
- 12inch
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高橋悠治/藤枝守
「電脳カフェ」のための音楽
EM Records
- Cat No.: EMC-019LP2
- 2025-10-01
現代音楽とサイバーオカルトが野合した日本の電子音楽裏歴史、 『「電脳カフェ」のための音楽』 (1991年)。
本作はアールヴィヴァン(西武)運営のスペースで高橋悠治が企画したイベント「池袋電脳カフェ」のために制作された幻のカセットの復刻である。これは高橋悠治と藤枝守のマック(*1)を用いたコンピューターシステムの共演で、柴田南雄宅で櫻井卓の手により録音。揺るぎない信念のもと、高橋がマックでコントロールしたサンプリング音源と、藤枝がMAXで操作した音響システムとFM音源(*2)が交錯する意味不明の音塊が収録された。当時のパンフレットに高橋が寄せた言葉 「日常のゆらめく時間のなかに暗い電脳空間の半透明な座標軸が陽炎のように見え隠れする」 は、彼がサイバーオカルト的なものに憑かれていた可能性を示し、また、当時の雑誌取材で 「来なかった人も重要。自分はそこにいなかったけれども、何かが起こっていたらしい、と後 ...もっと読むで知る。そのイメージから全然別のものが出てくる可能性がある」 と語ったのは予言だったのか。理性が基根をなす現代音楽と怪しい電脳オカルト的世界が交錯したのはごく短い期間であり、本作はその<残してはいけなかったかもしれないもの>を記録した裏歴史資料である。 解説は日本の電子音楽の泰斗、川崎弘二。
Track List
- 7inch (予約)
ゑでぃまぁこん
ホーム・ビフォア・ダーク c/w ホーム・ビフォア・ダーク(Recomposed by TORSO)
Em Records
- Cat No.: EM1222SS
- 2025-09-15
ゑでぃまぁこんが、ノラ・ガスリーの名曲を、坂本慎太郎とゑでゐ鼓雨磨の共作オリジナル日本語詞でカヴァーした、良き出会いの繋がりが生んだ二重三重の夢の結晶。トルソ(TORSO)によるドリーミー管弦楽リコンポジション版をカップリングした夢のWサイダー。(ポップスの神様はまだ日本にいらっしゃいました。)【11/21 発売予定】
「ホーム・ビフォア・ダーク」はエム・レコードの再発で知った大好きな曲。この曲を、大好きなバンドゑでぃまぁこんがカバーしたら最高だろうな、と思っていたらやはり最高!夢が叶いました。」(坂本慎太郎)
ノラ・ガスリーのたった1枚のシングル「Emily’s Illness c/w Home BeforeDark」(1967年)は、2009年の復刻リリース以来、マニアの秘匿曲を越えて内外に拡がりました。当初は、19世紀アール・ヌーヴォー的耽美をビーチボーイズ『Pet Sounds』風のサウンドで綴った美しい奇曲「Emily’s Ilness」推しだったのですが(※1)、しだいにB面曲「ホーム・ビフォア・ダーク」がミュージシャン達を魅了しはじめ(※2)、伝えられるところではエゴラッピン、テ ...もっと読むィーンネイジ・ファンクラブ、テニスコーツ & yumboがライブで取り上げて流布していった模様。しかし、まさかこのような予想もしない素晴らしい録音に出会えるとは!!本作は、もともと坂本慎太郎の発案で、ゑでぃまぁこんバンドでプライヴェート録音したもの(同氏の「P」審美眼にリスペクト)。公開目的ではなかったこの隠密録音の噂がエムに届き、長きにわたる円(縁)のループが繋がったような作品をお届けすることになりました。装丁画はゑでゐ鼓雨磨。
=カップリング曲秘話=
カップリング曲の制作は元曲を知らないトルソに打診し、ゑでぃまぁこん版のヴォーカルと旋律楽器パートを抜いたベーシックトラックを渡して、ほとんど目隠し状態でのリコンポジションを依頼(制作中はググり禁止)。当初はシンプルにOrieとKenjiの演奏を被せた合奏で……という趣旨でしたが、この無茶な実験要求に応えたトルソは、最終的にベーシックトラックをも抜きとった叛逆的かつ優雅なリコンポジションを送りつけてきて、このオリジナル曲の出来栄えに一同平伏!
