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Tempo Sem Tempo

  • Cat No: HITP1103
  • 2019-12-21

Format

CD 2750 JPY

エルメート・パスコアルの門下生でもあり、イチベレ楽団のメンバー、ジョアナ・ケイロス。静かな凄み。

自身のクラリネットと歌声、自ら収集したフィールド・レコーディングの素材やアナログシンセの音色を多重録音して、螺旋的に円環的に展開された音が自然へと解き放たれる。初めてアルゼンチン音楽を聴いた時の衝撃に近い、音と音の間が魔となり迫ってくる感じ。静かな凄みと霊的なまでの本当の静けさ。ノーラ・サルモリアはピアノでしたが、こちらは管楽器クラリネットの音を頼り、ジョアナ・ケイロスという感性のもとに音が立ち上がっています。ノーラ以来の才能です。プライベートな空気感に惑わされずに耳を攲てると、きちんとブラジル音楽の進化も感じさせてくれる進行形のプロダクト。カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、ゼー・ミゲル・ヴィズニッキのカバーも収録。前作はVoodoohopのポドキャストでも使わせてもらいました。不思議なアンビエント、エクスペリメンタルとしても有効。 (Shhhhh)

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