注釈:
1)「Emily’s Illness」は、19世紀アメリカの詩人、エミリー・ディキンソンへのトリビュートと思われる。
2)ガスリーと作者エリック・アイズナーは当時アストラッド・ジルベルトの大ファンだった。初期アストラッドのたどたどしいボサノヴァ歌唱とノラの歌う「Home Before Dark」を頭の中でダブらせて再生してみてほしい。
=作品仕様=
+ 3 面折り込みジャケット
+ 歌詞掲載
Track List
- 7inch (予約)
Nora Guthrie
Emily's Illness c/w Home Before Dark
Em Records
- Cat No.: EM1083 4
- 2025-09-15
【11/21 発売予定】
〈EM RECORDS〉から、2009年に再発され人気の高かった一枚が2025年リプレス。今回は通常黒盤です。6面折り込みジャケット、歌詞掲載。詩人エミリー・ディキンソンへのオマージュ、奇跡のような音楽、歌。
ウディー・ガスリーの実娘ノーラがひっそりリリースしたウルトラレアにして奇跡の一枚。(サイトウ)
アメリカのフォーク・ミュージシャン、ウディ・ガスリーの娘で、SSWのアーロ・ガスリーの妹、また、著名なイディッシュ語詩人アリーザ・グリーンブラットの孫娘であるノラ・ガスリーが、1967年、17歳で発表した唯一の、そして宝物のようなシングル。「Emily’s Illness」は、19世紀アール・ヌーヴォー的耽美をビーチボーイズ『Pet Sounds』のような音像で綴った美しい奇曲で、更にサイケデリアとアシッドフォーク感覚も併存する奇跡の曲として聴き継がれる傑作。 「Emily’s Illness」は19世紀の詩人エミリー・ディキンソンへあてたオマージュと思われ、装丁に使ったノラの当時の ...もっと読む写真もディキンソンの時代世界を想起させる。この曲を書いた当時18歳のエリック・アイズナーは、彼女のボーイフレンドで、フィフス・アヴェニュー・バンドの前身となるストレンジャーズというバンドでピーター・ゴールウェイと一緒に活動していた。エリックとノラは当時ボサノヴァとその歌い手のアストラッド・ジルベルトに夢中で、本作の両曲にその影響を聞き取ることができるが、何よりも歌手として全くの素人だったノラを歌わせたことで別のミラクルが発生。録音面では職業音楽家のアーティー・シュロックが印象的なハープシコードや弦楽器を入れてメランコリックな世界を演出した。(なお、その後エリック・アイズナーがハウディームーンに提供した「Nora Lee」とはノラ・ガスリーのこと。)
Track List
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- Back In
Altz
Escape : The Reconstruction of Isophonic Boogie Woogie
Em Records
- Cat No.: EM1084LP
- 2025-05-12
ALTZ大傑作!!ROLAND P.YOUNGを再構築!
大阪が誇る大天才ALTZと、こだわりの名レーベルEM RECORDS。こんな、いっけん異色な両者がコラヴォレーション!EM RECORDSが再発した70年代のアメリカの問題児ROLAND P. YOUNG が生み出した怪作「Isophonic Boogie Woogie」をALTZが再構築!千住くんのドラムやKENSEIさんもフィーチャリングして、全力で応えたALTZの力作。EM RECORDSも自信たっぷりに送り出す一枚です。ライブでも披露してましたがこれはちょっと凄いですよ! (サイトウ)
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『バンコクナイツ』のみが到達できたあの世界がサントラに圧縮されぶちまけられる。EDM〜トラップ/ヒップホップから60sロック、そして70sタイ音楽クラシックまで全28トラックをエディット無しの完全版で構成。Young-G(スティルイチミヤ)、DJ Kenseiらのトラック、山崎巌率いるバビロン・バンド、心動かされるあのルークトゥン名曲「田舎はいいね」のオリジナル・ヴァージョン、劇中で強烈な印象を与える得度式のクン・ナリンズ・エレクトリック・ピン・バンドの演奏、Tondo Tribeのラップ、アンカナーン・クンチャイ演じる占い師サイのモーラム、カラワンのスラチャイ演じるプーミサック亡霊の語り、豊田勇三、そしてエンディング「イサーン・ラム・プルーン」等々全て収録。エム・レコード初の ...もっと読むサントラ・リリースにもなる記念すべき作品です。装丁はMMM(スティルイチミヤ/スタジオ石)。
+全曲関係者による解説コメント付き
+対訳歌詞掲載
+通常ジュエルケース/ブックレット封入